Neat Bars: USB マウスによる固定IP設定

Neat Bar や Neat Pad デバイスの固定IP設定は、一般的にはDHCPによるアドレス配布での初期セットアップウィザード後に利用可能です。

ただし、Neat のソフトウェア24.6 ではUSBマウスを利用することによってこのプロセスをパスすることが可能です。


前提条件

注意点:

  • 事前にNeatソフトウェアを24.6にアップデートすることが必要です

  • Neat では、初期セットアップウィザードでの固定IP設定について別の方法を実装予定であり、2025年中にはUSBマウスなしでの設定方法を展開予定です。

  • 本稿で説明する方法は上記が実現するまでの仮実装となります

Neat デバイス

  • Neat Bar/Neat Bar Gen 2/Neat Bar Pro

  • Neat Pad

  • ソフトウェアバージョン: 24.6以降

Neat Bar に接続するUSBマウス

下記のいずれかを用意します。USBマウスとしてWindows/Macで認識するものが前提となります。

  • USB-Cのマウス

  • USB-Cに対応したドングルを持つBluetoothマウス

  • USB-AのマウスとUSB-C変換アダプタもしくはUSBハブ

  • USB-Aに対応したドングルを持つBluetoothマウスとUSB-C変換アダプタもしくはUSBハブ

Neat Pad の固定IP設定


セットアップウィザードを下記の画面まで進め、「イーサネットで接続する」を選択します。

IPv4 を設定する(ベータ版)を選択します。

マニュアルを選択後、IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイおよびDNSサーバーを入力し、保存します。キーボードはソフトウェアキーボードで、ソフトウェアキーボードを消さないとDNSサーバーの入力項目が表示されないことに気をつけます。


保存後、必要に応じてプロキシ設定、NTPサーバを設定します。

しばらく待つと、状態が「接続済み」に変わります。変わらない場合、ネットワーク設定が正しいかご確認ください。閉じる、を選択します。

「イーサネットで接続」を選択し、Neat Barの設定をします。

Neat Bar の固定IP設定


USB マウスをNeat Bar の USB-Cポートに接続します。

USB-Aドングルに対応したBluetoothマウスの場合
USB-CのUSBハブにドングルを差し込む


マウスが認識して動かすとNeat Bar の画面上にカーソルが現れます。


オレンジのサークルにマウスカーソルを合わせクリックすると「Network Settings」が現れます。こちらをクリックします。

Configure IPv4(beta)をクリックします。

Manualを選択し、IP address/Subnet mask/Gateway/DNS SEVERSを入力します。必要に応じてソフトウェアキーボードが表示されますが、入力終了後、次の項目の設定のため明示的に消す必要があります。

必要に応じて、Configure Proxy/NTP Serverの設定項目を入力します。
入力が終わりしばらく経つとStatus が Connected になります。

Neat Pad のウィザードを進めペアリングさせます。



その他のセットアップ方法

その他、セットアップ方法は下記をご参照ください。




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