競合他社が自社の指名検索に配信してきた!どう対処すべき?
※この記事は初心者向けの記事です。
指名検索は広告・SEOにおける聖域!
自社名やサービス名の指名検索は、CVRが高く、WebでCVを獲得するうえではSEO、リスティング広告どちらでも重要なキーワードです。
※指名検索についてはこちらの記事を参照
しかし最近では、リスティング広告の指名検索の広告枠に競合他社が配信するケースが増えており、トラブルにもなっているようです。
(わざわざお金を出してまで他社からアクセスを奪おうとしているようにも見えますよね)
そこで、今回の記事では競合他社などが指名検索に配信してくる原因とその対策方法について紹介します。
指名検索に他社が配信している代表的な2つのケース
あなたの業界にもライバルといえる企業やサービスはあるかと思いますが、
それらの企業が指名検索に広告を配信してくるケースがあります。
その原因としては大きく、下記の2つにわかれます。
あなたの会社・サービスからクリックを奪うため
部分一致などのキーワードの拡張配信によるもの
1.あなたの会社・サービスからクリックを奪うため
ライバル企業といえども、節度・マナーをもって相手のビジネスを邪魔しないのが大原則です。
しかし、中にはわざと競合他社のサービス名や社名を購入し、アクセスを奪うために設定される場合があります。
また、アフィリエイトサイトの中には広告配信の規定を読まずに指名検索で配信するケースもあります。(特に最近PPCアフィリエイトでこういったトラブルが多いようです)
2.部分一致などのキーワードの拡張配信によるもの
競合他社の中には意図せずに、貴社の指名検索に配信してしまうケースがあります。
それがキーワードの拡張配信による影響です。
キーワードの拡張とは?
例えば、「りんご」というキーワードを設定した場合「apple」や「リンゴ」といった近いキーワードに配信されることを「キーワードの拡張配信」といいます。
拡張配信をすることで、近い意味のキーワードをわざわざ入稿しなくても広告を配信できます。
これによって、運用工数の削減につながるので、基本的にはありがたい機能といえます。
しかし、今回問題となっているのは「りんご」というキーワードを買っているのに「みかん」というキーワードにも広告が配信されるというケースです。
検索エンジンからすると「りんご」も「みかん」も果物なので「みかんを検索する人はりんごのように、果物を求めているだろう」と判断して広告を配信してしまいます。
これが「りんご」と「みかん」であれば、まだかわいいものですが、指名検索で起こると結構なインパクトです。
つまり、競合他社もわざと指名検索の領域を侵しているわけではなく、GoogleやYahooの拡張配信の影響を受けて指名検索に広告を配信してしまった、というケースが考えられるのです。
指名検索で配信された時の対策!
指名検索で出向されたときに取るべき対策は、指名検索に配信している他社に連絡して配信を停止してもらう、この一点につきます。
先ほどもお伝えしたとおり、競合他社も悪気があって指名検索に配信しているとは限りません。
部分一致の拡張などにより、事故的に指名検索に配信してしまった、というケースが増えています。
やんわりと「うちの商標検索に御社の広告が配信されているので止めたほうが良いですよ」とお伝えするとよいでしょう。
最初から悪意と決め込んでケンカ腰に伝えると、先方も強硬な態度になり、事態が悪化する可能性もあります。
なるべく穏便に伝えるように心がけましょう。
まとめ
競合他社が指名検索に配信するケースがある
合他社の指名検索の配信は部分一致の拡張によるケースも考えられる
対策方法は配信停止連絡を直接送る
競合の配信が止まってもCVが出ない?そんなときは無料診断で現状把握を
ここまでで、競合他社が指名検索で配信してくるケースとその対策について、お話してきました。
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それではまた次回!
written by K・M