「機能セット」と「ぽやっと指数」の違いとは?MBTIユング心理学タイプ論
最近、自分が作った指標の「ぽやっと指数」なんですが、これすごい発見だなと思い、早速合体させました。「機能セット」と。卒して、「機能セット」と「ぽやっと指数」の違いについて解説していきます。下の表は「ncoちゃんねる」表記さえ残しといてくれたら、使用はフリーですので、お気軽にお使いください。
まず、「機能セット」は強弱はあれど保有機能が一緒のために、同じ意見や同じ発想になりやすい特徴があります。例えば、
勉強に関しての意見としては
ENFJ「頑張ってできるようにしようね!コスパ度外視で」
ESTP「点取るまで頑張れや!ゴルァ!死ぬ気でやれ!」
ISTP「点取れるようにしないといけないでしょ?」
INFJ「まあ、出来て損はないよね。コスパ重視でやろう」
と4タイプとも「勉強はできる方が良い」という方向性は同じなんですね。ですが、微妙に温度差もあって、この温度差こそが「心理的な距離感」になって、自分なんかがISTPやESTPを敬遠する理由でもあるんですね。
ちなみに、明日から命をかけたバトルロワイヤルをやるとなってコンビを組むなら、迷わずESTPを選びます。理由としては「目的が一致した上で、得意不得意を補い合える」から。
ここ結構重要なポイントで「居心地はいいかどうかは別として、結果を出すなら」という点を考慮すると圧倒的に「機能セット」の方が、性格分析として使えるんですね。仕事とか戦争とか政争とか、そういう結果重視の場面においては、的確な分析が可能となります。
ならば、「ぽやっと指数」はなにかというとその反対です。
「意見は違えど、居心地がいいかどうか、雰囲気が合うかどうか」を示す指標なんですね。つまり、家の中とか友達同士とかで「なんとなくウマが合う関係性」を示していて、離れれば離れるほどに、「お互いに緊張したり気を遣ってギスギスする」と思われます。
要は、プライベート空間における相性の良さの指標と言えますね。
じゃあ、「意見は合わないのに平気なのか?」という問いに関しては、「意見が全く一緒の人っていないでしょ」ってのが一つ目の回答。二つ目の回答としては「むしろ、意見が合わない方がうまくいく可能性が高い」です。
例えば、IQ160のINFJ-tの家庭教師とIQ100のINFJ-tの生徒がいたとしましょう。この二人はうまくいくと思いますか?
「機能セット」的にも「ぽやっと指数」的にもうまくいく関係性のはずですが、おそらくは、家庭教師の知能が圧倒的すぎて、見えてるものが違いすぎて、勉強に関する方法論やどこからやるべきかなどのことごとくの意見が異なってくるはずです。この場合、かなり早い段階で破綻すると思います。
ですが、今度はIQ160のINFJ-tの家庭教師とIQ100のINFP-aの生徒がいたとしましょう。この場合、多分、うまくいくと思います。理由は、そもそもこの組み合わせだと「目的が全然違う」から、知能の高低問わずに「意見や結論が異なるのが当たり前」との認識を早い段階で持つだろうから、相手に合わせてカリキュラムや勉強法、または接し方を変えてくるからです。
むしろ、二人の醸し出す「ぽやっと指数」が調和して「意見が合わないけど、仕方ないよねw」って談笑しながら、いい雰囲気を作るのではないでしょうか。
もう一つの例証として、「そんなに質が高いとは思えないのに、なんか好きで全部買っちゃう作家」っていませんか?
KAKERU「魔法少女プリティ☆ベル」
魚豊「ひゃくえむ。」「チ。」
石塚真一「岳」「Blue Giant」
吾峠呼世晴「鬼滅の刃」
自分の場合、この4人なんですが、これも「ぽやっと指数」が影響してると思われます。というのも、この四人の作品はとりあえず全部買って、「面白かろうが、面白くなかろうが、読んでて居心地がいいから、読む以外の選択肢はないよね」状態なんですね。MBTI診断だとおそらく
KAKERU ISFJ-a
魚豊 INTJ-a
石塚真一 ENFJ-a
吾峠呼世晴 ENFJ-a
という感じで、この「ぽやっと指数」はギャグのつもりで作ったのですが、意外とプライベート空間における重要な指標とおわかりいただけたでしょうか。
最後に、「ぽやっと指数」を作るに当たって多大な貢献をしてくださった方を紹介。この方がコメント欄にて「ENFJとINFJってISTPとESTPとだいぶ違いますよね」っておっしゃられてたところから、分析が入っていったんですね。「あの2つはだいぶキリッとしてますからね😨」からの「この人、INFPだけど、自分の知ってるINFPとだいぶ違うな」からの「tとaって重要な指標じゃん」みたいな。
では、しばらく「ぽやっと指数」は擦っていくと思いますので、よろしこ🤞