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【面接対策】絶対後悔しない!ワンランク上の面接対策

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今回の記事では実際に総合型選抜入試(旧名AO)で第一志望校に合格した経験のある筆者が、面接試験前に改めて確認しておきたいポイントをまとめました。本記事を参考に+αのスキルを身につけ、周囲のライバルと差をつけましょう!面接を控え、もう一段階クオリティを上げたいと思っている方は熟読必須です。

改めて見直したい、面接マナー

入退室のマナー
まずは基本中の基本、入退室のマナーについてです。ぎこちなさが残るようでは練習不足です。細かな部分ではありますが、当たり前のことを当たり前にこなすことで “人間力” をアピールしましょう。今年は新型コロナウイルスの影響もあり、「オンライン面接」を行う大学もあるかと思います。そちらも合わせて基本のマナーを押さえておきましょう。

【入室】
ドアをノックします。面接官から「どうぞ」と声がかかったらドアを開け、「失礼します」と言ってから入室しましょう。部屋に入ったら両手で静かにドアを閉め、良い姿勢で面接官の方に向き直ります。その後「よろしくお願いします」と言ってから45度のお辞儀をし、用意された椅子へ向かいます。

この時に重要なのが、“同時に二つ以上のことをしない” ということです。緊張のあまり「よろしくお願いします」と発声しながらお辞儀をしてしまう方が毎年いますが、これを意識するだけでより、礼儀正しい印象を与えることができます。

【着席】
入室後、椅子のそばに立つと面接官の方からいくつか確認事項を聞かれます。学校によっては面接官の方から確認される場合もありますが、名前と出身校だけでなく、受験番号と自分が受験している入試形態の正式名称は必ず覚えておきましょう。

これらの確認事項に答えた後、面接官の方から「どうぞおかけになってください」とお声がけいただいてから着席します。座る時は終了後にスムーズに立てるよう、浅く腰掛けるのがベターです。

【退室】
面接が終了したら、椅子から立ち上がって「ありがとうございました」とお礼を述べ、45度のお辞儀をして退室します。ここでも気を抜かず、“同時に二つ以上のことをしない” を意識しましょう。

開始前、終了後も気を抜かずに
面接会場では常に見られています。控室で他の受験生と過剰に盛り上がってしまったり、部屋から退室する際にずるずると靴底を擦って歩いたりすることのないように注意してください。

【オンライン面接】
次はオンライン面接ならではの注意点についてです。

・環境
オンライン面接では面接を行う環境が非常に重要となります。音声が画像に乱れがあったり、タイムラグが頻繁に発生するようではせっかく準備してきたものが伝え切れないからです。自宅でどうしても安定した通信環境が確保できない場合は、高校やカラオケボックス、コワーキングスペースの利用も検討してみてください。

・アカウント名とプロフィール画像
この2点は意外と見落としがちなポイントです。面接で用いるツールを普段から利用している場合は、プロフィール画像が試験にふさわしい写真になっているか、アカウント名がキャラクターの名前やニックネームになっていないかを確認しましょう。

また、普段からオンラインツールを使用している人でも一度本番と同じ環境、服装、時間帯でテストすることをお勧めします。逆光になっていないか、顔色は明るく写っているか、通信は安定しているか等、面接内容以外の不安要素は本番前に対応するのがベストです。

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挨拶とお礼を忘れない
細かなマナーについては個人差があってもよいですが、基本は上記の流れで面接に臨むようにしてください。その際、挨拶とお礼は “人間力” をアピールする上で最も容易に第一印象を向上させることのできる手段です。 

所作に気を取られてお辞儀が首を動かすだけの目礼になってしまったり、「お願いします、、、」といった細々とした挨拶にならないよう、日頃からの綿密なイメージトレーニングが重要となります。

答えられない質問に対処する術

ここからは面接中向けに抑えておきたい点をいくつかご説明します。

「分かりません」はNG
どうしても答えられない質問が飛んできた場合、考え込みすぎて長い沈黙を作ったり、知ったかぶりをして適当に答えることはやめましょう。ただし、一言「分かりません」で終えるのもNGです。

切り返し方で印象が替わる
では「想定外の質問が飛んできて答えられない!」といった場合、どのように対応すればよいのでしょうか?

答えは簡単です。正直に分からないと伝えましょう。ただし、言い方を工夫することで何倍も誠実な印象を与えることができます。

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上記二つは例として挙げましたが、「分かりません」の一言と比べるとどちらがプラスの印象を与えられるでしょうか。答えは明白です。

「それ、うちの大学じゃなくても良くない?」は未然に防ぐ
志望理由書でもありがちなミスですが、ついつい学部の全体的な部分にばかり気を取られ、最も重要な「貴学でなければならない理由」が欠落している受験生がみられます。もしあなたが法学部を志望しているのであれば、日本全国で多くの大学に設置されている学部でなぜこの大学でなければいけないのか?改めてアドミッションポリシーを見直し、自分とのマッチングポイントを整理しておきましょう。

・志望校のアドミッションポリシーが抽象度が高く、明確に記述されていない場合
「同系列大学」、または「同じ学問領域を学修できる大学」をあらかじめリサーチしておきましょう。4~5校について、志望大学との差異を説明できるようにする、または、教授やカリキュラムに着目することで「貴学でなければならない理由」をインプットする必要があります。

「落とす」ための面接ではない
受験生のみなさんにとって結果のことを考えないというのは難しいかもしれません。しかし、AO入試は基本、大学と受験者の相性を見る入試形態であることを常に意識して準備を進めることで、自ずと改善できるポイントが発見できるはずです。自分の研究テーマや今後のビジョンに対し、志望校の何が必要不可欠な要素であるのかを今一度、言語化して説明できる状態にしておく必要があります。

ただし、ここで押さえておきたいのが例外もあるということです。
①「他の人と異なる人を求めている大学」を受験した際
②研究テーマがレッドオーシャン領域であるとき
→例:慶應SFCにおいての「まちづくり」「異文化交流」
③教養科目が設置されておらず特定領域を深める大学において、面接時に知識技能を見られるとき
→例:獣医学部、工学、理工学部など理系は特に

上記3点が当てはまるようであれば、面接官になったつもりで志望理由書の一文ごとに想定される質問を考えてみましょう。その全てに対し、オリジナリティのある訴求点を織り交ぜながら回答できるよう、準備を進めていくことが必要不可欠となります。

「結論ファースト」を意識せよ 

質問に対する回答を先に伝えよう
「できるだけ簡潔に話す」ことは多くの受験生が既に意識していると思いますが、「結論(質問に対する回答)を先に述べる」ことも非常に重要です。結論を述べた上で、その考えに至った理由や実体験、具体例等を話すようにしましょう。

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なぜ結論が先か?
「結論ファースト」を推奨する理由としては、志望理由書と同じく結論を先に述べることで、1日に何十人もの受験生の面接をこなしている聞き手にもより集中して意見を聞いてもらえるという効果があります。限りある面接時間の中でアピールに必死になるあまり、自分の経験やプラン設計をだらだらと話されては面接官の聞きたいことに対して明確なアンサーを伝えることができません。
また、面接は誰でも緊張するものです。質問に対する回答を先に話しておくことで、「話しているうちに質問忘れた、、、」といった失敗を予防する効果もあります。

最後に

ここまで総合型選抜試験(旧名AO)面接試験前に改めて確認しておきたいポイントをまとめてみました。本記事を参考に+αのスキルを身につけ、志望校合格を掴み取っていただければ幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!




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