世界史勉強(11日目_ウィーン体制となります)
・努力だ、勉強だ、それが天才だ(野口英世)
・ウィーン体制となる
ついにウィーン体制となります。別名メッテルニヒ体制。メッテルニヒはオーストリア外相(のちの宰相)。
このときはまだナポレオンは生きてる。エルバ島に送られてるんだよね。「会議は踊る、されど進まず」のウィーン体制だけれども、ナポレオンのエルバ島脱出を見て、やばいどうにか治めないといけない、ということで会議が進む、それでウィーン体制が作られる。こういう連関というか、そういうのを覚えておけば、「ナポレオンのセントヘレナ島への島流し」が「ウィーン体制の成立」よりも前にあるとの勘違いとかなくなるわけだ。それを抑えておこうと思った。
・このあとのフランスの流れ
ムンディ先生の「書き込みノート」ではフランス革命からその後の体制までの流れは
ブルボン王政
国民議会
立法議会
国民公会
ジャコバン派独裁
総裁政府
統領政府
第一帝政
ブルボン復古王政
七月王政
第二共和政
第二帝政
国民防衛政府
臨時政府
パリ=コミューン
第三共和政
となっていて、中国の王朝と同じで、これ自体をとりあえず覚えるのはとても大事なのだけど、これらの用語間のつながりというか、ストーリーを覚えていることがとても大事なはずなんだよね。
で、今の勉強進捗だとまだ「第二共和政」のところまでしか勉強していない(世界史Bマスター問題集を。)のだけど、それまでのところはストーリーも抑えられてるか?ちゃんと確認しておきたい。
今パッと見て、あーなんだっけ、となるのが統領政府から第一帝政までの流れかな。書き込みノートだと「国民投票で皇帝になったため」第一帝政スタートということになってるけど、それだけ?なのか?というかそれってどういうことなんだ?というのがいまいちわからない。
ま、統領となってフランス銀行を設立してローマ教皇と和解して、イギリスとも和解して、第2回対仏大同盟を解消させて、ナポレオン法典を公布した、までが統領政府で、その成果により支持されて選挙で「皇帝」となってからが第一帝政、ということか。まぁそれで覚えとこう。
・あとさ、社会主義はいつかちゃんとやりたいと思っていて
社会主義がこの辺から大きく確立し始める。フランスでルイ=ブランが社会主義寄りの考えの、国家の援助による生産労働の組織化を主張したりしたのものあるけど、それよりかマルクス、エンゲルスが出てくる。
共産党宣言も、資本論も読んだことないのだけどさ、彼らが描いていた明るい未来、あるべき世界ってどんな景色だったのかを知りたいとすごく思っている。そうでないとロシアで革命まで起きないわけで。
世界史にとにかく集中しようとしているのが4月末までなので、それまでに触れられるかはわからないけれど、いつかは共産党宣言から読んで勉強したい。
・使用テキスト
①世界史20話プロジェクトの書き込みノート(書き込みを1か月でやった。フランス革命~第三共和政までのまとめには助かってます)
②一度読んだら絶対に忘れない世界史((一度読んでセンター解いてみたら38点だったよ))
③世界史Bマスター問題集(今の勉強の核)
④世界史図録(クラシックについても詳しく書いてほしい)
⑤人名事典(今日はマルクス。ドイツの哲学者であってロシアではない。後半生は無国籍者としてロンドンで過ごす。生活は痛苦に満ちる。エンゲルスからの終生の物質的援助こそあるものの、妻との間の7人の子供のうち成人したのは3人の娘のみで、ロンドンでの貧苦の生活を通じて幼い子供たちを病気で失っている。大英博物館に通って著作のための資料研究に没頭。最晩年の10年間は病苦にも悩ま荒れ、妻にも先立たれ、「精神の慢性的沈滞」に陥る。どんな人も、「その人のみが抱える境遇」にある中で、たとえそこからの脱却が主目的であったとしても、偉人は、普遍的な理論を残していく。個人的なものとして終わらないのは、無私性からなのか、国民や未来の若者を愛しているからなのか、何なのか。小室直樹曰く「執拗なほど合理を追求しようとする理由が合理であるわけがない」というのが、説明になるのかな。)
⑥世界史の窓(サイト。世界史wiki、的な感じ。読んでると時間なくなる)
⑦聴くだけ世界史(これを聞きまくってたおかげで、重農主義者のテュルゴーや、銀行家のネッケル、という穴埋めをリズミカルに一発でできて感動してしまった。あなどれないぜ、聴くだけ世界史。)