好きすぎて、書けない。ワンダンス5
やっと投稿しました。篤姫です。今回は、私が中学生の頃から抱えてきた「リズムに乗るのが恥ずかしい」を乗り越える話の続き書きます。
中学一年生の当時、子ども手当を使って、川崎にあるダンススクールに通っていました。
ガールズ寄りのジャズヒップホップクラスに入会し、2回目のレッスンで音楽にのって自由にウォーキングするという練習がありました。
レディガガのBad Romanceが流れ、
前の列の子達はズンズン進んでいって、いよいよ自分の番。
みんな似たような動きだから、私は頭の高さ変えてみよう。
曲中盤、みんなアップテンポで歩く中、一歩をダウンで踏み出しました。
「あれ、私だけ変じゃない?」
およよ、と思いながら列に並び直し、最後列で聞いた先生のアドバイスは、
「曲をちゃんと聞いて、それにあった歩き方をして。特にここはダウンでは取らないから。」
♪ちゃちゃらら〜(私が歩いたところの音楽をリプレイ)
え!私間違えたの?!どうしよう、めっちゃ恥ずかしい!!!
・そもそもステップの引き出しもなかった
・曲に合わせるという発想がなかった
・人と同じことはしたくなかった
の三拍子が揃って、ちぐはぐにやっちゃってたので、違和感になったのかもしれません。
特に「曲に合わせるという発想がなかった」というのが、自分は才能ないのかと思い、すごく自信を無くして、自分の感性で踊ることが非常に恥ずかしいと思うようになりました。
今冷静に考えると、「曲に合わせるという発想」は先天的というより、色々な舞台とかダンスを見て後天的に十分身につくものだと思います。
先天的な感性といっても、ゆっくりな音は優しい、穏やかなイメージ、速い音は元気で激しいイメージ、ぐらいの感じで自信を持っていいんだよ〜と昔の私に言ってあげたい…
しかしぽっきり心が折れて、曲に合わせて踊るという「作業」に苦手意識を持っていました。
今もちょっと難しいと思うこともありますが、むしろその作業が楽しいと思うようになっています。
ここで気づきましたが、曲に合わせて踊るというのも2種類ありますね。
①拍を聞いてそれにあったステップを踏む(ワン・エン・ツー…)
②音の雰囲気を聞いてそれにあった表情、動きの流れを出す(キレとかタメとか、笑顔、無表情、悲しい顔とか)
私の場合、①の方は小学生の時からのリズムトレーニング(?)でできていたけど、②の方を中学生の時の私に気付かされた、という感じでしょうか。
しかし、自信失って①も②もできてないと思ってしまって「曲が聞けなくなってしまった」。
思い出せば、小五で人生初めて通ったスクールはヒップホップ(オールドスタイル)で一人の先生から&YouTubeはなかったので、インプットがそもそも少なすぎた。
①に関しては、未だにできないなーと思います。どこの音でカウントをとってるのか分からなくなってこの状態を「迷子になる」と心の中で呼んでいます。
これは先生によって音の拾い方は違って、攻略は難しい。
これに関しては「方向音痴だ…」と悩むより、むしろ「その音の取り方おもしろい!」と思って吸収していく方が良いかも?
次は宇千君のムーブを切り口に、「曲に合わせつつ個性も出す方法」を考えていきます!
(続く)