迷走しないための瞑想
マインドフルネスを始めてみた。
出会いはNetflixの「ミッドナイト・ゴスペル」という海外アニメ。
「アドベンチャー・タイム」と制作者が同じであると知り、配信されてすぐさま観始めた。どちらの作品も若干グロくて不気味で、けれどキャラクターのお顔はとてもポップ。観ていてなんとも言えない不思議な気持ちになる。眠れない日の深夜に観たくなるのだけれど、視覚的な刺激を受けるので、浮き足立ってしまって頭が高揚する。(それがクセになる)
主人公のクランシーはスペース・キャスター。様々な惑星で出会う人にインタビューして、それを配信する。クランシーの声優はダンカン・トラッセルというコメディアンが務めており、実際にPodcastでインタビューを配信している。
ゲストそれぞれの専攻している分野が違いすぎておもしろい。医師、元死刑囚、作家、仏教指導者、葬儀屋さんなど。生と死、人生の在り方についての話が多く、回を重ねていくなかで「マインドフルネス」という言葉を何度も聞いた。
そもそもマインドフルネスとは何か。
マインドフルネスとは、「『今、この瞬間』を大切にする生き方」を指します。マインドフルネスの実践により、ストレス軽減や集中力の強化などの効果が得られるとされることから、21世紀に入り世界中で大きな注目を集めています。
ぶっちゃけこれだけ読んでも抽象的すぎてよくわからない。
マインドフルネス瞑想のやり方
頭と首と背筋が一直線になるよう、椅子や床に垂直に座り、注意を呼吸に集中します。1日1回、10分から始め、30分以上集中できるようになるまで少しずつ時間をのばしていきます。ある程度の時間、呼吸に集中できるようになったら、次は注意を体全体や浮かんでくる思考に向けます。最後の段階では意識を完全に解放し、注意を何にも向けずにただ座っている状態になります。
全然ピンとこない。「意識を完全に解放」とか、ただひとりで部屋に座っているだけでは到底できそうにもない。
始めたいけれどよくわからなくて困っていたら、Meditopiaというアプリを見つけた。
評価も高いし、悪くなさそう。
開いたらこんなかんじ。
好きなテーマを選んでタップすると、まずは15分程度の音声が流れる。その音声に従って呼吸を整えて、身体に意識を持っていきながら、気持ちを落ち着かせる。BGMで自然の音が流れている。
これを寝る前に1本。1週間ほど続けている。
瞑想を続けることによって、集中力アップ・ストレス解消・リラックス・睡眠改善・パフォーマンスの向上などの効果があるらしい。
やってみた感想としては、ヨガと似ている。自粛期間中に発掘したヨガのDVDを実践していたのだけれど、最後にあぐらをかいて目を瞑ってクールダウンする時間で、呼吸法といい考え方といい、音声に似たようなことを言われる。なのでわたしはすぐにリラックスモードに入ることができた。
問題点は、途中で寝てしまう。朝、耳の横に置きっぱなしにされたiPhoneのけたたましいアラーム音に起こされて、画面を開くと「おめでとうございます!○日目の瞑想が完了しました!」の表示。思い返せば最初の8分くらいまでしか記憶がない。Meditopiaを使い始めてから3日でこうなった。
瞑想の途中で寝てしまうのは、マインドフルネス的にアリなんだろうか。リラックス部門では満点だけども、集中力アップのためには、瞑想時間を少しずつ伸ばしていかなければならない気がする。
という感じで、今回はマインドフルネス入門のお話。寝る前というのが無理していなくていい。続けられそう。しばらくしたら経過を報告しようかと思います。
これで1日の学習時間が伸びて、メンタルのコントロールが上手くなったら嬉しいな〜。