視点を探してみる練習
頭痛ーるで気圧が急降下する超警戒予報を見て、明日の仕事始めが不安になってきたので、仕事のことを考えるのから一旦離れたくて書いています。
自分が好きなことをしたり、楽しむことに罪悪感を覚えてしまうのが長い間続いていたせいもあるかもしれませんが、私は不安なことなど、総じてネガティブなことにフォーカスしやすく、すぐに引き出せる記憶に残ったものも、あまりおもしろくないものが多いような気がします。
それで、悲観的な視点を変えるというか、今の自分の視点は残しつつ、新しい視点を増やす練習をしています。クソ真面目にやらなければならない!とかじゃなく、気がついた時に気が向いたらやろうかな~、できたらいいな~くらいの練習です。
私はとにかく家から出たくないので、ふらっと散歩するとか、人が集まる場所に行くとかがものすごく高難度です。
そういう惰弱すぎる自分が、視点を探してみる練習のうちのひとつとしてやり始めたのが、好きなゲーム内のフォトモード機能を使って、スクリーンショットを撮ることでした。半年ほど前から撮影しているのですが、自分でも驚くくらい夢中になってしまったのです。
フォトモードを使うと、ゲームの世界の被写体を上から、下から、横から、斜めから、寄ったり、離れたり、もうぐるりと(機能の許す範囲だけど)自由な視点でその瞬間を切りとることができます。
ソロゲーマーの私は、ゲームの主人公としてクリアを目指す視点が基本であり、それが全てでもあったので、楽しみ方の幅が一気に広がりました。
なんか話が逸れちゃったけど、あるひとつの場面を主観だけじゃなくて、いろいろな角度から俯瞰したりする…ってコト!?と私は実感することができて、ようやく視点を増やすとか視野を広げるのがどういうことかを理解したのです。
ゲームの世界で撮影した写真は、あとから見返していいなと思ったもの(私はカメラや写真について全くの無知なので自分の「なんとなく」基準)を選び、そうでもないなと思ったものは削除しています。
あとから見返して選ぶという部分も含めたこの一連の流れは、私にとってとても大事で、それは実生活で起きた出来事をどういう視点で捉え、その中の何を記憶として留めておくか、自分自身が選んで決められるのだと繰り返し練習することにもつながっているように思えるのです。
そう思えるのですが……この年末年始は自分でゲームをプレイしたり、フォトモードで撮影したりはほとんどせず、夫が「ドラえもんのどら焼き屋さん物語」を遊んでいるのをとなりで眺めるのがひたすらおもしろかったです。