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アメリカの飲酒は日本と事情が違う!〜帰国子女の体験談〜

こんにちは。
「Bitter Orange Radio」DJのパンダ・マンダリンです。

もう明日で10月も終わりますね。
明日といえば、ハロウィーン。

毎年渋谷では、ハロウィーンで盛り上がる10月月末、
今頃は渋谷駅周辺エリアでの「路上飲み」を制限してましたね。

路上飲み(渋谷)

それが2024年からは、10月1日から路上や公園での夜間の飲酒を通年で禁止する渋谷区の改正条例が施行されたようです。

引用元:東京新聞

改正条例は、毎日午後6時~翌日午前5時、センター街や区役所、宮下公園、道玄坂など渋谷駅周辺で、公共の場での飲酒を禁じる。

NHK首都圏ナビ

急ですがみなさま、覚えてますでしょうか?
わたくし、、、最初の”自己紹介”でも話した通り
パンダ・マンダリンは、親の転勤で高校からアメリカに住んでいました!
ですので、アメリカの飲酒について書いていきたいと思います。


アメリカ

飲酒できる年齢

日本では”20歳”ですが、アメリカでは”21歳”と少し遅めです。
また年齢チェックが厳しく、特に日本人は見た目が若く見えるので
お酒を買う時は必ず身分証を見せる必要があります。

飲酒が許される年齢の違いもその一つです。日本では、お酒は二十歳になってからと法律で定められています。一方でアメリカでは、飲酒は21歳になってからと法律で制定されており、アメリカ50州全てに共通するルールです。二十歳の人が日本ではお酒を飲んでいるといっても、アメリカの観光中では法律違反となりますので注意が必要です。

JAL保険ナビ

公共の場での飲酒

日本では、自動販売機で売っているように、公共の場や路上での飲酒が可能ですが、アメリカは州によっては飲酒が禁止されている場所があります。
私が住んでいた場所は、アメリカのカリフォルニア州とニューヨーク州でしたので、どちらとも公共の場での飲酒は禁止されてました。

なので、よく道で人とすれ違うとお酒の匂いがしている人は大抵
紙袋を手にしていて、その中にお酒の”ビール”や”SMIRNOFF ICE”の瓶を入れて隠れて飲んでいる人を見かけました。

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もちろん、警察官も分かっているので、よく捕まっている人も見ました。

アメリカは州によって公共の場での飲酒が禁止されているところがあります。しかしそれは全ての州ではなく、一部の地域では屋外での飲酒を認められているところもあるのです。飲酒を禁じている場所には「No Alcoholic Beverages Allowed」という注意書きがされています。海外では歩きながら飲酒をしたり、ビーチで飲酒したりというイメージが強いかもしれません。ただ、それは飲酒が認められている地域でされている事です。禁止エリアでの飲酒は軽犯罪として扱われるケースもあります!

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販売時間

上記にも書いたように、私が住んでいたカリフォルニア州は、公共の場での飲酒が禁止されていたし、お酒の販売時間が決まってました。

時間帯は、朝6時〜深夜2時まで、宗教上お酒を飲まない人たちが多くいる地域では朝11時〜夜10時までなど州によってさまざまです。

FLEETGUIDE

なので、レストランやクラブなど閉店時間が深夜2時でしたので、深夜2時以降は、どこもお店が閉まっていました。
日本のように24時間空いてるコンビニもないので、2時以降の街並みは、街灯の明るさのみで、ちょっと怖くもあり静かでした。
深夜2時以降も飲みたい人たちは、家で飲んでいるので、アメリカでの”ハウスパーティー”が多いのもそのせいかもですね。
日本で言う”宅飲み”です。

レンタカー

もし旅行中や留学中に、レンタカーを借りた場合、アメリカでの飲酒運転についてもきちんと知っておくといいと思います!

アメリカの酒気帯び運転の基準は、血中アルコール濃度が0.8mg/mlと、日本の0.3mg/mlと比較すると緩めですが、飲酒運転は日本と同様に厳禁!
日本の場合は”交通法違反”ですが、アメリカは”刑事法違反”です。
違反をすると、逮捕されて懲役になる場合もあります。

飲酒運転(DUI)は,自動車法(Vehicle Code)第23152~23229.1条に規定されています。血中アルコール濃度0.08%(0.8mg/mL)以上は飲酒運転となります。

在サンフランシスコ日本国総領事館

飲酒運転

私の知り合いの日本人もアメリカで飲酒運転をして逮捕された人がいます!
その人は、ある日、私に何の説明もせずに、急に手紙を翻訳してほしいと英語ができる私に頼んできました。(彼は英語ができないので)その内容は、あなたは”罪人”で逮捕されました。今後については弁護士を交えて話し合いを設けてほしい。と書いてありました。

急に罪人とか、逮捕とか書いてあるから、何事?っと思い
尋ねたら、最初は隠し隠しで誤魔化して説明をしていたのですが
吹っ切れたのか、全部話をしてくれました。

彼は、アメリカはアメリカでも、仕事でハワイに出張をした時に
飲酒運転をして捕まったそうです。

言い訳?としては・・・
ある日、夜中に運転をしていたら、警察に急に止められて、飲酒をしたかを聞かれたが(ちょっとしか飲んでないので大丈夫だと思い)飲んでないと答えたそうです(ちょっとも飲んでいるならNGですね)。
そしたら、外に出てまっすぐに歩けと言われたので、まっすぐ歩いたのに、(多分ふらついていたんだと思います)急に手錠をかけられて、パトカーに乗せられて、荷物も全て取られて、汚い豚箱(彼曰く)に1日入れられたそうです。(留置所ですね。)
次の日にようやく荷物を返しもらい、電話ができるようになったので、会社の弁護士に連絡したそうです。

そして、罪人だからこそ、強制送還されるかと思いきや、取ってあった航空券で普通に日本に帰ってきたとのことでした。(意外でした。)

ですが、アメリカで罪人になったのですから、今後はアメリカにも入国できなくなるので、弁護士との話し合いでどうにかするのでしょうね。
(その後、どうなったのかは知りません。)

日本の生活と同様、「飲んだら運転はしない」ということを頭に入れておくようにしましょう!

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驚き!

外国人の友人が日本に遊びにきて一番驚くことは、お酒が自動販売機で買えることでした。
年齢がわかるIDを見せずに24時間、誰でもお酒が買えることに喜ばれました。

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っとここまで、アメリカの飲酒事情についてお付き合いいただきありがとうございました。
もし旅行でアメリカに行ってレンタカーを借りる際はお気をつけてくださいませ。

それでは、また会う日まで・・・
皆様にとって、良い一日でありますように!
お相手は、パンダ・マンダリンでした。

note「Bitter Orange Radio」を運営する、株式会社No.1デジタルソリューションのコンテンツグループは、紙媒体の編集・執筆経験を持つライターと、さまざまな媒体の撮影経験を持つフォトグラファーで構成されたプロ集団です。ホームページ制作のための取材・執筆はもちろん、自社コンテンツやパンフレット・冊子など、さまざまなテキストの取材・執筆、取材なしのテキスト作成、リライト、ブログ用記事作成、文字校正など、さまざまなライティング業務および写真撮影を承っております。ライティング・撮影に関するご要望がございましたら、ぜひお問い合わせください。

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