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今さら聞けない?リスティング広告のアカウント構成の基本の「き」を紹介

リスティング広告の基本中の基本!アカウント構成を知ることが第一歩!

今回の記事はこんな方のために書かれています。

  • これからリスティング広告をはじめるつもり

  • すでにリスティング広告を運用しているが手さぐりで運用している

  • 代理店に運用してもらっているがいまいちよくわかっていない

リスティング広告を始めたばかりの方や、代理店に依頼している立場の方で
「今のリスティング広告のやり方で正解なのかな?」と疑問や迷いがある方もいるのではないでしょうか?

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リスティング広告には絶対の正解がないので「これは正解だ!」
「これはダメだ!」ということが一目でわかりにくいですよね。

そんな状態のとき、基本中の基本の事項を把握しておけば、
おおよそでもアカウントの状況を把握できるようになります。

そこで、今回の記事では基本中の基本であるリスティング広告を構成する
4つのパートがそれぞれが何を管理するものなのかを紹介します。

アカウント構成を正しく理解することがリスティング広告を成功に導く要となります。

リスティング広告のアカウント構成 4つのパート

リスティング広告は大きく分けて以下の4つのパートにより構成されています。
1.「アカウント」
2.「キャンペーン」
3.「広告グループ」
4.「広告」

リスティング広告アカウント構成記事_素材

「アカウント」→「キャンペーン」→「広告グループ」→「広告」の順に紐づいており、いずれかの設定が無効となっている場合、リスティング広告は配信されません。

また、有効となっていてもいずれかの設定項目が過度に絞り込まれたり、審査の状況によって配信されなかったりすると、配信量が少なくなることがあるので注意しましょう。

1.「アカウント」について

アカウントのパートではGoogleやYahoo!といった
広告媒体への支払い情報を設定します。

期間を指定して上限予算を設定、月毎の上限予算設定が可能です。

他パートが有効になっているのに配信が全く出ないという場合、こちらのパートで設定した上限予算に達しているということも考えられるので、チェックしてみてください。

「アカウント」での設定項目
 ・ログインメールアドレス
 ・パスワード
 ・支払い情報
 ・上限予算

なお、アカウントの設定は広告主の基本情報くらいなので、
この設定が成果に大きく左右する、ということはあまりありません。

2.「キャンペーン」について

キャンペーンのパートでは、日予算(1日あたりに使用する予算上限)など、リスティング広告を成功に導くにあたって調整していく項目が多くあります。

キャンペーン単位でおおよその方向性を決めていく、
戦略を決定するパートと考えてもよいでしょう。

地域や時間帯、デバイスについてもこのパートで設定することになるので、
「このエリアのこの時間帯に絞って集客しよう」と戦略を立てる場合は、
キャンペーンのパートを分けて設定しましょう。

 
このパートで「コンバージョン」を設定することで、リスティング広告の成果を確認することができます。

また、コンバージョン獲得に向けた自動入札もキャンペーンパートで設定できるので、条件に合う場合は適宜活用しましょう。

  • 「キャンペーン」での設定項目

  • 日予算

  • 開始日/終了日

  • 地域

  • 曜日/時間帯

  • デバイス

  • コンバージョン

  • 広告掲載方法

  • 最適化

  • 配信方法

  • 広告表示オプション
     等

3.「広告グループ」について

キャンペーンが「戦略」を担うなら、広告グループは「戦術」を担います。

広告グループパートでは配信する対象を更に絞り込むターゲティングを行い、それぞれの入札単価の上限を設定します。

特にリスティング広告ではキーワード単位での入札設定が可能なため、
「このキーワードを検索したユーザーに配信したい」
「コンバージョンに繋がりやすいキーワードを高く買い付けたい」
など柔軟に調整することができます。

また、この「広告グループ」に後述の「広告」が紐づくため、
「広告」で訴求した内容とそれに関連するキーワードという形でグルーピングを行うことが推奨されています。

リスティング広告アカウント構成記事_素材
  • 「広告グループ」での設定項目

  • 入札単価

  • キーワード

  • 広告文

  • 配信デバイス

  • ターゲティング
      等

4.「広告」について

広告パートではユーザーに表示される文言を設定します。

広告グループで設定したキーワードと関連した文言になっているか、
リンク先ページ内容と合った文言になっているかを意識して作成しましょう。

広告は1つの広告グループに対して複数作成することが可能です。

なので、少なくとも文言を変えた3つ以上の広告文のパターンを作成し、
下記の観点で定点チェックしましょう。

  • どの広告がユーザーにクリックされやすいか

  • どの広告文がコンバージョンに繋がっているのか

「広告」での設定項目

  • タイトル(見出し)

  • 説明文

  • リンク先URL

なお、広告の文言だけでなくリンク先URLも複数設定できるので、
リンク先URLのABテストもできます。

最後に

以上、リスティング広告を配信するにあたっての基本的なアカウント構成を説明しました。

ビジネスの状況や外部環境、競合の状況によってはより詳細な設定や運用調整が必要となってきます。

リスティング広告アカウントが正しく設定・運用されているか、定期的にチェックすることが重要です。

NTTデータ・スマートソーシングではリスティング広告を含め、デジタルマーケティングに関わる診断・ご相談を承っています。

無料相談の詳細はこちらをご確認ください。

それではまた次回!
Written by T・I