Neat デバイスでの更新管理

Yuki Iwagishi


注：Neat サポートページのオリジナル文書 を Google 翻訳を使って翻訳後に一部修正、追記しています。


最終更新日: 2023 年 10 月 24 日。

はじめに

この記事では、Neat デバイスで Neat ファームウェアとその他のソフトウェア アプリケーションの更新を管理する方法について説明します。この記事全体を通して、「ファームウェア」という用語は、Neat によって作成および配布され、基盤となるハードウェアのパフォーマンス (カメラ/マイク/スピーカー/スクリーン/その他) を制御するコードを指し、「ソフトウェア」または「アプリ」という用語は、プラットフォーム開発パートナーである Zoom と Microsoft Teams によって作成および配布されたコードは、通話中のエクスペリエンス、プラットフォーム接続、およびアカウント/ID を管理します。

デバイスが正常に更新されるためには、ネットワークとファイアウォールの要件に準拠し、更新時にインターネットに接続されている必要があります。ネットワークとファイアウォールの要件は https://support.neat.no/article/network-and-firewall-requirements-for-neat/　で確認できます。
(参考和訳)


最初のインストール (OOB)

Neat デバイスを最初に箱から取り出したとき、製造/生産中に工場でロードされた Neat ファームウェア バージョンを実行しており、アプリはまだロードされていません。アウト オブ ボックス (OOB) セットアップ ガイドでは、最初にファームウェアが Neat の現在のリリースに更新されます。次に、ユーザー/インストーラーは、Zoom または Microsoft Teams ソフトウェア アプリケーションのいずれかをロードすることを選択する必要があります。Zoom と Teams のどちらを選択しても、アプリは Neat のサーバーから読み込まれるため、最初にインストールされるアプリは、Neat が Neat デバイスで利用できるようにした最新バージョンです。

Neat デバイスは、出荷時設定へのリセット後に OOB セットアップ ガイドも使用されます。これが発生すると、デバイスは出荷時設定にリセットされる前のファームウェア バージョンのままになり、ユーザー/インストーラーが Zoom または Microsoft Teams ソフトウェア アプリケーションをロードする前に、Neat の最新の Stable リリース (利用可能な場合) に更新されます。

Zoom RoomsとしてのNeatデバイスのアップデート


Neat ファームウェア バージョンは、Zoom Room ソフトウェア バージョンにバンドルされています。通常、Neat ファームウェア バージョンと Zoom アプリ バージョンのアップデートは同時にリリースされますが、ファームウェア バージョンを変更せずにアプリ アップデートをリリースすることも、その逆もあります。

自動アップデート

デフォルトでは、アップデート処理に関する Neat のファームウェア構成は「自動」に設定されています。つまり、新しいバージョンが Neat によって Neat のアップデートサーバー ( ota.neat.no ) に投稿されると、Neat ファームウェアと Zoom アプリケーションの両方の更新が自動的に適用されます。これは、逆に手動でアクションを実行しない限り、Zoom Rooms として機能する Neat デバイスは、常に最新の Neat ファームウェアと利用可能な Zoom アプリ* で自動的に動作することを意味します。新しいバージョンがリリースされると、Neat デバイスは公開から数時間以内にそれらをダウンロードし、現地時間の午前 2 時まで待って再起動し、更新を適用します。

*注: Neat は Zoom のアプリ リリースを ota.neat.noから利用可能にする前にテストするため、Zoom の「最新リリース」と Neat の「現在利用可能な」アプリ バージョンの間には、多少の不一致がある場合があります。通常、Zoom がアプリをリリースしてから Neat デバイスで利用できるようになるまでには、ある程度の待ち時間 (Neat の目標は 1 ～ 2 週間) があります。状況によっては、Neat は特定の Zoom アプリのリリースを「スキップ」し、Neat デバイスで展開されないこともあります。

手動更新と ZDM

厳格な変更管理ポリシーを持つ組織など、一部の組織は、既定の自動更新をオプトアウトし、代わりに手動更新を構成することを選択する場合があります。このモードでは、Neat ファームウェアと Zoom アプリの更新は、Zoom Room 管理者インターフェースから手動で開始されます。Neat がファームウェア バージョン アップデートをリリースしてから、Zoom がそのファームウェア アップデートを Zoom 管理ポータルから Neat デバイスで利用できるようにするまでには、ある程度の待ち時間が生じる場合があります (一般的には、ZDM でのファームウェアの利用可能性は、Neat のリリースから 1 週間以内になるはずです)。

Zoom Room 管理ポータルから開始された更新中、ポータルの管理者ユーザーも、Neat デバイスを使用している部屋のユーザーも、更新が開始されたかどうか、または完了に向けて進行しているかどうかについての情報を持ちません。更新は特定の時間枠を待たず、スケジュールすることもできませんが、Zoom ポータルがシステムに (ファームウェア、アプリ、またはその両方の) アップグレードを開始するように指示すると開始されます。

ZDM を使用した Zoom Room デバイスのリモート更新の詳細については、次の Zoom サポート記事を参照してください: https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/360028018111

Microsoft Teams Rooms としての Neat デバイスの更新

Neat ファームウェア アップデートは、Microsoft Teams ソフトウェア バージョンにバンドルされていません。OOB の間、Neat OTA サーバーは、最初にインストールされる Teams アプリのバージョンを指定しますが、Teams テナントへの登録とアクティブ化の後、Teams テナントによって指定されたアプリケーション バージョンがインストールされます。

自動アップデート

デフォルトでは、アップデート処理に関する Neat のファームウェア構成は「自動」に設定されています。つまり、Neat によって新しいバージョンがota の Neat のアップデートサーバーに投稿されると、Neat ファームウェアとTeams アプリのアップデート が自動的に適用されます。これは、Teams ルームとして機能する Neat デバイスは常に、利用可能な最新の Neat ファームウェアで自動的に動作することを意味します。新しいファームウェア バージョンがリリースされると、Neat デバイスは公開から数時間以内にそれらをダウンロードし、現地時間の午前 2 時まで待って再起動し、更新を適用します。

手動更新と Microsoft Teams 管理センター(TAC)

Microsoft Teams 管理センター (「TAC」) は、Microsoft Teams Rooms として Teams テナントに登録された Neat デバイスの更新を管理するために使用されます。リリースには次の 2 種類があります。

  • Neat ファームウェアと Microsoft のさまざまなアプリの両方をバンドルした「フル」リリース

    • これらのアプリケーションには、Android 上の Microsoft Teams Room on Android 、タッチコンソール(コントローラーとしての Bar、Bar Pro、Board、および Pad 用)、Teams Panels (スケジューリング パネルとしての Pad 用)、および Teams Display (Frame 用) が含まれます。これら 3 つのアプリ カテゴリには、「企業ポータル」および「管理エージェント」と呼ばれる Microsoft の追加アプリを使用するという共通点があります。

  • ファームウェアのバージョンは変更せず、Microsoft アプリを更新する「アプリのみ」のリリース

Teams 管理者は、新しい Teams アプリ バージョン (Microsoft が「リリース リング」と呼んでいるもの) の採用の望ましいペースを設定できますが、Microsoft のポリシーに従って更新を 90 日以内に遅らせることはできません。TAC 管理者は、ファームウェアのリリースから 30 日後にデバイスを更新するか、新しいファームウェアが利用可能になったらすぐに更新するかを選択できます
TAC を使用して Microsoft Teams Room デバイスをリモートで更新する方法の詳細については、次の Microsoft サポート記事を参照してください:

https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/devices/remote-update




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