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スクールカーストの最下層

小学校のころの私、いまでいうスクールカーストの最下層。

勉強も運動もできず、病弱で気が弱く行動は変わっている、、、

それでも3年生までは図工だけは好きでした。図工も4年生からはなにもよい思い出がありませんが。音楽の才能だけはジャイアン並みでしたが、あとは勉強も運動もできないのび太くん状態。

忘れ物をしたり、態度が悪いとかいわれて先生には毎日どなられたり殴られたりしていました。

先生が言っていることがわからず、黒板に書かれていることをノートにうつしても、後から見ても何がかいてあるのかわからない。

言語抽出能力が極端に低い私は学校の授業が苦手です。

教室では同級生にくさいとか汚いとかいわれたり、先生が中心になって吊るしあげられたりもしていました。

学校や帰り道ではしょっちゅう同級生たちにボコボコにされていました。

小学校の担任の先生に「お前にはなに一つ取り柄がない」とか言われてましたね。

なので、いまさら大人になってあなたはなにかがすごいとか褒められても、小学校の経験からデフォルトで自分は何も上手にはできないとおもっているので、正直なところまったくピンとこないんです。

おもうのは結果がどうだとか、上手にできるかどうかとかじゃなくて、やりたいと思うことはやったらいいじゃないかということです。

「うまくやらないといけない」「成功しないといけない」というプレッシャーから無縁だったのはよかったかもしれません。

学校でやっと自分の存在が認められて一人の人間として扱ってもらえるんだなあと思ったのは、ようやくイギリスの大学院にいってからでした。

誰かを見返してやりたいとかいうこともなく、ただ平和に暮らせたらいいなと思うので、個人として尊重してもらて、ありのままの自分で平穏でいられることにしあわせを感じるのでした。

日本の教育が良い、というネットで流れてきた情報をみて、私にはあわなかったなぁと思ってこんなことを書いてみました。

アメリカのスクールカーストは日本どころかもっとひどいそうですね。ときどきアメリカの学校で銃を乱射する事件のニュースがながれてきますが、銃社会の問題、ということの前に、スクールカーストの問題の根源を考えてみないといけないと思います。