脳神経内科ローテ前に押さえておきたい脳波のPOINT
脳波初学者用のスライド 初期研修医の先生が、これから病棟研修をする際に脳波をオーダーすることはあると思います。 特に、脳神経内科でローテする時は必ず脳波をオーダーすると思います。 今回は、初めて脳波を読んでみる前にシンプルに押さえておきたいPOINTをまとめたスライドを作りました。 スライドはANTAA slideというサイトに投稿しています。 ANTAA slideはこちら
まず知っておきたいことは3つ
・Hz(ヘルツ)とは1秒間に繰り返される波の数の単位
・10Hzが背景活動の正常値
・どれだけ連続で持続するかで表現が異なる
次に知っておきたいことはspike
spikeは3つのポイントがあります↓
spikeと間違えやすいものは大きく分けると3つ
・睡眠脳波をspikeと勘違い
・筋電図などのアーチファクト
・生理的な波形が偶発的に尖っている
基本の基本から解説しました。主に総論ですが、病棟研修の参考になると思います。
Antaaに投稿したスライドではもう少し詳しく紹介しています。
例えば、周波数のことや 律動性のことなど、基本的なことを概説しています spikeのことももちろん解説しました spikeとsharp transientの鑑別についても 脳波を教えてもらったことがない方を対象に作成したスライドになります
・これから初めて脳波を判読する方へ、必要最小限のエッセンスをまとめました
・このコンテンツだけで脳波が読めるようになるわけではありませんが
・イントロとして、脳波の敷居が少しでも下がればと思います ぜひ参考にしてみてください。
救急脳波を学びたいなら
非専門医の先生が、とりあえず、最低限の脳波の知識を学びたい
意識障害のファーストタッチとしての脳波が少しでも読めたらいい
NCSEの評価ができるようになりたい
脳波判読を基本から学びたい
脳波判読の基本から応用まで
判読手順の基礎を知りたい
てんかんの診療をブラッシュアップしたい
脳波レポートを作成できるようになりたい