181208_木を守り、木を活かす。(ウッドデザイン賞)
自然が豊かと言われる日本。
国土の70%以上が山林で緑に溢れ、山林の持つ保水機能から川の水も豊か。
元来、里山と呼ばれる多種多様な雑木の集まりであり、生態系も豊か。
その里山はある時期、一斉に杉や檜を中心とするほぼ単一種の針葉樹植林に変わっていきました。「宝の山」と呼ばれ、建材を中心とする木材利用需要に応えるためでした。
一斉植林によって、植生が変わり、生態系が変わり、保水機能が失われ、花粉症が大きな社会問題となり、宝になるまでに何十年もの時間と手間もかかる山林は、手入れが