INFJが語る「INFJが恋する時の心理機能と恋愛模様」

INTJのサンプルが不足がちだったので、この人の自己分析が非常に参考になる。というか、めちゃくちゃ頭いい人だから、他のINTJとはまるで解像度のレベルが違う。ということで、紹介😉

ついでに、自分もやってみる。

INFJの心理機能は
主機能 内向直観Ni
補助機能 外向感情Fe
第三機能 内向思考Ti
劣等機能 外向感覚Se

基本はピコーン第一主義。よく書いてるんだけど、INFJは内向直観Niの奴隷で、ピコーンってなったら理屈は後付けである。だから、ピコーンが全て。つまり、案外、一目惚れしたりする。

自分が好きな女性像として、日向ヒナタと堀北真希があるが、この場合は完全に一目惚れ。

日向ヒナタは初登場時から「かわいいこおるなー」→「やっぱかわいいやん」→「失禁してる…でも、かわいいやん」→「ネジ戦かっこえーし、かわいいやん」→(以下、見る度に無限に「かわいいを繰り返す」

堀北真希の場合は「逆境ナイン」って映画で一目惚れ。その後は「ALWAYS三丁目の夕日」のくっそダサい堀北真希を見ても肯定。山本耕史と結婚しても全肯定。むしろ、山本耕史が好きになるほど全肯定。その後に、女優引退しても、その判断を全肯定。良き思い出として、まるで初恋の如くである。完全にあたおかである。

初恋と言えば、幼少期に知り合った、近所に住んでいた聾唖の少女である。特殊な学級に進学するために、小学校に上がる頃に離脱。

幼い頃の記憶なので、かなり解像度は落ちているが、イメージがある。「真冬の山間にある深い湖に沈んだかのように、冷たく静かで透き通った中の、一筋の温かさを持った光」というもの。川瀬智子が書きそうな歌詞である。

言葉によらなかった意思疎通が、彼女に神的なイメージを付与したのだろう。自分の中では、完全に「sacred、セイクリッド、聖なる」となっている。完全に絶対不可侵な領域である。故に、このタイプの子を好きになることはない。「似て非なるもの」は不要なのである。

多くのINFJが信仰心を持たないのは、自分の中で勝手に宗教的信仰めいたものを見つけるからであろう。それも、多くの場合、幼少期の体験にあると思われる。

補助機能の外向感情Feは「感じが良いか」どうかを推し量る物差しに近い。この機能のせいで、一目惚れとは真逆の「長い間、近くにいたから、愛着が湧いた」からの「恋心」というパターンもある。これはこうとも言える。外向感情Feが「近くにかつ長くいることを許した」という洗礼に耐えきったものを選ぶと。そして、同時に第三機能の内向思考Tiの無数の疑義を耐えきったとも言える。

以上から、外向感情Feと内向思考TiがINFJの価値観を形成する。「なにを好み、なにを美しい」と思うかは、FeとTiによって洗練されていく。そうして、得られた価値観によって、INFJの土壌が出来上がり、結果、INFJの魅力ともなる。もし、あるINFJが面白かったなら、それはそのINFJの内面世界が魅力的なまでに洗練されているのである。

外向感覚Seは多くのINFJは鍛えていないので、あまり働かないと言えるが、自分の場合、幼い頃からESTPばりに鍛えまくっているので、美醜にうるさいとこがある。ただし、それも「磨けば光る可能性」があればおけ。むしろ、磨く機会自体を求めて「ダサい美人」を好む傾向がある。日向ヒナタや堀北真希なんかがまさにこれ。「もさかわいい」こそが正義なのである。なお、ダサいままでもよかったりする。「可能性に恋をしている」から、その可能性が開花しないほうがよかったりするといった意味不明かつ本末転倒なことをする。内向直観😨…

好きなタイプの傾向はある。この「ぽやっと指数」で近いとこが好きな場合が多い。他にも、基本は縦の関係も好きになりやすい。保有機能同じ面子。

まずは、ぽやっと指数から検討。

INTJもありなのかというとよくわからない。INTJ自体と遭遇しないから。完璧主義で孤独が好きな、近寄りがたい雰囲気を纏うINTJに「近づくのはよくないかな」と思い、思いやりで近づかない可能性があるのかも。Te面で、INTJは思い切り振り切ってるので、面白がってる可能性もあり。

INFPは結構遭遇する。というか、向こうからコンタクトを取ってくる。この場合はINFP自体がINFJの大人しく静かな雰囲気を好むケースが一つ。もう一つはINFJの有用性を、INFJの次に見抜く可能性が高いから。多分、主機能のFiが頼りになるINFJを見抜いたら、接近するエゴイズムから。INFJはそこを見抜いていている。保有機能のズレから微妙に違和感を感じる面もある。それを魅力と取るかと言われたら、「結局、この人INFPは、意見が合わないよな」となる。TeとSeの部分で違和感を感じる。NeとNiの差は決定的かもしれない。見抜いて見極めたNiに対し、しょーもない可能性を残したがるNeは相性がよくない。その理由がFiだった場合、INFJは心の底からINFPを見放すだろう。

ISFJは寄ってくる場合もあるし、こない場合もある。INFJがENTJに擬態するほどに、SeとペルソナTeを鍛えていた場合、ものすごい威圧感を発しているため、「怒っている」か「嫌われている」と勝手に勘違いして、距離を置く。INFJ自体はISFJを完全に「アホの子」扱いしているので、自分から好きになることはよほど見た目が好みじゃない限り、ありえない。Siのセコさとしみったれた感じが原因である。

次に、保有機能が同じパターン。

ENFJとINFJはふつうにものすごく相性がいい。主機能と補助機能が入れ替わってるだけなので、凸凹が合致して阿吽の呼吸になるケースが初対面からある。Feで目的を決めるENFJに対し、Niで目的達成までのルートを指し示すINFJという構図。仕事上でも非常に相性がいい。

ISTPの場合、指摘屋だけあって、小言が多いのだが、それを聞き流すINFJという構図になりやすい。実際、小理屈を垂れるISTPを好むINFJもいる。その場合、リズムよくテンポよく、無限の小言を放つISTPに対して音楽のように好む。「私には夢がある。プルツーに罵ってほしいという」とキング牧師みたいに言ってみた。

ESTPに恋愛感情は抱かない。理由はESFJ、ENTP、ENFPと同様に、外向の非合理型は色気をまるで感じないからである。正直言って、異性の外向非合理型は非常に気持ち悪いと思っている。普通にドン引き。好悪の感情ではなく、生理的に無理というやつである。

最後に、INFJはINFJを非常に好む。INFJが言語化不可能な好意を抱いていたのならば、それはおそらくINFJなのである。この時のINFJは言語化できずに、ずっと気になって接触を図る。そして、気づいた頃には完全に虜になっている。

なぜ気づかないのかのメカニズムは簡単である。ほとんどのINFJは、人間社会でサバイブするために、ペルソナを作って他のタイプに擬態をしているか、距離をとって本性や本音を隠しているからだ。

だからか、INFJは他タイプからも見つかりにくい。そして、その隠れた状態のINFJを、早い段階で見つけるのは、INFJとINFPとENFJなのだろう。

昔から、私は川瀬智子が好きである。言語化はできないが、理由はおそらく川瀬智子がINFJだからである。なぜなら、INFJの私が好んでいるから、きっと川瀬智子はINFJである。こんな感じ。

以上が、INFJの恋愛である。

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