W.B.C

いやーほんと日本、やってくれましたね。
まじジャパン。侍JAPAN。あ、それ違うのか。
日本人である事を誇りに思うと思う。ほんとに。
ほんとーーーーーに、スポーツを愛していれば…

全世界の野球ファンの皆様には大変申し訳ないことなんですが、私はスポーツに疎い。
疎いというか、TVでチラ見する程度。日本中がWBCに熱狂してる間に、いそいそと作曲したりしてますもん。

だがしかしスポーツって観だすと楽しいし熱くなれる。それはわかっている。そして選手の皆様のこれまでの野球人生、あの大舞台に立つという事すら何千万分の1の確率でありそれはそれは壮絶な努力をしてきたんだと想像すると、いろんな物を乗り越えて沢山の人の思いと日本を背負って戦ってくれてありがとうございます。と本当に讃えたいと思う。
同時に私も元気や挑戦する勇気を貰ったしもっと作曲頑張らねばと思考をねばねばしているのです。

私ツッキーその昔まだスポーツ刈りがよく似合う小麦色した蝉取り少年だった頃、ライオンズのキャップを被り(ファンではないです青は好き)半袖短パン白ハイソックス少年でありまして、友達の誘いでスポ少いわゆる小学校の野球チームに入りました。
グランドを駆け回り外野フライを取り損ねたり内野ゴロを打ってアウトになったりピッチャーをリードし過ぎてタッチアウトになったりベンチで応援したり監督からの評価はそこそこ、いやまずまず、というかあんまり良くない。バッティング練習では永遠に見逃し三振で2個上のキャプテンからは「いーかげん早く打てやオラァ」とスパルタ指導をされておりました。

そんな厳しい練習でも、どんな時も仲間と共に励まし合い、時にぶつかり、褒め称え合い、野球って楽しいなとみんな分かち合っている時、私は


水が飲みてぇ


という事だけをただ一心に考えていたのです。
そう、私の時代はまだ、スポーツ中は水飲んじゃいけないという謎のど根性ルールが存在しており、どれだけ喉がカラカラでも水分補給はしてはいけなかったのです。

外野フライが取れなかった時、
"喉乾いた水飲みてぇ視界がかすむ"

内野ゴロ打った時、
"あー喉乾いた水飲みてぇ〜力入んねー"

バッティング見逃し三振した時、
"水飲みてぇ〜、球が見えんクラクラする"

ピッチャーリードし過ぎた時、
"水飲みて〜ファーストまでの距離わからん"

と水の事だけ考え、もはや水さえあればなんでも出来たのにとさんざんおあずけくらった練習後に蛇口から出る水を横腹が痛くなるまで狂った様に飲むという喜びだけを感じるドMな体質となってしまい、運動中は水を飲んではいけないという不条理なスポーツの世界がとても嫌いになりました。
それから数年後、熱中症がどーだのこーだの言い出し、やれ外出たら水分補給だの喉乾いてなくても水分補給だの、私が過ごした少年時代はなんだったんだと日本の教育を根底から疑い出したのもその頃からです。

いつだって人間は水分は1番大事。
あの頃水が飲めてたらスポーツ大好きになってたし外野フライも取れてたし左中間に強烈なヒット打ってたしボール球だけ見極めてたしベンチではもっとええ声で応援してたわいとやり場のない怒りを今日まで1日も忘れた事ありませんしその気持ちを今私はステージで歌ったりしてます。いやそれは歌ってないけど。
しかし、日の丸を背負った選手達が闘志を燃やし負けられない闘いに挑む様に、僕もまた目の前の皆んなの一瞬を、1日を、これからの人生を、労い称え幸せになれと闘志ではないが心を込めた歌と音楽で彩る為にいつでもステージに立っています。

もうすぐですね、23日(木)吉祥寺NEPOで待っています。水で乾杯しましょう。

グッズも出たのです!!

めちゃいい。
狂おしいほどに。
楽しみにしておいて下さいませ^_^
ではおやすみなさい💤😴💤

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