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サステナビリティでつながる

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サステナビリティ活動をおこなう企業、団体、個人の方との「つながり」の場としてのマガジンです。 ナガセケムテックス公式note担当者が、多くの人にぜひ読んでもらいたいと思った記事を…
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#気候変動

マテリアリティ特定までのストーリー~プロジェクト成功のカギは、「多様性」、「心理的安全性の確保」、そして「熱量」~

こんにちは。ナガセケムテックスです。 ナガセケムテックスは、2021年度に若手・中堅社員を中心メンバーとした「サステナビリティ推進プロジェクト」を発足し、サステナブルな事業活動を推進するための3つのマテリアリティ「環境にやさしい化学工場をつくる」、「素材・技術の開発で豊かな未来をつくる」、「働き続けたい職場環境をつくる」を特定しました(マテリアリティについては後述します)。 今回は、当時「サステナビリティ推進プロジェクト」に事務局メンバーとして参加していた経営企画本部 経

なぜ企業は温室効果ガス排出量を算定しなければならないのか、その理由と方法

TBMは企業単位で温室効果ガス排出量を可視化し、削減施策までを提案するプラットフォーム「ScopeX」を展開しています。また、LIMEXについても、原材料調達から処分に至るまでのライフサイクルを通じた温室効果ガス排出量を詳細に開示しています。なぜ企業は今、温室効果ガス排出量の算定という課題を突き付けられているのか、ScopeX事業を担当する新規事業部のメンバーが、その理由と方法について解説します。 企業が温室効果ガス算定をする背景2015年の第21回気候変動枠組条約締約国会

気候危機時代を化学式から読み解く。必要なのは「炭素(C)」の転換。三井化学:Social Good Company #80

素材の力で社会課題の解決を目指す三井化学株式会社。気候変動を取り巻く今の社会は「化学式」から読み解くとどう映るのか?そこには新しい視点を得るヒントがありました。化学の分野から「リジェネラティブ」な世の中の実現に向けて、三井化学の取り組みや想いについて、松永氏にインタビューしました。 気候変動が人為的な問題で起こっているならば、「人間の力」で解決する● 普段の業務内容を教えてください。 現在はグリーンケミカル事業推進室に所属し、バイオマスやリサイクルの取り組みのブランディン