親権変更 22
9月28日
10時に児童相談所で面談があるので高速を利用し、片道5時間ほどかけて車で向かいました。その車中でI警察署の方に取ってもらった調書の話になりました。お母さんは警察から事情を訊かれたときに「夏休みの宿題をやってないこと、学校へ行くのが嫌で帰ってこないのでは?」と話したらしいと伝えると、子供は少しショックを受けていました。理由はそんなことで僕がこんな行動をとったのかと思われていることでした。また、暴力について児童相談所の記録以外で何か証明できることはないのかと訊くと、行政機関のFさんがお母さんから「暴力をすると止まらなくなってしまう」という相談を受けている。ということを子供はFさんから聞いたと話しました。
現地では子供が心配で東京から私の弟も駆けつけてくれていました。児童相談所に着いて、子供は別室、私と弟は同室で面談しました。虐待の旨を話しましたが、結局は電話で散々話していた内容なので返答がどれもこれも同じでした。この後、母親と再婚者の自宅を訪ねる話とすると職員さんから、自宅へ行くことはやめておいた方が良いと忠告を受けました。それに対し子供の自宅であるし、虐待があり、連絡取れないので、自宅へ伺うのは至極当然の行為と言いました。それでも不満であるなら警察に寄ってから伺うと伝えました。一般論で考えると子供が泣いてる上に親と連絡が取れない場合は当然自宅へ伺うものですが、これを遮るろうとするのは明らかに子供のことを考えての発言ではなく、クレームをつけてくるであろう親権者の母親の方を見た発言だと悲しくなりました。
あくまでも協議の場を求める為ですが、現実的に母親が危険な行動をとる恐れもある為、I警察署を予め訪れました。2名が対応して、そのうち1名は以前子供の調書を取ってくれた生活安全課の方でした。事情を話しくれぐれも気を付けてください、何かあればすぐに110番してくださいと言われ警察をあとにしました。
子供の住まい、母親と再婚者宅を伺ったが不在でした。ここまで来た証拠を残す為にも子供の直筆の手紙を投函してきました。その後、教育委員会へ伺うも電話で何度かやりとりをしていた担当者が対応してくれましたが、親権者の同意の一点張り。
K中学校訪問。校長先生が応対してくれるがこちらも親権者の同意の一点張り。通学証明書の発行や教育を受けられないこの現状を少しでも改善して欲しいと伝えるが親権者のお母さまと言葉を濁すばかり。学校も母親には困っている様子で弁護士さんにお願いしないともう事が進まないのじゃないかと言われました。息子を一目見たいと言われるが、子供の疲労が著しい為に断りました。
子供に訊いた勤務先に訪問するも人が多く、どのテナントか特定できず、事務局の2名が対応してくれましたが、正規の職員でないならすぐにはわからないと。私の住所、名前、電話番号、子供の名前を書き残してきました。
これらを回って丸一日かかりました。弟はその夜、東京へ戻りました。帰り際に弟が一言
「今日行ったすべての人間の仕事のやり方が減点方式」
私はそのとおりだと思いました。業績を上げ、実績を残し加点していく仕事ではない。一定の点数を割り振られ、いかに減点を少なくするか。実の父親の私の要望を聞き入れ、それが子供の利益になっても加点は無い。それより親権者にクレームをつけられ減点されるくらいなら、どんなに理不尽でも人道に外れていても親権者に付いていたほうがいい。泣いて転んでいる子供を横目で見ながらその先にいる親権者に「転んでいますが、どうしましょう」と言わなければならない。それだけ親権者様は絶対です。