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みんなde防災(前半)

こんばんは!
NPO法人near
理事長 加藤亜里沙です。

最近雨の日が多い和歌山県新宮市。
10月後半にさしかかり、少し涼しく過ごしやすい日もあったり。
雨が降るたび、季節が移りゆくことを感じています。

今回は2024年9月29日にnearが和歌山県新宮市で開催した
「みんなde防災」について全2回に渡り綴ります。

第1回目の今日は
「みんなde防災」を開催しようと思ったきっかけや思い
についてお話させていただきます。



nearにとって大きな挑戦だった【みんなde防災】

nearを立ち上げて少し経った頃、これからnearが進む道についてミーティングで話し合う時間がありました。その時漠然と、
「もっとたくさんの人に、自然とnearを知ってもらう機会が欲しい。」
そう思っていたわたしは、
「来年、行政と一緒に防災イベントをしたい!」
とブレインチームに後先考えず突然の宣言。

え?
なに?
この人またなんか言ってる。。。

という気持ちが、言葉にしなくともわかるような
雰囲気になりました。

なぜなら。
他にもっともっとやらなければいけないことがあったし、立ち上げ1年経った頃にやるレベルのものではないから。

それでも、このタイミングでやるべき。
無理してでも、頑張ってでも、やり遂げるべき。

そう思ったわたしは、半ば強行突破のように
【防災のイベントやるよー】
とたくさんのところで宣言していきました。


ブレインチームの中の2人。
わたしの無茶振りにもついてきてくれて
想いをカタチにするためのお手伝いをしてくれています。


nearが【みんなde防災】で伝えたかったこと

【みんなde防災】をやると決めてから
たくさんのところで宣言をしていくにつれて
「なぜnearが防災イベントを企画するのか」
をきちんと伝えなければいけないと強く思い始めました。
わたしたちnearが防災イベントをする理由。
それは、

医療的ケア児や重症心身障がい児のことを知ってもらいたい。そして、ご家族と一緒にこの街で暮らし、生きていることを伝えたい。
そしてそのことを知ってもらっていたら、
災害が起きた時に、どこかのタイミングで【助け】に繋がるかもしれないから。
また、この地域にとって切り離せない地域課題である災害。自助共助公助について、改めて考えるきっかけを作りたい。
そしてお互いを支え合えるような地域になれるように。

そんな想いを込めた、地域の皆さんが集まれるイベントを企画したかったからです。


地域の方々と同じ時間、
空間を過ごすことをnearは大切にしています。


わたしが大切にしたかったこと

やると決めてからは、やらなければいけないことが盛りだくさんでした。

わたしたちnearにとって、これから歩んでいく道を伴走してもらいたい行政。
様々な決まりがある中、どうにか共にみんなde防災を創り上げてほしいことを伝え、その想いに共感していただくことができ、たくさんのお力添えをいただきました。
nearの想いに賛同してくれた地域の皆さん。
ポスターを貼っていただいたり、フライヤーを置かせて頂いたり。時には、nearのパンフレットを持って地域のお店を回ってくださる方がいらっしゃったり。。。たくさんの方のご協力やお心遣いのおかげで街中に一気にnearとみんなde防災が広まりました。

そして。。。
みんなde防災のスタッフをお願いした皆さん。
今回、やりたいことを詰め込んで企画したものの、
さぁ。そうしたらどれぐらいのスタッフが必要なのか、、、と改めて考えてみると。。。
40人〜50人のスタッフが必要なことがわかりました。
正直。。。無謀かと思った時もありました。
「誰でもいいわけではない」
そう決めていたことも無謀かもしれないと思った原因かもしれません。
でも、絶対に揺るがなかった、揺るがせなかったその想いは、nearを通して医療的ケア児や重症心身障がい児(以降、nearっこと呼ばせてください)とその家族を知ったもらうためには絶対に必要だったのです。

では「誰でもいいわけではない」
ということは、誰だったらいいのか。
それは、わたしが1番大切にしたいと思っていた
「nearの想いに共感し、nearっこやそのご家族とnearに寄り添ってくれる仲間」
でした。

それは行政の方や地域の方も同じで。
ただ一緒にイベントをするためや、ポスターを貼ってもらうのではなく、nearのことや、nearっこやご家族のことをお伝えして寄り添ってくださる方と、みんなde防災を創り上げたい
その大切にしたかったことを心を込めて伝え続け、
共感してくださる方々が1人2人と増え、たくさんの仲間となり、9月29日のみんなde防災を迎えることができたのです。 
 

さて。
次回後半はイベント当日のことや、
今後に向けてた想い
をお届けします。


ご支援のお願い

私たちの活動はnearの思いに共感してくださった
たくさんの方に寄り添っていただき運営することができております。

今後も継続的に活動を運営するためにnearでは、
年間を通じて
寄付を募集しております。

この地域に暮らす、医療的ケア児や重症心身障がい児とその家族が
nearサポーターや地域社会と一緒に
心がワクワクするような経験が
できるように活動の輪を広げていきます。

この活動には
会場利用料や安心安全な運営のためのスタッフ、
物品などの費用が必要です。

ご寄付いただける方は、いずれかの方法でぜひお願いいたします。

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