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毎日note#151 大人の気配に敏感になりすぎてオタ卒手前
本日の朝に推しアイドルグループ(推し始めた時はアイドルじゃなかったのになぁ)のヴォーカルくんがソロデビューするとプレスがあった。
おめでと………………う?
やった……ね………??
という感情になるのが正解なのか少し迷った。
以前からソロデビューしたいと言っていたなら間違いなくおめでとうなんだけど、そんな印象もあまり無い。
ある程度の実力や人気などなにかしらのパワーが無ければソロデビューできないことは間違いないだろうから、
喜ばしいことには変わりないということで、とりあえずおめでとう、という感情に落ち着けることにした。
ただ、これは本人が望んで叶えたことなんだろうか?
なんか、グループ脱退者も相次いでるし大人たちがなんとなく始めたプロジェクトじゃないの? と疑ってしまう。
オタクすぐに根拠のない深読みをする。素直に喜んでおけば良いのに。
こんなことを何度も思いながらも数年間オタクとして生きてきたが、それをわかりやすく語ってくださってる記事を先日みつけた。
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落合陽一×小山拓也(バンド『ヤバイTシャツ屋さん』ギター&ボーカル、映像作家)「みんな“大人の臭い”に敏感になっている」
https://wpb.shueisha.co.jp/news/technology/2018/02/04/99019/
小山 僕が思ってるのは、なんか“大人の臭い”がするものに対して、見てる人が敏感になってるのかなって。音楽にしろ映像にしろ。
アイドルとか特にそうなんですが、「あ、これ大人がやらせてるな」とか、「大人が金出してるな」とか、なんか“自由にできてない感じ”を感じ取るのがすごい上手になってしまってるような気がしていて。〜略〜みんなすごく純粋なものを求めてんやろなと思います。 落合 確かにね。作りものじゃないものを求めてる感じはありますね。
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そうかわたしがもやもやを抱えてしまうのはトレンドだったらしい。
めちゃくちゃ感じ取ってしまうし、なんなら揚げ足を取るかのように感じ取るヒントをさぐってしまうところもある。
こうやって実力者のお二方ならば気づいて、それを超える作品を届けてくれるわけだけど。
なかなかそこまでやりきるアイドルもバンドも居ないし、食っていくためには泣く泣く大人のシナリオ通りにならざるを得ない人たちもいるわけで。
推しや好きなものはできるだけ失いたくないのだけれど、自由や純粋なパフォーマンスをいつでも求めてしまう。
これではどんどん好きなものが見つけにくく、またはハマりかけてもすぐに感づいて冷めてしまう気がする。
どうしたものか…………。
本当に自由にやりたいようにやっているコンテンツを探すか、
めちゃくちゃうまく大人のにおいを隠しているコンテンツを探すか。
もやもやの原因はわかった、
アイドルに夢や希望とか求めてる年齢じゃないしな〜そりゃあ彼女も彼氏も居るだろうよ〜なんて何も求めてないふりをしながら、純粋さを求めていたわけだ。
うまくエンタメと付き合っていきたいものだ、、、