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【就活ノウハウ】「就活の軸」の言語化方法

久しぶりの【就活ノウハウ】記事の執筆となってしまったWebライター6年目?のYONEと申します。

今回、初めましての方も以前から読んで頂いている方も沢山ある記事の中から閲覧いただき、ほんとにありがとございます。
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初めましての方は、過去の自己紹介記事も読んでいただけるとどんな人間なのかなどは十二分に伝わると思いますので、お手すきの際に是非読んでいただけると幸いです👇

こんな感じの私ではありますが、今回の記事ではタイトルの通り、「就活の軸の言語化方法」を紹介いたします。


■はじめに

まず、そもそもの話ですが「就活の軸」の定義は?と言われたら、何と答えますか?言語化できていますか?

そして、「あなたの就活の軸は何ですか?」ときかれて答えられますか?

もし、現時点でできていなかったり、できているけど「ん~」と微妙な感覚をお持ちの方は、是非このまま読み進めてください♪

この記事の最終ゴールは、あなた自身の「就活の軸を言語化すること」なので言語化するために意識すべきこと、やるべきことを順に紹介していきます!

とはいえ、本題に入る前に冒頭の質問の「就活の軸の定義」の言語化から始めていきます。ここの認識がズレていると、ノウハウを知ったところで活用できないことになってしまうので、まずはここから始めていきます。

■就活の軸の定義の言語化

就活の軸とは?

「就活の軸」の定義を言語化するにあたり、”就活”と”軸”に分解して考えていきましょう。

”軸”という言葉の意味をChat-GPTにきいてみると、

「軸」(じく、または"Jiku")は、日本語の単語で、いくつかの異なる意味や用法があります。以下に一般的な用法を示します:

  1. 軸としての意味: 「軸」は、何かを支える、中心となる、あるいは基本的な要素を表す言葉として使われます。たとえば、組織の軸となるリーダーシップ、計画の中心になるアイデア、あるいは議論の基本的な論点などが考えられます。

  2. 数学的な意味: 数学では、「軸」は座標系での参照線を指すことがあります。通常、座標平面では「x軸」と「y軸」が使われ、これらは位置や方向を示すために重要です。

  3. 比喩的な意味: 「軸」は比喩的にも使われます。たとえば、文脈に応じて方向、基準、中心、支点などを指すことがあります。例えば、「彼は倫理を重要な軸として行動する」といった使い方です。

  4. 工学と技術分野での意味: 工学や技術の文脈では、「軸」は回転する部品を支えるための軸としての物理的な要素を指すことがあります。

「軸」の意味は文脈によって異なります。したがって、どのような状況で使われるかに注意することが重要です。

との返答がきました。そして、「就活の軸」の軸の使い方としては3番の比喩的なものにあたるため、比喩的な意味について、もっとわかりやすく説明してもらうと、

「軸」の比喩的な意味としての用法は、ある物事や状況において、特定の方向性、基準、中心、あるいは支点となる要素やアイデアを指します。この用法は、抽象的な概念や考え方に適用されることが多いです。以下はいくつかの例を挙げます:

  1. 方針の軸: ある組織や計画の中で、特定の方針や原則が「軸」として位置づけられます。これは、その組織や計画の中心となる価値観や指針を示します。例えば、「このプロジェクトの成功の軸は効率性です。」

  2. 基準の軸: 物事を評価したり比較したりする際に、特定の基準が「軸」として機能します。これは、判断や決定の中心となる評価基準を指します。例えば、「この試験の合格の軸は成績ではなく、理解度です。」

  3. 中心の軸: ある議論やアイデアにおいて、特定の中心的な概念やテーマが「軸」として位置づけられます。これは、その議論やアイデアの中心や焦点を表します。例えば、「この小説の軸は友情と信頼です。」

  4. 支点の軸: 決定や行動の際に、特定の要素や考え方が「軸」として機能して支えとなります。これは、安定性や方向性を提供する要素を指します。例えば、「成功の軸として経験と知識を活用しました。」

この比喩的な意味の「軸」は、特定のアイデアやコンセプトが中心に据えられ、その周りに他の要素が結びついている状況を表現するのに役立ちます。

ということで、まず「軸」の意味はこんな感じだと認識してください。
その上で、「就活の」という”軸”を修飾している部分に着目します。

では、続いて「就職活動とは何ですか?」と質問してみたところ、

「就職活動」とは、学生や新卒者が、自分の学識やスキルを活かして、あるいは新たな職業やキャリアパスを追求するために、雇用主との間で雇用契約を結ぶための一連のプロセスや活動を指します。通常、学生が大学、大学院、専門学校などを卒業する際や、新卒者が初めての職場を探す際に行われます。

との返答がきました。

その上でききます。
そもそも、あなたにとっての「就活」とは何ですか?
何のために「就活」をしていますか?しますか?

もし、ここで「内定をとるため」「社会人になるため」「収入を得るため」などが答えになると考えている人は、「業界」「職種」問わず、「内定」がでやすいけど、皆が避ける業界・職種を対象に就活することになりますが、きっとそうではないなぁとなりませんか?

「この仕事がしたい」とか「この仕事は嫌」などと、一定の自分の希望を必ず持っていませんか?

なので、その時点で「就活」をする本質的な目的として「内定」とか「社会人」とか「収入」などにはなりえないということになると思います。

何の仕事をしているか分からない企業の選考を受けにいきますか?
給料や年間休日、働く場所などの情報が開示されていて、その条件がよければその企業で働きたいと思いますか?

きっと思わないですよね?

なぜなら、”何の仕事をするのかが不明”な時点で受けようという思考にはなりえないと思うので。

そして、上述のChat-GPTの回答の中にある「キャリアパスの追求」という言葉にもある通り、これから社会人となって人生の大半の時間を「キャリアパスの追求」につながる、”シゴト”に費やすことになっていきます。

ここで新たなトピックが生まれます。

”シゴト”とは何なのか?

”シゴト”をお金を稼ぐ手段と考えている人は、「シゴト=強いられる労働」となるため、シゴトに対してネガティブなイメージが強い傾向があるといわれています。

でも、シゴトを下記のいずれかだと捉えている人は、シゴトは「想い描く人生を叶えるための手段の1つ」となるため、シゴトに対してポジティブなイメージを持っていると思います。

”シゴト”の捉え方

つまり、「就活の本質としては、どんなシゴトを、どこの企業で、何のために、誰のために、誰とするのかを決めていく活動」だと私は思っています。

だからこそ、就活自体は辛いものではなくて、自由で楽しいものにしてほしいと思い、本業だけでなく、SNS上でも就活サポートを行っています。

自分のこれから50年あまりのキャリア人生のファーストキャリア=スタート地点を決める活動が就職活動。
こんなワクワクすること、なくないですか?

でも、そうはいっても「しんどいです」「辛いです」と思う人は必ずいます。でも、その”しんどい”、”辛い”のは、”就活”ではなく”採用試験”です。

話が逸れてしまいましたが、就活の本質が「どんなシゴトを、どこの企業で、何のために、誰のために、誰とするのかを決めていく活動」であるとするならば、

就活の軸の定義

ではないでしょうか?

これが私が考える「就活の軸」の定義となります。

■就活の軸を言語化しておく理由

では「就活の軸」の定義付けを終えたところで、改めて、言語化しておく理由について触れておきます。

なぜ、言語化しておいた方がいいのか、現時点で答えられますか?

一度、面接官に質問されたシチュエーションを想像して言葉に出して話してみてください。

いかがでしたか?
話せましたか?

もし話せなかったとしても、今は気にしないでください。
でも、同様の質問をされることも面接ではありえるので、常に「なぜ、この質問をされたのか?」という視点は持つようにはしてくださいね。

そして答えとしては、

就活の軸を言語化しておけば、様々な質問に答える際に引用できる!!!

これが答えです。

つまり、業界志望理由、職種志望理由、企業の志望動機、キャリアビジョンなどの質問を答える際に言語化された就活の軸があれば、EASYで応対することができ、更に話の内容としても一貫性がうまれるので「納得感」を感じてもらえると思います。

とはいえ、じゃあ、どうやって作ったらいいの?ということで、ここからは言語化するためのWORKに進んでいきましょう。

■就活の軸の言語化WORK

ノウハウ

就活の軸の言語化方法はいくつかあり、一番のおすすめは対面やオンラインで話しながら進めていく方法です。
が、ここではセルフワークで出来る方法を紹介します。

もし、オンラインなどで話しながら進めていく方法を希望される方は、下記XのほうにDM頂ければ実施可能となりますので、希望される場合はお手数ですがXのほうからお願いします。

Xのプロフ画面

では、セルフWorkとして紹介していきますので、下記の手順に沿って進めてみてください。

□Work-Ⅰ
A4サイズほどの白紙を用意してください。

□Work-Ⅱ
ここからは画像で説明していくので、画像を参照にしながら、自分verで記入して進めていってください。

用意された紙に、下記のように8つほど時代の区切れとなる表記を記入してください

Work-Ⅱ

□Work-Ⅲ

そしたら、各年代ごろに感じていた人生充実|満足度を自分の感覚的な判断でもいいので、【1から4段階】で記入してください。

Work-Ⅲ

□Work-Ⅳ

4段階をつけられたら、なぜ、その数字になったのかを考えていきます。
ここで大事なことは、「何となく」のつもりでつけた数字に対して、必ず理由を言語化することです。

「何となく」でも数字をつけた以上は、何か必ず判断した理由が存在します。ほんとにないのであれば、そもそも数字はつけられません。

Work-Ⅳ

□Work-Ⅴ

Work-Ⅴ

□Work-Ⅵ

そして、

Work-Ⅵ-1
Work-Ⅵ-2

□注意事項

ただし、SNS上でよく交わされている「就活の軸」では、「土日休み」とか「月収が●以上」「希望勤務地」などの表記が入っているのを見かけますが、私はこれは就活の軸の一部ではあるけど、就活の軸というよりは業界や職種を選んだ上での企業の優劣をつけるための基準であり、社会人となったときの環境に求める要素でしかなく、”シゴト”を選び、”シゴト”を行う目的にはなりえないと考えるからです。

また企業側が「●●の志望理由」などをきく理由を考えてみてください。

きっと、これまでの人生のおいて「正社員としてやったことがないシゴト」を「やりたい」と思う理由を知りたいからではないでしょうか?

それに就活生の働く上で希望する条件にはさして興味はないと思います。

また、もっと分かりやすい例でいえば、留学に行ったことがない人が「留学にいきたい」と思うのは、「語学の勉強を深く行いたい」とか「現地の文化に触れたい」などの行った上で叶えたいことがあるからですよね?

留学に行ったことがある人が「再度、行きたい」と思うのは、過去に行った際に得られるモノが沢山あったからですよね?

また、お医者さんや看護師、保育士、教師を志している人たちの視点をイメージしてみてください。

「人を救いたい」
「子供の成長に携わりたい」
などの強い想いがあり、そういった想いがあるからこそ、実現する為の難しい勉強に必死に取り組んだり、叶えてからも自分の時間を削って尽力されているのだと思います。

二者比較

そして、そもそもの大前提として企業から「就活の軸は?」ときかれて、「土日休みのシゴトであることです」と答えられますか?

これを言ってしまった時点で、言われた側が感じるのは「ウチじゃなくてもいいと思っている方なんだな」です。

なのでイメージ的には、一番外側の円が「就活の軸」で、その円の中に「企業を選ぶ軸」がある感じで認識してください。

□Work-Ⅷ

上述の注意事項の内容を理解いただいた上で、

話法の紹介①
二者比較

好きな方を選んでくださいとしたのは、「就活の軸」には絶対的な正解がなく、個人の経験と価値観や感性で作られるもののため、「結論→理由」だろうと「経緯→結論」だろうと、伝わる結果に大差がないためです。

極論、好きな食べ物を言うのと同じだと思ってください(笑)
なので、どちらの話法でも私はいいと思っています。

大切なことは、言語化して伝えたい「本質的なモノ」がどういった経験や価値観から生まれたのかも一緒に伝えられるかどうかです。

「世の中に貢献したい」
「人の役に立ちたい」
など、どんな願望でも、そこに自分ならではの理由が明確にあり、伝えられるならば、否定される理由は何一つありません。

SNS上では、稀に「世の中に貢献したい」「人の役に立ちたい」と入っている志望動機はスルーされますみたいな発信を見かけますが、それはその方の主観であって企業の方の答えではありませんし、そういったNGと言われるワードが入っていても、サポートしている学生たちは複数内定を取っているので無視していいと私は思います。

下の記事の冒頭部分でも触れていますが、「合否の判断」において1つの応対文や表現、要素で決まるということはありえません。
あなたの働く理由、働く上で叶えたいことはあなただけのものなので、ご自身で紡いだ言葉|表現は大事にしてほしいと切に願います。

■就活の軸を言語化しておく+αの理由

さらに、就活の軸を言語化しておくメリットは就活の採用試験時のためだけではありません。

言語化してあることで実際に社会人となった際に、常に自分がシゴトをしている理由やシゴトを頑張る理由を言葉として明確に自覚していることになるので、モチベーションやパフォーマンスを常に高い状態でキープできることに繋がったり、長く勤め続けることにも繋がるというメリットがあります。

現に、私は自分ならではの就活の軸があるからこそ、就職も転職も日々のシゴトも副業をするのも「苦」に感じたことはありませんし、苦労したこともありません。

こうしてnoteで就活関連の記事を執筆しているのも、就活の軸、今では「働く目的と理由」が明確に自覚できているからだと断言できます。

■さいごに

さて、「就活の軸」の言語化する理由、言語化しておくメリット、作成のためのSTEP紹介とすすめてきましたが、いかがでしたでしょうか?

何度もいいますが、大前提として「就活の軸」と「企業選びの優先順位」はイコールではありませんし、企業側はそもそもそんな条件に興味はありません。

今回の記事きっかけで、自分ならではの「体験→就活の軸」が出来上がったり、完成に繋がったならば、執筆者としてこれほど嬉しいことはありません。

あなただけの「就活の軸」をつくって、想い描く未来を叶えるための一歩を踏み出してください。

心からの応援しています★
また、次の記事でお会いしましょう♪



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