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きみ、アルバイトをする暇があるなら小説を書きたまえ!12

タイトル:
「人気小説家の伊集院摩耶先生はオヤジごろしのロリフェイスだが誰にも知られちゃいけない秘密がある!」

……タイトル長くなった(^_^;)


夢破れた50歳

夢は小説家になること!
だから定職にはつかず自分の時間を優先した。一生懸命アルバイトをやった。コンビニの店員もやった。ガードマンもやった。清掃員も引っ越し手伝いも倉庫のピッキングも頑張った。僅かにもらえる給料で食いつなぎながら小説を書き続けた。
ありとあらゆる新人賞に送り、そのたびに「受賞したら……」と夢想した。
それが楽しかった。
楽しかったんだッ!

けれど刻の流れは無情だ。
気づけば、引き返すことの出来ない年齢になっていた。

「この賞でデビューするぞッ!」
1年がかりで書き上げた最高傑作を送った……一次選考すら通過しなかった。

終わった。
僕の楽しかった人生は終わった……ハズ、だった。


アーッ、思い出した!

ある日、彼方へと仕舞い込んだ記憶が蘇った。
「前世?……いや、違う。これは平行世界に実在した自分だ!」

つづく(-_-)物語になっちまってるよん

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