[36歳のラオス旅行記]８．この街の観光地としての顔と、ローカルな顔[Luang Phabang]
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これは都内でサラリーマンをする36歳の僕が休職し、これからの生き方・働き方を見直す為に出た９日間の旅の記録です。
（この旅の記事まとめはコチラ→→https://note.com/ne1po_no_p/m/m260811d3e398）
いつかこんな日々があったなぁと笑い飛ばせますように！
●ダイジェスト
いよいよこの旅最後の街、ルアンパバーンへ到着した僕。街全体が世界遺産になっていることもあり、観光客も最も多い街。
良くも悪くも観光地化されたナイトマーケットにがっかりするも、次の朝にはローカルしかいない個人的ラオスベストフード？を見つけて嬉しくなったり。
そんな旅の様子をお伝えします。
●ラオスの代々木公園で夕飯
予定よりも３時間ほど遅れて到着したのが、ルアンパバーン。この旅最後の街だ。
相変わらずラオス中国鉄道の駅は山の中に位置し、乗り合いバンで街の中心部につく頃には、あたりは暗くなる時間だった。
ひとまずホテルのチェックインを済ませたのち（チェックイン時にその場で作って出してくれたスイカジュースがとても美味しかったのを僕は忘れないよ）、お腹を満たすためにナイトマーケットまで向かうことにした。
ナイトマーケットは、通り沿いに連なる屋台だけではなく、公園のような広場に屋台とテーブルがたくさん並んでいる場所の２タイプあり、この街の観光客の多さが伺えた。（この広場にはステージと大きなスクリーンもあり、週末は生演奏が行われているみたいだった）
広場に入ってみると、まるで代々木公園のXXフェスの会場みたいに、食べ物の屋台を買った人々がテーブルにつき食事やお酒を楽しんでいる。ここの屋台の店員さんは観光客慣れしているのか、ラオスにしては珍しく向こうから声をかけてくる人もチラホラいた。同じ国でも、地域によって全然違うんだという事を体感できておもしろかった。
僕はここで、揚げ春巻きとチキン＆ポークライスとともにビアラオを楽しんだ。
それにしても、ここはフェス会場みたいにさわがしく、グループの観光客も多く、あまり居心地が良くはないな。日本人の観光客も２組くらい見かけたし。
ということで僕は食事を終えると早めにこの場所をあとにした。
●気になるお店、発見
翌朝、僕は朝食を食べるために、Googleマップで目星をつけたお店へ向かおうとホテルを出た。
ところが、ホテルを出てすぐのお店が、ローカルの人達がたくさん食事しているのを見つけ、近づいてみた。聞いてみると、「ここは麺だけだよ」と言われた。なるほど。麺専門店か。気になる。
ということで、目星をつけていたお店ではなく、ここで朝食をいただくことにした。
この店にはメニューらしきものは存在せず、店内には英語も書いてないので、なにがなんだかわからないので、店内でお客さんが食べているものを指差し、「ポーク？チキン？」「チキン！」という会話でなんとか注文できた。
この店は、お店の入口外にキッチンがあり、そこで麺をゆでる鍋やスープの鍋、肉や野菜という材料が並んでいる、ある意味オープンキッチンスタイルだった。そこにはおそらく何組かの親子であろう女性たちが４〜５名、忙しそうに動き回っていた。店内は、相席をするくらいに混雑していて、このお店が多くの人に支持されている事を確信した。
●この旅のベストフード、発見？
そんなふうに店内をキョロキョロしている僕のもとにも、料理が届いた。
見た目は超絶シンプル。丸亀製麺のかけうどんくらい、シンプルだ。
早速いただいてみる。
スープ。うまい。さっぱりしているが出汁がうまい。
麺。んんっ！なんだこれは？ものすごく、「もちもち」している。というか、餅そのもの？というレベルで、もちもちしている。見た目はそうめんとうどんの中間くらいの麺なんだけど、食感がまるで違う。これは・・・うまいぞ・・・！
のちほど調べてみたが、僕が食べたのはどうやらラオスの国民食「カオピヤック」だったようだ。
調べてみると、米麺にタピオカの粉を混ぜ込んでいるとか。なるほど。
いやぁ。こういう店に来たかったんだよ。観光都市とはいえ、ローカルの人達のリアルな生活が見える、こういうごはん屋さん。
この日は日曜日だったので、おそらく近くに住んでいるであろう家族が朝ご飯を食べに来ている様子も伺えた。
知らないうちに僕の本能が、ラオスの国民食を求めていたという事が嬉しかった。（どういうことｗ）
ちなみに調べてみたところ、ちょうど今年の２月にこのカオピヤックが食べられる店が目黒にオープンしたみたいだ。興味ある人は調べてみて。
インスタ：@khaomocchi 「カオmocchi」
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