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パンダ・マンダリンの歯医者さん。

こんにちは。
「Bitter Orange Radio」DJのパンダ・マンダリンです。

急ですが、今年も残り1ヶ月を切りましたね。
11月といえば・・・11月8日は「良い歯の日」がありましたね。
良い歯といえば、歯医者さん!

そう、タイトルにも書いたように
パンダ・マンダリンの歯医者さん・・・は
なんと!兄なのです。


なぜ歯医者に?

兄が、どうして歯医者になったのかには、きっかけがありました。
そのきっかけというのが・・・アメリカに住んだことです。

アメリカの景色

わたくし、、、最初の自己紹介でも話したとおり
パンダ・マンダリンは、親の転勤で高校からアメリカに住んでいました!
もちろん、兄も一緒に。

パンダ・マンダリンの兄とは・・・!

アメリカ生活を送るうえで、体が元気なパンダ・マンダリンファミリー。
なので、滅多に病院には行かないにしても、歯医者は違ったのです。
甘いものが多い、アメリカ。
お菓子が大好きで、そもそもの歯が虫歯になりやすいパンダ・マンダリン。
なので、歯医者さんには大変お世話になっていました。

大量のお菓子

そして、兄は知ってしまったのです!
アメリカの医療費は高額だということを!!
歯医者になれば、高収入がもらえることを!!!

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アメリカで保険がない場合

保険に入っていないと、すごい高額な料金を支払うことになります。
虫歯1本を治療するのも、日本だと1万円なのに対し
アメリカでは、なんと10万円もかかります。

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そもそもアメリカには日本のような国民健康保険制度が存在しません。
あるのは、65歳以上の高齢者と障害者が対象のメディケアです。

アメリカの公的医療保険は、65歳以上の高齢者と障害者などを対象とする「メディケア」と、低所得者を対象とする「メディケイド」のみ。この2つでカバーされない現役世代は民間医療保険が中心です。

日本医師会

アメリカでは、普通の保険では歯科治療は適応外なので保険が効きません。
普通の保険とは別に歯科保険に入らないといけないのです!

健康保険は通常、健康な歯が事故で損傷を受けた場合の治療や、病気が原因で傷害を起こした顎の手術などはカバーしますが、歯科保険の適用分野である、虫歯治療や歯の定期検査、クリーニングは適用外ですので、別途に歯科保険に加入する必要があります。

健康保険USA

ちなみに、パンダ・マンダリンは親の転勤でアメリカに行ったので、親の会社の保険があり、ランクが上?だったおかげで、なんと歯科治療費は保険が全額負担でした。
冒頭でも、大変お世話になったと書きましたが
虫歯や歯周病とかでお世話になったわけではなく
ランク上の保険のおかげで、銀歯だった歯をセラミックに変えてもらえました。もちろん、パンダ・ファミリー全員!

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あ、でも一度だけ虫歯になり、虫歯の治療をしてもらったのですが、日本で治療したら絶対に麻酔を打たない程度の治療でも、アメリカでは麻酔を打たれました。痛くないからいいのですが、そんなになんでもかんでも麻酔を打つのもどうかと思いました。(特に注射が嫌いなので。)

その点、日本の保険は素晴らしいですよね!
健康保険により自己負担が1割〜3割と抑えられていて、高額療養費制度により自費の負担が軽減されています。

歯に対する意識

アメリカ人

アメリカでの歯の治療は保険適応外のため、もし虫歯や歯周病になった場合、高いお金を払って自費で治療しなければならないのです。国民のなかには「虫歯はなる前に予防するべきもの」という意識があります。なので、歯に対する意識は高いのです。

日本人

その点、日本人は、歯の意識は低いと思います。
実はパンダ・マンダリンは、今のフォトグラファーの仕事の前は
兄の病院で受付兼歯科助手をしていました。
そこで思ったのが、歯に対する意識です。
もちろん、意識が高い人は高く、全く虫歯がなくても毎月もしくは3カ月に1回の定期検診に来ていますが、ほとんどの患者さんは「歯が痛くなったので」もしくは「治療途中だが、仕事が忙しくて行く暇がなく放置してしまい、時間が空いたので来ました」というような、意識が低い人が多かったです。
そうなると、治療どころではなく、抜歯になってしまいます。
早めに治療すれば、抜歯しなくてもいい歯があるのに。

歯列について

アメリカ人

アメリカ人は、歯列に敏感で、歯の中心がずれていたり、八重歯なんてあったもんなら、絶対に矯正をするくらいです。

歯並びに問題がある子の約8割は歯列矯正を行うほど一般的な治療だそうです。噛み合わせが悪いと、滑舌や姿勢の悪さなどに支障をきたすとされ、歯並びが悪いと「清潔感のない人」や「自己管理ができない人」と認識され、
恋愛や就職活動にまで影響することもあるみたいです。また八重歯は海外ではドラキュラや魔女など悪いものを連想し、マイナスの印象が強く、また歯にお金をかけることが一種のステータスになっているため、小さい時から歯列矯正をすることが当たり前!という意識があります。

姿勢

欧米においては、出っ歯や受け口など様々な不正咬合(適切にかみ合っていない状態)の中でも、八重歯はドラキュラや狼男、魔女などと関係づけられ忌み嫌われるようです。

日本歯科医師会

そのため、矯正器具が見えていても、裕福な家庭の子という見方をされるため、裏側矯正よりも目立つ表側矯正が好まれているそうですよ!

歯並びに関しては、治療し整えるもの!と考えている人が多く、勤務している会社から社員の子どもへ矯正のお金を負担する保険もありそうです!

アメリカの多くの医療保険では、歯科矯正は対象内となっています。

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私の場合、アメリカに住む前に日本で矯正をしていたので、使うことがなかったのですが、とにかく個人ではなく社会全体で歯並び等、歯に関しての関心の高さが伺えますよね。

虫歯に関しても、アメリカでは医療費が高いこともあり、予防を意識し、定期的に検診とクリーニングを受ける人が多いそうです。

日本人

その点、日本人はアメリカ人に比べると歯列に対する意識が低いかと思われます。
まずは八重歯についてですが、日本では、八重歯は”可愛らしい”という印象を持つことが多いですよね。
そのため一時期ファッションとして「付け八重歯」が流行りましたもんね。
調べたら、今でもやりたい人がいるみたいですね。

セラミックなどで作製されたうすい人工歯を八重歯(犬歯)の部分に貼ることで八重歯に見せる治療法です。
メリットとしては自分の歯をまったく削ることなく人工歯を貼るだけなのでリスクが少ないということでしょうか。もし似あわない、飽きたという場合でもすぐにとり外してもらうことが可能です。

EPARK歯科

ですが八重歯は、どんなに丁寧に歯磨きをしても、歯磨きだけできれいに汚れを取り除くことが難しく、隙間に残った汚れの中の細菌が虫歯などの原因になるそうです。

ですので、パンダ・マンダリンは、兄が歯医者になったおかげで、歯に対する考え方、意識が変わりました!

パンダ・マンダリンの場合

歯に対する意識

今までは「歯を磨けば大丈夫!」「歯が痛くなったら歯医者に行けばいい!」「虫歯になっても治療すれば治る!」と歯に対する意識が低かったパンダ・マンダリン。
特に、矯正をしてブラケットを取った後が大変なことになりました。
奥歯が虫歯になってしまったのです。
もちろん、きちんとちゃんと歯を磨いていたんですよ!
それでも虫歯になり、治療に行き、ついでにクリーニングをしてもらうと歯茎から血が出るようになりました。要は、歯茎が腫れていたのです。それでも、歯肉炎や歯周病なんて言葉は全然耳に入ってこず、自分は関係ないと思っていました!

こんな感じで、危機感を全然感じていなかったパンダ・マンダリンは、兄が歯医者になり、歯をクリーニングしてもらったときに、相変わらず歯茎から血が出ていて、さすがにまずいと感じた兄から、脅しの言葉が!
「歯肉炎になっているから、このままいくと歯周病になり、歯が全部抜けて総入れ歯になるぞ!」と真顔で言われました。
この一言で、ついに意識が変わり、重い腰があげて、危機感を持ちました。

すぐさまどうしたらいいかを聞いて、まずは、デンタルフロスが大事だと言われました。そして”コンクール”といううがい薬。これを毎日に使用して、1ヵ月。

コンクールF

ムシ歯の発生および進行の予防、歯肉炎の予防、
歯槽膿漏の予防、口臭の防止。

コンクールF

ついに、成果が現れました!
歯茎が引き締まり、クリーニングをしても血が出なくなりました。
兄の言葉を聞いて、危機感を持ち、デンタルフロスうがい薬をきちんと毎日やって本当に良かったと思いました!!

歯列について

パンダ・マンダリンの母親は、歯列に関して意識が高かったため、私が小学生の頃に矯正をしました。
歯の生え変わりが早く、顎が小さいときに大人の歯に生え変わってしまい
歯と歯が重なって八重歯もあり、中心もズレていました。
ですので、4本抜いて、4年間ブラケットをつけていました。
その4年間、口の中は大変でした。

ブラケット

ブラケットが口の中で当たるので、荒れて、口内炎になったり
月に1回、アーチワイヤーを締めてずらしていくので
その締めるのが、痛くて、痛くて。
でも頑張ったおかげで、きれいな歯並びになりました。
親に感謝です。

っと、ここまでアメリカ人と日本人の”歯に対する意識の違い”とパンダ・マンダリンの歯に対する”想い”を書いてきました。長々とお付き合いいただきありがとうございます。

最後に一言:歯磨き後はデンタルフロス(歯間ブラシ)をやりましょう!

それでは、また会う日まで・・・
皆様にとって、良い一日でありますように!
お相手は、パンダ・マンダリンでした。

note「Bitter Orange Radio」を運営する、株式会社No.1デジタルソリューションのコンテンツグループは、紙媒体の編集・執筆経験を持つライターと、さまざまな媒体の撮影経験を持つフォトグラファーで構成されたプロ集団です。ホームページ制作のための取材・執筆はもちろん、自社コンテンツやパンフレット・冊子など、さまざまなテキストの取材・執筆、取材なしのテキスト作成、リライト、ブログ用記事作成、文字校正など、さまざまなライティング業務および写真撮影を承っております。ライティング・撮影に関するご要望がございましたら、ぜひお問い合わせください。

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