国際社会経済研究所(IISE)

国際社会経済研究所(IISE)は、世界の知の集積で未来の社会価値創りを牽引する、NEC…

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国際社会経済研究所(IISE)は、世界の知の集積で未来の社会価値創りを牽引する、NECグループの独立シンクタンクです。

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ソートリーダーシップの今が分かる!知っておきたい情報をカテゴリ別にご紹介

2024年春から国際社会経済研究所(IISE)の公式noteにて新たに始まった「ソートリーダーシップHub(TL Hub)」。ここでは「ソートリーダーシップ(Thought Leadership)」、およびソートリーダーシップ戦略における有用な情報を、様々な観点からみなさんに触れていただけるよう、シンクタンクであるIISEが発信をしています。ぜひお読みください。 「ソートリーダーシップ戦略論」藤沢久美「経営戦略」の視点から「ソートリーダーシップ」の価値や意義について解説する

    • ポルトガル訪問レポート 前編「ICTで変わる農業の現場」〜ネイチャーポジティブに向けたICTの可能性〜

      IISEでは環境ソートリーダーシップ活動の一環として、ネイチャーポジティブに向けたICTの可能性を本シリーズで考えていきます。 私たちの食卓に欠かせないトマトソースやトマトケチャップ。そうしたトマト加工品の原料となる加工用トマトは、世界の様々な場所で栽培されています。加工用トマトは生食用とは異なり、ハウス栽培ではなく大規模な露地栽培で作られているため、気象条件に大きな影響を受けます。栽培の現場では今、水不足や豪雨といった気候の変化に対応しながらも、環境負荷を低減し、同時に生

      • マイナンバーカードの本人確認が不正転売防止に寄与、デジタル技術が“健全な場”を提供する 〜デジタル庁 国民向けサービスグループ、鳥山高典氏に聞く〜

        個人のデータを個人がコントロールする非中央集権型のweb3。ソートリーダーシップ(Thought Leadership)活動を推進するIISEでは、web3がもたらす新たな可能性について、各専門家へのインタビューを通じて多角的に考察しています。第4弾はデジタル庁 国民向けサービスグループで参事官補佐を務める鳥山高典氏が登場。鳥山氏はマイナンバーカードの利活用を推進する立場で、2024年春には東京ガールズコレクションにおけるチケット不正転売の実証実験にも携わったキーパーソンです

        • 責任感とビジョン。十人十色のソートリーダーに、2つの共通項 ~社会起業家支援に奔走、taliki代表取締役CEOの中村多伽氏に聞く~

          革新的な考えを世の中に提示し、「共感」によりステークホルダーを共創へ誘引することで、新しい顧客や市場を創造するマーケティング手法「ソートリーダーシップ(Thought Leadership)」。その重要性を多角的に考察するために、各専門家にインタビューする第八弾。今回は京都を拠点に置き、社会起業家の育成・支援を中心に、自治体や企業と協業しながら社会課題解決を推進しているtaliki 代表取締役CEOの中村多伽氏が登場。ソーシャルビジネスのマインドセットと「ソートリーダーシップ

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        • ポルトガル訪問レポート 前編「ICTで変わる農業の現場」〜ネイチャーポジティブに向けたICTの可能性〜

        • マイナンバーカードの本人確認が不正転売防止に寄与、デジタル技術が“健全な場”を提供する 〜デジタル庁 国民向けサービスグループ、鳥山高典氏に聞く〜

        • 責任感とビジョン。十人十色のソートリーダーに、2つの共通項 ~社会起業家支援に奔走、taliki代表取締役CEOの中村多伽氏に聞く~

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          課題を乗り越える、ファッションの民主化へ。ソートで仲間が集まり、業界に革新を起こすまで ~対談・社会起業家 花沢菊香氏×IISE 藤沢理事長

          自社の考え(ソート)を社会に広く発信し、共感する仲間を集めて実現を目指す「ソートリーダーシップ(Thought Leadership)活動」。これを体現している企業の経営層やキーパーソンの方々との対談を通じて、「ソートリーダーシップ活動」のヒントを探っています。   第6回のお相手は、世界的ファッションブランドVPLのCEOを務め、現在は社会起業家として活動される花沢菊香氏。VPLでは経営者としてファッションビジネスに新風を吹き込んできました。さらに共同創業者を務める「Yab

          課題を乗り越える、ファッションの民主化へ。ソートで仲間が集まり、業界に革新を起こすまで ~対談・社会起業家 花沢菊香氏×IISE 藤沢理事長

          【11月14日ウェビナー開催】生物多様性COP16速報 -ネイチャーポジティブとビジネスの未来-

          国際社会経済研究所(IISE)では、様々なセクターの皆様と共に知見を共有し、未来の共創に向けたつながりを創出する場として、また、環境ソートリーダーシップ活動の一環として、ネイチャーポジティブ経済に向けたICTの可能性について探索するウェビナーシリーズ「IISE Webinar(ウェビナー)」を実施しています。  第3回となる今回は、10月21日から11月1日にかけてコロンビアで行われる生物多様性条約第16回締約国会議(COP16)について、実際に出張で現場を体験したNEC/

          【11月14日ウェビナー開催】生物多様性COP16速報 -ネイチャーポジティブとビジネスの未来-

          カリスマ的創業者からソートを受け継ぎ、組織型のソートリーダーシップ確立に挑む ~対談・ポピンズ 轟代表取締役社長グループCEO×IISE 藤沢理事長

          自社の考え(ソート)を社会に広く発信し、共感する仲間を集めて実現を目指す「ソートリーダーシップ(Thought Leadership)活動」。これを体現している企業の経営層やキーパーソンの方々との対談を通じて、「ソートリーダーシップ活動」のヒントを探っています。 第5回のお相手は、ポピンズ代表取締役社長グループCEOの轟麻衣子氏。女性を中心に、働く人のワークライフバランスを支える保育や介護のサービスを充実させ、人材育成に取り組み、大きな成果を上げています。創業者からソートを

          カリスマ的創業者からソートを受け継ぎ、組織型のソートリーダーシップ確立に挑む ~対談・ポピンズ 轟代表取締役社長グループCEO×IISE 藤沢理事長

          デジタルウォレットに関する普及促進活動(上):普及促進活動の概要

          デジタルウォレットは、ユーザ個人のデジタルIDや暗号資産を管理するためのアプリケーションで、国や地域を超えて様々な場所・人・用途に利用されることが期待されます。その時に重要になってくるのは相互運用性です。例えば、相互運用性がなければ、せっかく発行されたデジタルIDを有効活用できない状況になり得ます。そこで、デジタルウォレットの相互運用性の実現に向けて、様々な団体や組織で標準化や普及促進活動が行われています。 今回は、NECグローバルイノベーションビジネスユニット セキュアシス

          デジタルウォレットに関する普及促進活動(上):普及促進活動の概要

          IISE has published GX-VISION “Living in Harmony with the Earth to protect the Future” as part of its Environmental Thought Leadership activities

          The International Institute for Social and Economic Research (IISE) has published GX-VISION as part of its Environmental Thought Leadership activities. We are pleased to introduce the English version. In last year's GX-VISION, we presented

          IISE has published GX-VISION “Living in Harmony with the Earth to protect the Future” as part of its Environmental Thought Leadership activities

          ファンベースとソートリーダーシップの、一丁目一番地は同じ ~ファンベースカンパニー代表取締役社長、津田匡保氏に聞く~

          革新的な考えを世の中に提示し、「共感」によりステークホルダーを共創へ誘引することで、新しい顧客や市場を創造するマーケティング手法「ソートリーダーシップ(Thought Leadership)」。その重要性を多角的に考察するために、各専門家にインタビューする第七弾。今回は『ファンベースなひとたち』を佐藤尚之氏との共著で著され、様々な企業や地域への伴走を通して「ファンベース」を実践されているファンベースカンパニー 代表取締役社長/CEOの津田匡保氏に登場いただきました。「共感」を

          ファンベースとソートリーダーシップの、一丁目一番地は同じ ~ファンベースカンパニー代表取締役社長、津田匡保氏に聞く~

          ソートリーダーシップの実践事例【Vol.6】 宇宙開発ソートリーダー列伝~黎明編~

          ビジネスの世界では古今東西、様々な創造的取り組みが為されてきました。後から振り返ると、「ソートリーダーシップ(Thought Leadership)」の教科書的な事例、ケーススタディといえるものも少なくありません。様々な事例をビジネスの潮流や市場の拡大などの実績から俯瞰的に見つめなおし、学ぶべきところを見つけ出していきます。 宇宙開発の開拓者たち=ソートリーダー古今東西、宇宙開発という事業は、次世代の若者に夢と希望を与えるとともに、事業実施に必要となる資金的人的リソースが莫

          ソートリーダーシップの実践事例【Vol.6】 宇宙開発ソートリーダー列伝~黎明編~

          【10月22日ウェビナー開催】持続可能な水と農業の未来 -Project Mizu 報告書から考えるイノベーションの機会-

          国際社会経済研究所(IISE)では、様々なセクターの皆様と共に知見を共有し、未来の共創に向けたつながりを創出する場として、また、環境ソートリーダーシップ活動の一環として、ネイチャーポジティブ経済に向けた ICT の可能性について探索するウェビナーシリーズ「IISE Webinar(ウェビナー)」を実施しています。 第2回となる今回は、水と農業のつながりをテーマに、スタンフォード大学サステナビリティ大学院の熊平智伸氏にお話を伺います。スタンフォード大学のProject Miz

          【10月22日ウェビナー開催】持続可能な水と農業の未来 -Project Mizu 報告書から考えるイノベーションの機会-

          月面コモンズが拓く人類の未来

          はじめに前号では、国際宇宙ステーションの運用がコモンズ成功の原則に合致し、国際協力のもと数10年にわたり平和に運用されていることや、宇宙食コモンズや水コモンズの宇宙飛行士との関わりについて見てきました。今回は、それらを参考にしつつ、月面コモンズの持続可能な利用について、その可能性を探っていきます。 月面産業の盛り上がり人類が再び月を目指す時代がやってきました。1969年のアポロ11号月面着陸から50年以上が経ち、米国主導のアルテミス計画などで再び人類が月面に戻ろうとしていま

          月面コモンズが拓く人類の未来

          【ウェビナー開催レポート】バリューチェーンを通じた自然資本に関わるリスクと機会を捉えるには-実践から見えた課題と期待-

           国際社会経済研究所(IISE)では、様々なセクターの皆様と共に知見を共有し、未来の共創に向けたつながりを創出する場として「IISE Webinar(ウェビナー)」を開始しました。 このほど、ネイチャーポジティブ経済に向けたICTの可能性について探索するウェビナーシリーズの第1回目として、「バリューチェーンを通じた自然資本に関わるリスクと機会を捉えるには -実践から見えた課題と期待-」を実施しましたので、その概要をお届けします。 1.「自然資本に注目が集まる背景と動向」につ

          【ウェビナー開催レポート】バリューチェーンを通じた自然資本に関わるリスクと機会を捉えるには-実践から見えた課題と期待-

          【後編】考え抜いて、デザインされた「問い」が、ソートリーダーシップにつながるまで 〜『問いのデザイン』著者の一人、京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之氏に聞く〜

          革新的な考えを世の中に提示し、共感によりステークホルダーを共創へ誘引することで、新しい顧客や市場を創造するマーケティング手法の1つ「ソートリーダーシップ(Thought Leadership)」。その重要性を多角的に考察するために、各専門家にインタビューする企画の第六弾として、京都大学 総合博物館 研究部情報発信系 准教授の塩瀬隆之氏が登場。良質な「問い」によってコミュニケーションをデザインする第一人者はソートリーダーシップをどのように捉えているのか。名著『問いのデザイン』で

          【後編】考え抜いて、デザインされた「問い」が、ソートリーダーシップにつながるまで 〜『問いのデザイン』著者の一人、京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之氏に聞く〜

          【前編】考え抜いて、デザインされた「問い」が、ソートリーダーシップにつながるまで 〜『問いのデザイン』著者の一人、京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之氏に聞く〜

          革新的な考えを世の中に提示し、共感によりステークホルダーを共創へ誘引することで、新しい顧客や市場を創造するマーケティング手法の1つ「ソートリーダーシップ(Thought Leadership)」。その重要性を多角的に考察するために、各専門家にインタビューする企画の第六弾として、京都大学 総合博物館 研究部情報発信系 准教授の塩瀬隆之氏が登場。良質な「問い」によってコミュニケーションをデザインする第一人者はソートリーダーシップをどのように捉えているのか。名著『問いのデザイン』で

          【前編】考え抜いて、デザインされた「問い」が、ソートリーダーシップにつながるまで 〜『問いのデザイン』著者の一人、京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之氏に聞く〜