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人種差別撤廃に企業がリードして取り組む必要性

Appleが104億円をかけて、人種差別撤廃のプロジェクトを実行するという。名前はRacial Equity and Justice Initiative(REJI)プロジェクトの統括責任者はリサ ジャクソン副社長。

黒人を対象とした、教育機関をミシガン州デトロイトに立ち上げるとの事で、テクノロジー教育をメインに、VCを後ろ盾に起業を支援するという。

Appleによると、同アカデミーでは、毎年1,000人近くの学生がプログラミング、デザイン、マーケティングなどのスキルを学ぶことができるそうです。

とても素敵な外観で魅力的な環境だなと。ただ、企業が差別撤廃を目的として教育を実施することに少しばかり違和感を感じました。

差別撤廃のために黒人と有色人種を集めるという明言はわざわざしなくてもいいのでは?そもそも根本解決するのかな?

少しでも変わるのならまぁいいか…なんて思ったのですが、もしかするとBLMの影響で、個々の企業が差別へのスタンスを明言をするように社会から迫られているのではないか?と思いました。

大衆に受け入れられるブランドになるためには、差別撤廃します!○○億投資します!という宣言が今後は企業価値を上げていくのかもしれない、と思いました。

国会議事堂が暴徒で溢れ、民衆の力を持ったIT企業が大統領のアカウントを停止、弾劾裁判がおき、政治がかなり混乱している今、有名ブランド企業においては、以前に増して、こういった社会問題解決へのリーダーシップが期待されているのだと感じました。

人種差別撤廃など、こういった取り組みをPRする事が、これからも人々に選ばれ続けるブランドになる要素なのかもしれません。消費者が製品を選ぶ基準に公共性が重視される時代の流れが来そうな予感です。

自分も普段利用しているブランドが人種差別について、どういうスタンスなのか、少し調べてみようと思いました。

余談ですが、この間、サンドイッチマンと芦田愛菜ちゃんの博士ちゃん👨‍🎓という番組で、とても考えされられた発言があったのですが、骨の研究者が日本人の骨格の歴史と未来の話をしている時に、これからの未来は骨💀で人種を判断する事が難しい、すなわち、様々な人種ルーツの遺伝子を持った人が増えていく。

日本人に混血が増えていった時に、外見で日本人とは判断できなくなるので、日本人の文化や心、精神を受け継ぐ事が重要だと話していて、確かにそうだなと。
そして、名前を忘れたけど骨好きの博士ちゃんにもミライモンスターとして本当に尊敬します。久しぶりにいい番組でしたので、オススメです。

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