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紗世
2022年5月24日 07:35
私は賽の河原の石積みを相変わらずしていた。しかし今日はとんだ邪魔が入った。さっきある程度積み上げた石を鬼女がやってきて、訳のわからない事を叫びながらぶち壊してくれたのだった。魂がくたびれた。鬼女はこわい。「あんた、毎日あたしをつけまわしてるでしょ!」といきなり鬼女は言った。私は何の事かわからずうろたえた。「迷惑なんだよ!閻魔にいいつけるよ!ホントにいい加減にしなさいよ!」鬼女は私に向