OpenSea Studioで「出来ること」「出来ないこと」
OpenSea Studioというサービスがスタートしました。
せっかくだから触ってみようと思って触ってみました。細かい部分までの解説はできないけど、それなりの情報なら書けそうなので書いてみます。参考になれば嬉しいです。
タイプが違う二種類のNFT
まずOpenSea Studioで作ることが可能なNFTは大きく二種類あります。
Drop a collection(ERC721)
一度リリースした後は追加しないタイプのPJに最適。ジェネラティブNFTなどで多く使われている。ミントサイトを使用する。
Create an NFT(ERC1155)
リリース後もアイテムを追加出来るタイプ。従来のOpenSeaのNFT作成に限りなく近い仕様になっている。コレクションを作りそこへ随時追加していく使い方となる。
Drop a collection(ERC721)
出来ること
10,000枚といった大量のNFTを一度に作成出来る
CSVファイルを使用して各NFTの情報を編集、一括アップロード出来る
AllowListを使用することで特定のウォレットに対して販売価格、購入可能枚数を設定出来る
リビール処理が出来る
ミントサイトを簡単に作成出来る
ミントスケジュールを設定出来る
出来ないこと
一度リリースした後にNFTを追加することが出来ない(厳密にはしようとすれば出来そうだが不可能に近い)
その他
一次販売時(ミントサイトで売る時)の売上の10%がOpenSeaへの手数料として引かれる
作成にガス代が適時かかります
Create an NFT(ERC1155)
出来ること
一枚ずつNFTを情報を入力して作ることが出来る
一度コレクションを作成した後は随時好きな時にNFTを追加することが出来る
シンプルなので直感的に作ることが出来る
出来ないこと
まとめて複数枚のNFTの作成が出来ない
ミントサイトを作っての販売が出来ない
CSVファイルを使っての情報アップロードが出来ない
リビール処理が出来ない
その他
NFTを作った後は自分のウォレット内にソレが入ってる状態になる(たぶん、未確認)
OpenSeaへの作成手数料はかからない(たぶん、未確認)
作成にガス代が適時かかります
結局どっちを使えばいいのか
これまでのOpenSeaのNFT作成機能を使ってきた方はCreate an NFT(ERC1155)を使えば大丈夫です。
繰り返します。
これまでのOpenSeaのNFT作成機能を使ってきた方はCreate an NFT(ERC1155)を使えば大丈夫です。何も考えず一択です。
もう一度繰り返します。
コレクションを作成して随時NFTを追加していきたい方はCreate an NFT(ERC1155)を使えば大丈夫です。Create an NFT(ERC1155)です。
※一方、大量のNFTをリリースするようなジェネラティブPJなどの場合はDrop a collection(ERC721)を使ってみてください。
おまけ:作ってみた!
Create an NFT(ERC1155)の作成手順
①選ぶ
②コレクションを作る
情報を入力するとあっという間にコレクションが完成します。
③コレクション内にNFTを作る
画像ファイルをアップロードしたり、NFTの情報を入力していきます。入力してCreateを押すと完成です!
情報入力の解説
Collection
先ほど作成したコレクション名のものを選びます。
Name
このNFTの名称です。
Supply
このNFTを何枚作るか数量を入力します。
Description
このNFTの説明を書きます。
External Link
外部リンクがあれば。なければ空欄で構いません。
Traits
このNFTの要素情報です。空欄でも構いませんし複数設定しても大丈夫です。例)Color:Red など
10/5時点の情報です。情報には未確定の部分もありますのでご了承ください。
僕自身が試しに作ろうとしたらOpenSeaが混雑しているからか画像データを分散型サーバーへアップロードの処理が一向に進まず、といった状況になりました。
始まったばかりのサービスなのでゆっくりと確認しながらやっていきましょう。
こんなのあります。NFTのマイベストです。
こんなのもあります。すごく便利。
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