GLIM基準は栄養状態の評価に使うものではない
2024/01/29 更新
まえがき
今回は「正しい栄養評価」についてです
栄養スクリーニングやGLIM基準についても解説していきます。
こんな人たち向け
栄養アセスメントや栄養スクリーニングについて詳しくないけど、興味がある人・使っていきたい人
自分の栄養アセスメントの認識や知識に正直自信がない人
管理栄養士が栄養アセスメントをしてくれるまで待つのではなく、自分で対象者の栄養状態を評価して治療、診療、看護、リハビリ等に活かしていきたい!という人
「GLIM基準をなぜ栄養評価に使っちゃダメなの?」と思う人
こんな記事です
普段は低栄養や栄養評価の研究をしている急性期病院の管理栄養士が栄養アセスメントの重要性、アセスメントツール・スクリーニングツールの種類の紹介、実例を踏まえながらの解説、GLIM基準の徹底解剖などを余すことなく詰め込んだ1.5万字の記事です。
皆さんがご存知のSGAについても原論文(有料)を読んだ筆者が解説、明日から正しくSGAを実施できるようにしていきます。それだけでもこのnoteを購入する価値はあります。
この記事で分かること(目次)
栄養アセスメントとスクリーニングの違い
両者の重要性
両者のツールの種類と特徴
欧米諸国の評価指標
「GLIM基準」の注意点を含む解説
今回も製作費〇万円
ウン万円かかった前回の記事よりもお金がかかりました。
製作費の回収も難しく、状況改善しなさそうなら記事を書くのはお財布と相談しても今回で終わりになりそうです。(論文1本読ませてもらうためだけに4000~6000円かかるのはどうなんでしょうね。お金いくらあっても足りないです)
ちなみに「栄養アセスメントは管理栄養士がするもの」と筆者は考えていません。正しい知識・認識をもった人が栄養アセスメントをすべきだと考えています。
なので今回の記事も全職種と言わず全人類に読んでもらえたらと思いますし、栄養アセスメントやスクリーニングをする機会が多い管理栄養士こそ理解しておくべき内容だと思います。
では本文にいきましょう。
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