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書籍紹介:脳波判読オープンキャンパス  誰でも学べる 7 STEP

【脳波難読オープンキャンパス】

・脳神経内科専門医を目指したい
・精神科、脳外科、小児科で脳波を読む必要がある
・脳波を正しく読めるようになりたい
・レポート作成できるようになりたい

脳波の基本からわかりやすく、実践的に、そんなコンセプトの本です



第I章   知っておきたい脳波のこと
1   脳波所見会に参加する前に
  1.てんかん分類・発作分類
  2.脳波は2つの電極間の引き算
  3.波形が「上向き」の時に考える脳波のパターン
  4.波形は「上向き」?,「下向き」?これが脳波のすべて
  5.脳波の電極の名前
  6.4つの電極で脳を四分割,スクリーニングする
  7.耳朶の活性化とは
2   脳波判読をはじめる前に
  1.脳波の判読   ─「波」に名前をつける作業─
  2.効率よく判読するための事前準備
  3.判読効率がよい脳波モンタージュ
  4.MPでなぜ波形は上向きか?
  5.BPもMPも原理は同じ


第II章   脳波レポートが出来るまでの7STEP
1   脳波判読STEP1   脳波の全体像を把握する
[A]   脳波ではそもそも何がわかるの?
  1.脳波でわかる3つのこと
  2.脳波判読レポート完成までの7 STEP
  3.脳波レポート:各項目の役割を理解する
  4.周波数でみる波の種類
[B]   脳波判読STEP1   脳波全体のプロフィールチェック
  1.脳波は最初にどこから読めばよい?
  2.DSA:時間と周波数でみる脳波



2   脳波判読STEP2   4つのルーチンチェック
[A]   ルーチンチェック1:背景活動(後頭部優位律動)
  1.脳波の4つのルーチンチェック
  2.PDRのチェックポイントは?
  3.正常なPDRのサンプル
  4.PDRを確認するモンタージュは?
  5.PDRの正常・異常の境界
  6.PDRの評価:組織化(organization)としての4段階判定
  7.組織化(organization)が不良なPDRのサンプル
  8.PDRの適正サンプルの探し方
[B]   ルーチンチェック2:覚醒時の全般性徐波
  1.覚醒時の背景活動に全般性徐波はあるか?
  2.成人脳波で,覚醒時での全般性徐波は異常と解釈できるか?
  3.びまん性脳症を判定(背景活動の解釈)
[C]   ルーチンチェック3:睡眠脳波
  1.睡眠脳波のチェック1:睡眠stage
  2.覚醒度の変化:覚醒から睡眠までの脳波サンプル
  3.睡眠脳波のチェック2:生理的な睡眠脳波の所見はあるか?
  4.睡眠脳波のチェック3:睡眠異常症の脳波所見
  5.睡眠脳波でspikeと間違えやすい所見
  6.睡眠中のベータ波の評価と解釈は?
[D]   ルーチンチェック4:賦活脳波
  1.賦活脳波(光刺激と過呼吸)
  2.光駆動反応(photic driving)の正常と異常
  3.閃光賦活で誘発される突発波


3   脳波判読STEP3   異常波形のスクリーニング(所見の拾い上げ)
[A]   波形のチェック(全般性と局所性の鑑別)
  1.判読時の適切な表示条件は?
  2.分布の評価:全般性 vs. 局所性
  3.分布と最大点のパターン
[B]   全般性の活動のチェック
  1.全般性の所見を拾い上げ(MPでのスクリーニング)
  2.全般性のspike: 3つのチェックポイント
[C]   局所性の活動のチェック(MP)
  1.MPの判読手順:耳朶の活性化を見落とさない
  2.耳朶の活性化:みるべきポイント
  3.耳朶の活性化:パターンで覚える
  4.耳朶の活性化:サンプル1
  5.耳朶の活性化:サンプル2
  6.徐波での耳朶の活性化
  7.筋電図で隠れた徐波
  8.BPでは見落としかねない耳朶の活性化
[D]   局所性の活動のチェック(BP)
  1.TLE-BP:側頭部spike検出1
  2.TLE-BP:側頭部spike検出2
  3.発作間欠期のてんかん性放電の所見の記載事項は?
[E]   spikeのトリセツ
  1.spike・sharp waveの形態:必要条件と特徴は?
  2.spikeのアトラス:焦点性のspikeの様々な波形
  3.spike判定のフローチャート
  4.鋭一過性波(sharp transients)とは
  5.STsのトリセツ
  6.STsのサンプル
  7.spikeの解釈:レポートの記載方法
  8.spike:形態での分類
  9.代表的な周期性放電のサンプル
  10.spike:同期性や潜時による分類
[F]   徐波(slow)のトリセツ
  1.異常な局所徐波: 4つのチェックポイント
  2.異常な局所徐波のトリセツ
  3.側頭部の局所徐波:側頭葉てんかんでのサンプル1
  4.徐波の所見の記載方法
  5.側頭部の局所徐波:側頭葉てんかんでのサンプル2
  6.てんかんと関連がある徐波(断片化したspike)



4   脳波判読STEP4~7   レポートのまとめ方
[A]   脳波判読STEP4   異常波形の再現性チェック
  1.各所見の再現性を確認する
[B]   脳波判読STEP5   所見のまとめ
  1.評価項目別の所見のまとめ方
[C]   脳波判読STEP6   総合判定
  1.総合判定は4段階評価で行う
  2.総合判定: 4つのチェックポイント
[D]   脳波判読STEP7   解釈と臨床へのフィードバック
  1.所見の解釈の決まりごと
  2.所見と解釈の記載例




5   最後の確認作業
[A]   アーチファクトの除外
  1.脳波 vs. アーチファクト:分布パターンで区分
  2.脳波 vs. アーチファクト:振幅の減衰で区別
  3.アーチファクトのパターン:一つの電極によるアーチファクト
  4.アーチファクトのパターン:広く分布しすぎている
  5.アーチファクトのパターン:一側の半球だけに分布
  6.アーチファクトのパターン:広く分布したspike様波形
  7.各アーチファクトの発生部位
[B]   正常亜型の除外
  1.正常亜型の種類
  2.徐波タイプの生理的な正常所見
  3.正常亜型のサンプル


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