さもこそはよるべの水に水草ゐめけふのかざしよ名さへ忘るる 大方は思ひすててし世なれどもあふひは猶やつみおかすべき 棚機の逢ふ瀬は虹のよそに見てわかれの橋に鵲を想ふ 有り体に物語りしもなき物をけふをば何のさてといふらん (引き歌)もの思うと過ぐる月日も知らぬ間に年も我が世もきょうや尽きぬる (空耳対訳)“More note passed thru the days, She learns amount of ways, Word got ya key to take null.”匂宮三帖 宇治十帖FullCh1-2