【温泉とサウナ】熱海・オーシャンスパFuua
(前回まで)
ロープウェイに乗って熱海の景色を満喫したあとは、
今回のメインである温泉へ。
1. オーシャンスパFuuaについて
オーシャンスパFuuaは熱海後楽園ホテル新館・AQUA SQUARE内の
日帰り入浴施設です。
日帰り入浴施設ですが、基本料金が大人一人平日は3,080円、
土休日は3,410円と割高です。
熱海後楽園ホテルタワー館に宿泊の方は割引料金で利用可能で、
新館AQUA SQUAREに宿泊の方は無料の利用券が1枚ついてくるので、
宿泊と併せて利用するのが良いかと思います。
アクセスについては、熱海駅から無料送迎バスが出ています。
2. まずは入館
熱海後楽園ホテルに宿泊で本施設を利用の方は、
まずはチェックインを済ませます。
本館のチェックインは14:00から、新館のチェックインは15:00からですが、
オーシャンスパFuuaをご利用の方はその前の時間からでも手続きが可能です。
(客室にはチェックイン時間からでないと入れませんが。)
3. アタミリビング
早速入浴、でもよかったのですが、
入浴前に記事を1本あげておきたかったので
こちらで作業を。
海を目の前にしながら寛ぐことができます。
更にカフェも併設されているので、
好きな飲み物や食べ物を買って、
それらを味わいながら過ごすこともできます。
今回まだ時間が早いということでロープウェイで時間をつぶしましたが、
ここで過ごすのもありだったかもしれません。
やろうと思えば、ここで1日過ごすことができるでしょう。
以上のリラックススペースやカフェ以外にも、
アタミリビング内には岩盤浴とロウリュウキャンプも併設されています。
4. いざ入浴
4.1 全体的な雰囲気など
日曜日のお昼過ぎ、もっと人が多いかと思いましたが、
意外と空いていました。
逆にこの時間だから空いていて、夕方近くになると
もう少し増えるのかな?
客層は中高年の1人の方が多く、
その中にぽつぽつと学生~20代くらいのグループがちらほら。
若いグループがいるとうるさくなりがちですが、
価格帯もあってみんな比較的上品なのか、
あまり騒がしくなかったです。
なので、静かに入浴を楽しむことができました。
本施設の泉質はカルシウム・ナトリウム塩化物泉。
無色透明で、なめると塩水のような味がしました。
そして、水温はぬるめな感じで
暑めが好きな方には物足りないかもしれませんが、
我慢せずに長時間お湯に漬かることができました。
4.2 露天立ち湯
本施設の目玉はなんといってもこれ!
全長25m、深さ約110cm。
写真のとおり、浴槽と海面の境が同化しており、
海のなかに漬かっている気分になります。
立ち湯ですが、端には腰を掛けることができる段差もあります。
海に入ったような気持ちで
太平洋の海原を何も考えずに眺めながら時間を過ごす。
この感覚はここでしか味わうことができないでしょう。
4月に異動してきて慌ただしく、
その流れで半年過ぎてしまい疲れ気味でしたが、
ここでその流れを断ち切り、半年分の疲れを癒せたように思います。
4.3 展望サウナ
このサウナはサウナーにとって賛否両論かと思います。
入口の表示によると、室温45℃、湿度60%。
実際に中に入ってみると、とにかくぬるい。
自分が今まで入ったサウナの中で一番ぬるいと思います。
入った時の最初の印象は、これはサウナじゃない、採暖室ではないかと。
しかし、3,4分中にいると、汗が大量に噴き出してきます。
これは湿度か高いからなのか。
また、サウナの外に出ると、一応は外が涼しく感じます。
こんなぬるいサウナでもとりあえずは身体がきちんと温まるのかと。
なお、熱いサウナを味わいたい方は、先に紹介したアタミリビング内の
ロウリュウキャンプで高温の熱波を味わうことができます。
しかし、私は高温で汗を流した後はすぐに水風呂に漬かりたいもので…
4.4 冷水泉
こちらは普通の水風呂で、浸かっていて苦にならない程度の水質でした。
水をなめてみましたが、温泉ではなく、普通の水でした。
4.5 ととのい場所
浴室内に椅子が3つ、露天コーナーに長ベンチが1台。
普段のととのいは、頭に強くキーンとくる感じですが、
今回のととのいはやさしくじんわりとくる感じでした。
どんな形であれ、きちんとととのいを味わうことができれば、
それで良し。
4.6 水素泉
こちらは天然温泉に水素を注入したお湯とのことです。
温泉なので、なめると塩味がしました。
水素により、お湯が白く濁っていました。
水素には保温効果があるそうですが、
その効用は私にはわかりませんでした。
とにかく、水素風呂は珍しいように感じるので、
とりあえずは珍しいお風呂にはいれて良かったということにします。
この施設の温泉の温度とサウナの室温は低めで、
低刺激でリラックスできる仕様のように感じました。
高温を欲する方は、後の記事で紹介する
熱海後楽園ホテルタワー館の大浴場のほうをおすすめします。
(次回へ続く)