ある程度音声加工をいじっては見ても、以前のメカキャラっぽい感じにはならない。やりすぎると聞きづらい。
VOICEPEAKの調整は、悲しみ成分多めで意図したダウナーな感じにはなったと思う。
読んだ本『マインドセット』『フロー喜びの現象学』『シーシュポスの神話』の話が絡められそうだと思って久々にYoutubeLIVEなんかをやった。
ある種の決定論的人生論の話はしたけど、流石にカミュの言葉を借りて、精神的自殺というのは言いすぎかとカットした。
いまいちどの程度あらすじを話すか中途半端になっていて分かりづらいくだり。
この当たりの展開は、作者がちゃんと客観視できていて違和感に対するコモンセンスもしっかり働いている感じがでていると思った。
ロトの勇者はレベル上げなんかしないってどっかで話た気もするけど、もう過去動画の内容なんて忘れた。
ほんとに、ゲームを模したなんて前提さえ不要なこんな世界観が定番になるなんて。
せめて与えられた能力を、自分なりに活用した結果にいいことが起こるならまだしも、学校でチヤホヤされるくだりが能力発揮前、イケメン持ち上げと一緒に行われるので、余計顔だけの印象が強まる。
ヒロインとの出会いは、構造としては優れていたけど、あとはお膳立てのための装置に成り下がってしまった感じは強い。
冷やかしで見ていても楽しい当たり。倒されるためだけの不良とか、辛酸嘗めさせるためだけの噛ませ犬とか、人を対象とせずに相手が火事なので不快感の少ないチート能力運用だと思う。
これをちゃんと言っておけば良かった。
おそらく原作では、情報の羅列だけで擬似的に能力の拡張感が得られるのだろうと予想できる。でもアニメでは本当に情報の羅列でしかない。
動画の長さとしてはちょうどいいけど、説明が中途半端なっているところも多い。けどあまりシーンごとの説明しても冗長だから悩みどころ。
というか、以前のアニメと違って、ちゃんと要素とかテーマで話ができるくらいにはいい作品だと言えると思う。