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Neat デバイス: バージョン 24.5.0 リリース ノート

注:Neat サポートページのオリジナル文書 を Google 翻訳を使って翻訳後に一部修正、追記しています。

最終更新日: 2024年10月14日

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1. はじめに

このドキュメントでは、Neat Bar、Neat Bar Gen 2、Neat Bar Pro、Neat Pad、Neat Board、Neat Board 50、Neat Frame、および Neat Center の 24.5.0 ソフトウェア リリースの新機能、改善点、バグ修正、および既知の問題について説明します。

2024 年 10 月 19 日土曜日に Neat 機器が稼働してネットワークに接続され、Neat 機器が自動更新を有効にした安定チャネルで構成されていれば、更新がダウンロードされ、デバイスは夜間にアップグレードされます。

Neat デバイスで「自動アップデート」を無効にして自動アップグレードをオプトアウトした場合、既存のソフトウェア リリースのままになり、アップグレードされないことに注意してください。24.5.0 リリースにアップグレードする場合は、「自動アップデート」を有効にしてください。Neat デバイスは最新のファームウェア リリースをダウンロードし、上記のようにStable チャネルをアップグレードします。自動更新は、Neat のシステム設定 (Neat Pad、Neat Board、または Neat Frame から) -> システム -> ソフトウェアアップデートに移動して、有効または無効にすることができます。 デバイスが適切に更新されるようにするには、更新がリリースされたときと夜間にデバイスの電源がオンになっていて、インターネットに接続されていることを確認してください。

注: 以前のリリースノートは、こちらでご覧いただけます:

https://support.neat.no/article/neat-devices-version-24-4-0-release-notes/
https://note.com/neat_iwagishi/n/n87dc2646d8f5
 (参考和訳)


2. 新機能

2024年10月19日土曜日(予定)
このアップグレードの Neat ファームウェア ビルドは次のとおりです。

  • Neat Pad firmware: NFA1.20240924.0507

  • Neat Bar firmware: NFB1.20240924.0005

  • Neat Board firmware: NFC1.20240924.0005

  • Neat Bar Pro firmware: NFD1.20240924.0007

  • Neat Bar Generation 2 firmware: NFE1.20240924.0005

  • Neat Frame firmware: NFF1.20240924.0007

  • Neat Board 50 firmware: NFH1.20240924.0005

  • Neat Center firmware: NFL1.20240924.0006

  • Neat Board Pro: NFK1.20240924.0005

  • Neat Pulse Agent: 0.13.28

組み込みの Zoom Room バージョンは次のとおりです。

  • Zoom Room Controller software version: 6.1.12(3035)

  • Zoom Room Appliance software version: 6.1.10 (5390)

Zoom の最新バージョンの詳細については、こちらをご覧ください。

組み込まれている Microsoft Teams のバージョンは次のとおりです:
Microsoft Teams Rooms デバイス (Neat Bar、Neat Bar Pro、Neat Bar Gen 2、Neat Board、Neat Board 50、およびコントローラーとしての Neat Pad):

  • Admin Agent (703): 1.0.0.202402202353.product

  • Company Portal (for MTR devices): 5.0.6152.0

  • Teams Rooms Devices (MTRA 2.3.1): 1449/1.0.96.2024091202

Microsoft Teams ディスプレイ (Neat Frame):

  • Admin Agent (703): 1.0.0.202402202353.product

  • Company Portal (for Displays and Panels): 5.0.6152.0

  • Display (Display U3A): 1449/1.0.95.2024062804

Microsoft Teams パネル (スケジューラーとしての Neat Pad):

  • Admin Agent (703): 1.0.0.202402202353.product

  • Company Portal (for Displays and Panels): 5.0.6152.0

  • Panels (Panels 3.2): 1449/1.0.97.2024081207

Microsoft Teams の最新バージョンの詳細については、こちらをご覧ください。


このリリースで導入された機能は次のとおりです。

  • Neat Pad とメインルーム間のダイナミックマイク選択 (ベータ機能)

  • Neat Center: ソフトウェア更新画面にCenterを追加

  • Neat Center: プロキシとカスタム NTP サーバー OOB構成

  • Web Admin 経由でプロキシを設定する機能

  • 静止画像のフレーミングを防止するフレーミング検出機能の強化

  • BYOD(個人所有デバイス持ち込み)コントローラーの UI 強化

  • ダイレクトゲスト参加通話の Chromium ログを有効にする機能
    Microsoft Teams Rooms と Microsoft Teams Panels でのカスタム背景のサポート 

  • その他の改善点


2.1 Neat Pad とメインルーム間のダイナミックマイクの選択 (ベータ機能)

前回の24.4 リリースでは、会議で Neat Pad のマイクを使用できる機能を導入しました。ただし、このモードでは Neat Pad のマイクしか使用できず、メイン デバイスの内蔵マイクはオフになります。
このリリースでは、Neat Pad マイクとメイン の Neat Barや Neat Boardなどのマイクを動的に選択できるようになりました。これにより、広い部屋や、Neat Pad がテーブルから離れた場所 (演台など) に置かれている部屋でも、音声範囲が広がります。
これは ベータ版の機能 であり、テストに関するフィードバックをお待ちしています。ご意見をお送りいただくには、Neat の担当者 (製品スペシャリスト、営業担当者など) にご連絡いただくか、support@neat.no までメールでご連絡ください。


2.1.1 Neat Padのマイクを有効にする方法

Neat Pad のシステム設定には、「Neat Pad マイクを使用する (ベータ版)」 という トグルがあります 。有効にすると、オーディオはNeat Padとメインルームの間で動的に選択されます。Neat Pad には 2 つのマイクがありますが、一度に使用されるのは 1 つだけであることに注意してください。


トグルを有効にするには、次の条件を満たす必要があることに注意してください: トグルは、Neat Padとメイン デバイスの両方がイーサネットを使用している場合にのみ有効にできます (WiFi はサポートされていません)。また、Neat Center がメイン デバイスとペアリングされている場合、Neat Padマイクはアクティブ化できません。

  • 機能が動作するには、メインルームデバイス (Neat Bar、Neat Bar Gen 2、Neat Bar Pro、Neat Board、Neat Board 50) と Neat Pad の両方が有線イーサネットに接続されている必要があります。Wi -Fi は現在サポートされていません。

  • Neat Pad を Neat Board または Neat Board 50 と併用する場合、Neat Pad はデバイスメニューから Neat OS レベル(Zoom または Teams レベルだけでなく)で Neat Boardとペアリングする必要があります。


2.1.2 Neat Pad のマイクに関する既知の問題:

  • 音声分離(または Zoom のノイズ抑制)が有効になっていない限り、キーボードのクリック音、紙の擦れる音、テーブルにカップを置く音など、テーブルの上またはテーブルの近くで発生するノイズが、遠端で大きく聞こえる場合があります。

  • Neat Pad の前に開いたラップトップがあるなど、口からNeat Pad のマイクまでの直接の経路を何かが遮っている場合、Neat Padのマイクからの音声がこもって聞こえることがあります。

  • トグルを有効にすると、マイクの初期化に約 1 ~ 2 分かかる場合があります。その時間内に通話を開始すると、Neat Pad のマイクが準備されるまで、メインデバイスのマイクが使用されます。これは、マイクを最初にセットアップするときのみであり、その後の通話では遅延は発生しません。


2.2 Neat Center: ソフトウェア更新画面にCenterを追加

このリリースでは、ペアリングされたデバイスのソフトウェア更新ページに Neat Center を追加しました。ユーザーは、インストールされているソフトウェアの現在のバージョンを確認し、利用可能な場合はソフトウェア更新を開始できるようになりました。
システム設定(Zoom)またはデバイス設定(MTR)からソフトウェアアップデートページに移動してください。Neat Centerがメインデバイスとペアリングされている限り、ここからソフトウェアバージョンを確認できます。



図2: ソフトウェア更新ページにNeat Centerとそのシリアル番号が表示されるようになりました


図3: 新しいソフトウェアが利用可能になると、メインルームのデバイスと一緒にNeat Centerに表示されます。


2.3 Neat Center: プロキシと NTP サーバー OOB中の構成

初期セットアップ中(OOB)またはペアリング前のデバイスに、Web 管理画面を介してプロキシと NTP サーバーを構成し、Neat Center の信頼ストアに証明書をアップロードできるようになりました。

これを行うには、ブラウザからペアリング前の状態のNeat Center のIP アドレス* (https://<ip_address>または mDNS の名前引きができるPCの場合は https://center_serial.local/ ) に移動し、次のユーザー名とパスワードを使用してログインする必要があります。

  • ユーザー名: oob

  • パスワード: <Neat_Center のシリアル番号>

以下のスクリーンショットに示すように、ステータスを表示したり、ログを取得したり、ルート証明書信頼リストに証明書をアップロードしたり、プロキシおよび NTP サーバーの設定を構成したりできます。

注意: 設定後にペアリングが完了すると、プロキシと NTP サーバーの設定がメインデバイスからNeat Centerに同期されます。ただし、ルート証明書や中間証明書は同期されないため、Neat Center に別途追加する必要があります。


図4: Neat CenterのOOB専用Webadmin


図 5: OOB のみの Webadmin では、証明書、プロキシ、NTP サーバーの構成が可能です (後者の 2 つのオプションについては、メイン デバイスから同期されます)


このリリースでは、この機能は Neat Center がペアリングされる前の最初のアウトオブボックス (OOB) フェーズでのみ使用できます。ペアリングされて OOB が完了すると、リモート アクセスは無効になります。OOB が完了したら、次の URL に移動して、Web 管理を使用して Neat Center からログをダウンロードすることのみが可能になります:
https://<ip_address_of_neat_center>または<center_serial>.local/downloadlogs

*重要な注意: Neat Center の Web 管理にログインするには、IP アドレスを知っている必要があります。ノート PC を Neat Center と同じサブネットに接続できる場合は、ノート PC の DNS サービス検出プロトコル (Windows Powershellでは Resolve-DnsName、macOS ターミナルでは dns-sd コマンド) を使用して、mdns 経由でサービスをアドバタイズしているデバイス (Neat センター、Neat Bar など) を検索することで、IP アドレスを見つけることができます。詳細な手順については、次の記事を参照してください: https://support.neat.no/article/checking-if-mdns-is-enabled-on-your-network/
https://note.com/neat_iwagishi/n/nc9dd479a9023
 (参考和訳)


2.4 Web管理経由でプロキシを設定する機能

このリリースまでは、プロキシ サーバーは、デバイスの内蔵キーパッドを使用して Neat Pad または Neat Board でのみ設定できました。このリリースでは、Web 管理経由でプロキシ サーバーを設定できる更新が提供されています。この機能は、すべての Neat デバイスで利用できるようになりました。

デバイスのシステムメニューからでリモートアクセスを有効にし、 Webadmin に移動すると、[ネットワーク] メニューからプロキシ サーバーを設定できます。


図6: プロキシ設定はデバイスのWebadminから利用できるようになりました


図7: PACファイルの保存先を入力する(自動)か、プロキシサーバーの詳細を手動で入力するかを選択できます。


2.5 静止画像のフレーミングを防止するフレーミング検出機能の強化

このリリースには、静止した写真や絵画がライブ参加者であるかのようにフレーミングされるのを防ぐ、フレーミング検出アルゴリズムの大幅なアップグレードが含まれています。

この機能は、長時間(約 1 時間)静止したままの顔画像を無視することによって機能します。


2.6 BYOD(個人所有デバイス持ち込み)コントローラのUI強化

このリリースでは、使いやすさを向上させるために、BYOD コントローラー UI にマイナーアップデートを加えました。



2.7 ダイレクトゲスト参加通話の Chromium ログを有効にする機能

このリリースでは、Chromium ブラウザをサポートする WebView の追加ログを有効にする機能を追加しました。これにより、Microsoft Teams と Zoom の間で Chromium ブラウザを使用して Direct Guest Join 通話が開始されたときに、Neat のバグレポートにいくつかの追加イベントが記録されるようになり、Neat チームが問題を分析してトラブルシューティングするのに役立ちます。
重要な注意: Neat テクニカル サポート チームからの具体的な指示がない限り、この設定を有効にしないことを強くお勧めします。詳細ログを長期間有効にしておくと、デバイスのパフォーマンスに影響する可能性があります。

WebView の追加ログを有効にする方法:

まず、Neat デバイスのリモート Web 管理を有効にします。手順については、こちらをご覧ください: https://support.neat.no/article/how-to-enable-remote-access-on-neat/ (参考和訳:https://note.com/neat_iwagishi/n/nc3c71aa4f23f

次に、コンピューターまたはラップトップを Neat デバイスと同じサブネットに接続します。

ブラウザで、

  • https://<IPアドレス>/_additional-options

  • https://<シリアル番号>.local/_additional-options (PCとデバイスが同じセグメントにある場合)

左側のメニューに 2 つのオプションがある新しいページが読み込まれます。Additional options -> Verbose Logging for WebView に移動します。
拡張ログは WebView の起動前に有効になっている場合にのみ機能するため、有効にする前に、Direct Guest Join 呼び出しを実行していないことを確認してください。
オプションを有効にした後、Neat テクニカル サポートの指示に従って問題を再現し、通話が完了したら必ずオプションを無効にしてください。無効にし忘れた場合、オプションは 1 時間後に自動的にオフになります。


図 9: 追加オプションにより、ユーザーは Webview の詳細なログを一時的に有効にすることができます (ダイレクトゲスト参加DGJ用)


2.8 Microsoft Teams Room と Microsoft Teams Panels でのカスタム背景のサポート

このリリースでは、Microsoft Teams Rooms および Teams Panels を実行している Neat デバイスのカスタム背景/壁紙のサポートが追加されました。この機能の詳細については、この録画をご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=8KPNn6JV8ms


2.9 その他の改善点

オーディオAGC

  • 大きな音が聞こえた後に通常の音量に戻る機能を改善するために、オーディオ自動ゲイン制御 (AGC) アルゴリズムに変更を加えました。

ビデオの改善

  • Neat Centerは、ペアリングされたメインデバイスのアンチバンディング設定に従うようになりました

  • サードパーティのオーディオデバイスのUSB名がZoom UIに表示されるようになりました

  • Neat Center、Neat Bar Generation 2、Neat Bar Pro、Neat Board 50 のデジタルズーム使用時の画質が向上

3. 修正された問題と改善


4. 既知の問題



5. 新しいビルドがあるかどうかを確認する方法

Zoom Rooms ソフトウェアのバージョン: Neat Pad、Neat Board、または Neat Frame の左下隅にある [設定] ボタンをクリックします。次に、[概要] をクリックします。Zoom ソフトウェアのバージョン番号が右側に表示されます。
Microsoft Teams ソフトウェアのバージョン: Neat Pad、Neat Board、または Neat Frame のメイン画面で [その他] ボタンをクリックします。次に、[設定] と [情報] をクリックすると、Microsoft Teams ソフトウェアのバージョン番号が表示されます。

Neat ファームウェア バージョン: Neat システム設定から、「システム設定」->「システム」->「デバイス」に移動すると、各デバイスのシリアル番号とファームウェア バージョンを表示できます。
Neat デバイスのシリアル番号とファームウェア バージョンは、Zoom Room 管理者ポータルと Teams 管理センター (TAC) オンライン ポータルでも確認できます。

6. Neatからの支援を受ける

Neat のサポート Web サイトにアクセスして、定期的に追加される新しい記事、FAQ、ハウツー ガイド、トラブルシューティング ガイドを参照することをお勧めします。よくある質問や問題に対する回答を見つけるには、次のページを検索してください: https://support.neat.no

Neat デバイスで問題が発生した場合は、販売代理店にご相談いただくかsupport@neat.no まで電子メールを送信してください。当社のテクニカル サポート エンジニアがご連絡いたします。

注: Neat は、現在リリースされているソフトウェアを実行している Neat デバイス、または以前のリリースのソフトウェアを実行している Neat デバイスのサポートを提供します。サポート ポリシーの詳細については、「Neat のテクニカル サポート ポリシー」の記事を参照してください。

重要: 当社のプライバシーポリシーはhttps://neat.no/privacy-policy/をご覧ください。


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