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[36歳のラオス旅行記]9.果物と子どもと市場からもらうパワー[Luang Phabang]
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これは都内でサラリーマンをする36歳の僕が休職し、これからの生き方・働き方を見直す為に出た9日間の旅の記録です。
(この旅の記事まとめはコチラ→→https://note.com/ne1po_no_p/m/m260811d3e398)
いつかこんな日々があったなぁと笑い飛ばせますように!
●ダイジェスト
ルアンパバーンで迎えた朝。最高の朝食を見つけたあと、のんびりと1時間ほどの散歩をしている最中に出会ったこどもたちの純粋な笑顔。思わぬコミュニケーションにホクホクしてしまった。
その後、地元民の台所とでも言える市場に来た僕。控えめなラオス人たちから感じる思わぬ活気に面食らってしまいました。すれ違ういろいろな人達を眺め、あれこれと思いを巡らせながら、市場を回ります。
●甘く濃いマンゴーとアメリカーノ
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ローカルな朝食に大満足した僕は、そのままこの街を散歩しながらコーヒーを飲めるところを探した。
あまり観光客も多くない日曜朝の道を歩いていたら、若い女の子が店に立つ果物屋を発見した。
そういえばヴィエンチャンもヴァンヴィエンもホテルで朝食だったから、毎朝フルーツを食べていたよな。多数ある中でもやはりの僕の目につくのはマンゴー。これを「カットしてほしい!」「食べ頃のを選んでほしい!」ことをなんとか少女に伝え、委ねた。
親切にもタッパーと袋に入れてくれたマンゴーを持ち、気になるカフェを見つけた。
念の為、「そこで買ったマンゴーなんだけど、ここで食べちゃ・・・あ、OK?大丈夫?ありがとう!」という、いかにも日本人らしい質問のやり取りを経て、自然いっぱいで風通しの良いカフェで朝食の後半戦を楽しんだ。
マンゴーは、見た目は黄色の色が薄目だったので、ちょっと期待できなかったのだが、串をさすとすごく柔らかく、味も濃くて甘くて、最高だった。あの少女に食べ頃を選んでもらってよかった。なんならお店に戻って感謝の一言でも伝えたいくらいだった。笑
甘く濃いマンゴーと一緒にいただく、すっきりとした苦みのアメリカーノは相性が最高だった。
●記憶に強く残った、子どもたちの笑顔
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ふたたびこの街を歩いていると、なにやら子どもたちが集まり、面白そうなことをしていた。
なにやら長い棒で木を突っついている。なかなか取れないみたいだ。
近づくと、やんちゃそうな男の子がえいっと棒を降り、少女たちはきゃーと叫び、地面に小さな蜂の巣が出てきた。これ、やべえやつ。笑
彼らとともにひとしきり蜂の巣で遊ぶ(大丈夫か)と、その蜂の巣を落としたやんちゃな彼が、ビニールに入った大量のなにかを一つ僕に差し出し、ジェスチャーで「食べて」と教える。
彼からもらったそれは、僕の中ではとうてい食べ物に見えなくて、はじめは僕のことをからかっているのかな?と思った。けれど、と思い僕はそれをえいっと一口かじってみた。
するとそれは、少しすっぱくて、豆?のような、シャキッとしたような食感をしていた。
他のこどもたちもそれを食べ始め、僕が「おいしい」というと、女の子も「おいしい」といい、「そう、おいしい!」と僕は伝えた。
こどもたちはまたその棒で木を突っつき、この謎の食べ物を採取している様子を僕に見せてくれた。
ここの子どもたちがどんなふうに遊んでいるのかを見られて嬉しかった。
最後に、みんなで写真撮ろう!と伝えると、喜んで集まってくれた。
この街で過ごした中で、彼らの笑顔がとても僕の印象に残っている。
●リアルな生活とパワーを感じる場所
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街の中心部から1時間ほど散歩を続け、たどり着いたのが「ポーシー市場」だ。
肉・魚・野菜という生鮮食品を含む食材が幅広く集まる、地元民の台所。
ここは人々の食事を支える、大切な場所だ。
入口付近には、パラソルの下で大量の唐辛子や野菜がおいしそうに積まれている。似たようなお店が沢山ならび、人々は気に入ったお店で食べ物を吟味している。
奥に進み、屋内に入る。洞窟?地下水路?と思えるような、決してきれいとは言えないその場所に、洋服や日用品、食器、お菓子、サッカーボールまで、なんでも売っていた。
と思ったら今度は何やら生臭い匂いがする。
おお・・・牛の足?ヒヅメ?にはじまり、高く積まれた魚の干物、その場でさばかれるでっかい生肉などに遭遇した。生肉なんて、テーブルにダンボールを敷いた上にそのまま置かれている。氷なんてものはない。これは大丈夫なのか・・・?笑
ここで僕はすれ違う人たちを眺め、どんな生活を送っているのか、考えを巡らせながら歩いた。
お母さんが買い物した食材を両手に持ち、後ろについて歩く少年。
そこの屋台で買ってもらったドーナツを嬉しそうに食べながら歩く女の子。
太いきゅうりの山の中から、真剣に品定めする女性。
木陰に座り込み、迎えのバイクを待っているであろう親子。
ひっきりなしに入れ替わりで駐車されるバイク。
そのバイクに大量の荷物や子どもを乗せて去っていく、お母さん。
この人たちは、どんなことを幸せと感じ、どんな悩みがあるんだろうなぁ?
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