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秋が来た

9月、10月。
忙しいです。

8月中旬、お盆が終わってからだんだんと少しずつ京都が涼しくなってきた。
真夏は本当に危険な暑さでお客さんのご来店が少なく、来店されても、外に出て大丈夫!?来てくれて嬉しいけど!?と、こちらも戸惑ってしまうくらいだった。
熱中症警戒アラートを毎日呪った。

だが、9月に入り、さらに10月。
まだまだ残暑は厳しいし日差しは強いけど空気が驚くほど涼しく、歩いていても命の危機を感じない心地よい気候となった。

これを機にお客さんのご来店がとても増えるようになった。
夏の間は見かけなかったお客さんもそれはそれはたくさん来てくださって、あぁ見放されたわけではなかったんや、暑かったからお見かけしないだけやったんやと何度もホッとした。

そしてブログを更新する時間がなくなった(笑)
今までは営業中の暇な時間を使ってせっせとブログを書き綴っていたのだが、最近はお客さんとのお喋りと提供と仕込みに追われてスマホを触ってブログ記事を書く時間がない。
家に帰ったら私はあまり仕事のことを考えないタイプなのでブログには一切触れない。
…ということで、更新が滞っていました。
これからも滞るでしょう。
嬉しいことです。


久しぶりに来てくださったとあるお客さんに「私たち覚えてるよ!」という意味を込めて、お久しぶりですねと声をかけようかなと悩んだことがあった。
いやいや、でもそんなにそのお客さんとは近しい関係じゃないし馴れ馴れしすぎる、やめよう、と1人で思って何も声をかけずに終わった。

お客さんが帰られてから夫に、久しぶりですって言おうか悩んじゃったよ〜と言うと「お久しぶりですって声かけに返ってくる返事ってやっぱり『すいません、なかなか来れなくて』やない?お客さんを謝らせてしまうことになるから俺は言わんようにしてる」と言う。

うわ、たしかにそうだと思ってお客さんに言わなかったことに安堵した。
自分が逆の立場だったら絶対「すいません〜」って言っちゃうだろうな!と思った。

とか言いつつ、お客さん何人かに「お久しぶりです〜!」と声をかけてしまった気もするけど。


そういえば、秋とは全然関係ない話になるけど、あ、この方は初めてじゃないな!?と思ったお客さんに「前も来てくださいましたか?」と聞いてみたら「はい!4回目です!」とか「間借りの時も寄せてもらいました」とおっしゃるお客さんが本当に多くて自分たちに呆れる。
もう何回もある。

そんなに何回も来てるのに自分たち忘れてる!?と驚く。
特に間借りに来てくださったお客さんはもれなくみなさんかなり長い時間話をしていると思う。
なので印象に必ず残っているはずである。
それなのに忘れている。

お客さんの顔や名前、話した会話の内容などを覚えることは夫も私もかなり得意な方で前職ではそのスキルを活かしまくっていたのだが、実店舗では全く発揮されなくてまじかよ!?と度々絶望する。

しかもどちらか1人だけじゃなく、2人とも忘れていることが多い。
お客さんには本当に申し訳なく思います。

ちなみに、しっかり覚えていることもあります。
夫が忘れていても私が覚えていたり、逆も然り。

夫が「さっきのお客さんもう3,4回来てくれてるな〜」とか呟くのに、うそやろ!?初めて会ったよ!?と私が言うことは少なくない。
また、逆も然り。

なぜでしょう。
あぁ、悲しいな…と思うがそんなことはおいといて、まぁそれほどリピーター様が多いということです。
ありがたや。
結果言うと、みなさまにいつも利用していただき幸せです。
(自分たちを肯定して〆る)


◇◇◇◇◇

*ネクタイコーヒー
京都府京都市下京区櫛笥通丹波口下る裏方町177-5


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