見出し画像

闘病記06 抗がん剤治療を続けているものの悪化する数値

12/5に3回目の抗がん剤治療をしてから2週間経ち、12/19にまた血液検査をしました。
結果は、ほぼ横ばい。特に良くなることもありませんでしたが、状態を保てているとも言えます。

しかし、それから1週間後、12/26に4回目の抗がん剤治療をする前に血液検査をしたところ、少し数値が悪くなっていました。

白血球が少なすぎると抗がん剤を投与できないのですが、そちらは問題なし。
ただ、肝酵素の値が上がっています。胆嚢の数値は変わりなく、黄疸も全く出ていません。おしっこの色も濃くはなっておらず、見た目には変わらず元気です。食欲もありますし、ハゲも瘡蓋のようになって治ってきている感じがしています。

でも、数値の悪化は心配です。
治療中も抵抗が強くて獣医さんが困っちゃったり、落ち着くまでカラーを外せないくらい元気なのですが。

そして、年が明けて、4回目の抗がん剤から2週間たち、また血液検査をしました。

肝酵素の数値は、片方は下がりましたが、もう片方はまた悪化しています。そして、今回は胆嚢や黄疸の数値も悪化していました。

マヒナは、1回目だけニムスチンと一緒にLアスパラギナーゼを使いましたが、その後の2回目から4回目まではニムスチンだけを投与してきました。状態を保てないということは、ニムスチンの効果が薄くなってしまっているのかもしれません。
ニムスチンは副作用が少なく、効果も3週間持つため、非常に使いやすい抗がん剤とのことです。しかし、単独で使っていると、効果が低減していくこともあるようです。
また、元々ニムスチンは5回で1クールとして、その後は状態を保てている間は治療の間隔を開けるものでした。しかし、この数値では休むわけにもいかなそうです。

そこで、マヒナもCHOPなどの複数の抗がん剤を使う治療法を検討する必要が出てきました。毎週のように違う薬を使わなければなりませんし、副作用があるものもあります。ただ、経過を見ながら効果のある薬を探すことができるのが良い点です。

とはいえ、まずは悪化してしまったものを抑えたいので、5回目の抗がん剤治療では今まで通りのニムスチンに加えて、Lアスパラギナーゼを使うこととしました。効果の期待できる薬なので、初回のように数値が改善させたいためです。
もちろん、その効果も一時的なものかもしれません。そのため、次の治療方法を考える必要があります。ニムスチンで良いのか、CHOPへ移行すべきなのか、もしくは別の方法があるのか。
ともあれ、まずは5回目のニムスチンです。

ここから先は

0字

内容は無料版・有料版ほぼ同じです。もしサポートいただける場合、有料版をお選びください。一部個人情報やプライベートな内容、治療代の詳細などを…

よろしければサポートをお願いします。いただいたサポートはマヒナのお薬代に使わせていただきます。