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第1回大文研実態調査~部員はどんなゲーム機を持っているのか?~

皆さん、こんにちは。
普段、活動日誌を投稿している人とは別の中の人です。
今日は先日実施した「第1回大文研実態調査」の結果報告をしたいと思います。

調査のきっかけ

今回、調査を実施しようときっかけになったのは以下の記事です。

この記事では、高校生のLINEユーザーを対象にゲーム機の保有状況が調査されています。今の高校生と大文研部員のゲーム機保有状況が比較できると面白いと思い、調査を実施することにしました。

調査の概要

【目的】名古屋市立大学大衆文化研究会(以下、大文研)の部員の実態を明らかにし、活動を実施するのうえでの基礎資料とするため。

【調査方法】Googleフォームによるオンライン調査

【調査内容】性別、自宅生/下宿生、ゲーム機の保有状況
同時に大文研の活動に関するアンケートも実施しました。(オンライン研究会で取り上げてほしいテーマ、対面活動でしたいこと、上映会をしたい作品、対面活動に参加するうえで問題になっていること)

【調査期間】2020年10月24日(土)~2020年10月30日(金)

【回答率】70%(部員50人中35人が回答)

調査の結果

それでは「第1回大文研実態調査」の結果です。部員全体のゲーム機保有率は以下の通りです。

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大文研部員のゲーム所持機保有率は80%でした。高校生の調査でも保有率が約8割で、ほぼ同じでした。

ゲーム機ごとの保有率も分析しました。高校生と同様に、ニンテンドー3DSシリーズの保有率が最も高いという結果になりました。言うまでもなく、大文研部員の方が年齢層が高いので、ニンテンドーDSシリーズの保有率は高校生よりも15%程度高くなっています。
また、1~4位は任天堂のゲーム機が独占しており、これも高校生での調査結果の傾向と一致します。高校生の調査結果では圏外となっているMicrosoftのXboxシリーズの保有率は大文研でも非常に低く、Xbox 360を保有している人が1人だけいました。

続いて、ゲーム機の所持状況を男女別に検討しました。

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女子高校生よりも男子高校生の方がゲーム機保有率が高いことが報告されていますが、大文研でも女性(64%)より男性(90%)の方が保有率が高かったです。

ゲーム機別では高校生の結果と同様に、男女ともにニンテンドー3DSの保有率が最も高いという結果になりました。高校生の結果と異なるのは、Nintendo Switchの保有率で男女差が大きい、PlayStation 3の保有率に男女差が見られない、などです。
PlayStation Portableの所持者が男性だけなのも興味深いです。

最後にゲーム機の所持状況の自宅・下宿別に検討しました。

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自宅生(95%)と比べると、下宿生(57%)のゲーム機保有率が低いことが明らかになりました。
ほとんどのゲーム機で自宅生の方が保有率が高いのにかかわらず、唯一Nintendo Switch Liteだけ下宿生の保有率が高かったです。1人で遊ぶことが多い下宿生には向いているゲーム機なのかもしれません。

調査のまとめ

今回の調査で明らかになったのは以下の3点です。

1.大文研部員は約8割がゲーム機を保有しており、最も保有率が高いのはニンテンドー3DSシリーズである。

2.女性部員より男性部員の方がゲーム機保有率が25%程度高い。女性部員のNintendo Switch保有率は30%弱で男性部員の半分である。

3.下宿生のゲーム機保有率は57%であり、あまり高くない。

全体的に見て、大文研部員のゲーム機保有率は高校生とあまり変わらないと思いました。
またゲーム機を持っていない方が一定数いるので、Nintendo Switchなどのゲームをする企画だけではなく、幅広い企画を展開していくことが重要だと考えています。

11月には「第2回大文研実態調査」を実施する予定です。第2回の調査では、「サブスクリプションサービス」について調査します。
音楽や動画の配信だけではなく、様々な分野で月額課金や年額課金のサブスクリプションサービスが普及してきました。部員の皆さんがどのようにサブスクリプションサービスを活用しているかについて明らかにしたいと考えています。

おまけ:活動に関するアンケート結果

ここからは「第1回大文研実態調査」と同時に実施した、大文研の活動に関するアンケートの結果について述べていきます。

(1)オンライン活動の研究会で取り上げてほしいテーマ・ジャンル・作品

約70のテーマ・ジャンル・作品が集まりました。ありがとうございます!
「鬼滅の刃」や「ツイステ」といった現在熱いもの、「ドラゴンボール」や「星のカービィ」といった有名作品、「中国ドラマ」、「進研ゼミの特典DVD」、「自炊飯」など多種多様なテーマが挙げられていました。
個人的には「サザエさんの堀川くんの奇行」が気になりました。ピクシブ百科事典の堀川くんのページにも奇行がまとめられています。

(2)対面活動でやってみたいこと

「ボードゲーム」、「人狼」、「15秒絵しりとり」などのアイデアが挙がりました。感染防止を考慮して「部員みんなで1人カラオケ」という案もありました。

(3)対面活動の上映会で観たい作品

約30の作品等を挙げてくれました。ありがとうございます!
「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」といった定番の作品、「プロメア」や「鬼滅の刃」といった最近の人気作品、「ミッドサマー」といったホラーなど様々な作品を挙げていただきました。
アイマスやVTuberのライブも挙げられていました。個人的にはミリオン6thライブの上映会をしたいですね。(福岡公演のBDは持っています。)

(4)対面活動に参加するうえでの問題点

交通費がかかる」が最も多かったです。本学の授業の大半がオンライン授業なので、予想どおりでした。
対面活動に参加しやすくするためにはやはり「対面授業の全面再開」が必要ですが、現在の感染状況では難しいですね…。
年内に大ホールなどの収容定員が大きい施設を借りて、部員が一堂に会せるような機会を作りたいと思います。

授業やバイトの都合で参加できない曜日があるという意見もありました。対面活動はなるべく曜日を分散するようにしていますが、オンライン活動についても金曜日以外の開催を検討したいと思います。

「第1回大文研実態調査」及び大文研の活動に関するアンケート調査の結果報告は以上となります。
読んでいただき、ありがとうございました!

(文責:ざっくぅ)


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