Next Commons Lab 遠野

2016年、遠野を皮切りに始動した「Next Commons lab」。日本各地の地域資源と起業家を掛け合わせ、新たな事業やコミュニティの創出をめざすプロジェクトです。遠野では、15人のメンバーが遠野に拠点を移し、ビール、発酵、食、テクノロジー、デザインなどに取り組んでいます。

Next Commons Lab 遠野

2016年、遠野を皮切りに始動した「Next Commons lab」。日本各地の地域資源と起業家を掛け合わせ、新たな事業やコミュニティの創出をめざすプロジェクトです。遠野では、15人のメンバーが遠野に拠点を移し、ビール、発酵、食、テクノロジー、デザインなどに取り組んでいます。

マガジン

  • Into the Forest

    「答えは、きっと森にある」。 今森林になんとなく興味を持っている僕(宮本)が、千葉和さんから学んだ遠野の森や山仕事のことを紹介します。 (「令和3年度地域おこし協力隊・テーマ別自由提案:森林」の採用募集のための連載です)

最近の記事

自由提案を考えるヒント「どんな人を募集したいですか?」Vol.4

遠野市には、地域おこし協力隊に限らず農業、六次産業、観光、教育など様々な方面で自らの手で事業を”つくる”人が集まってきています。 地域資源と多様な”つくる”人と共に、この地域でできることは無限大。柔軟な発想とスキルで遠野でチャレンジしたい人を現在地域おこし協力隊の自由提案枠で募集しています。 自由提案枠は、「自分は地域でこんなことしたい!」という【自己実現】と、【地域の課題や可能性】を掛け合わせたプロジェクトを考え、提案していただくものです。 ◎募集要項についてはこちら

    • 答えは、きっと森にある

      遠野市地域おこし協力隊・自由提案(森林)の募集を行うために更新を続けてきたInto the Forestは今回のVol.4で最終回となります。 第1回では、和さんから森林の事情についての概要をお聞きして、2回目では実際に話しにでてきた間伐されていない(管理されていない)森と間伐している森を歩き、3回目では、山の林とこれから新たに管理される予定の林を歩きながら、森の生態系について教えていただきました。 最終回となる今回の記事では、これまで聞いたことをおさらいしながら、地域お

      • 森林の中が人間だけになっちゃうと大変だしね

        Vol.2の記事で紹介した杉林とカラマツ林を見た後、「山に行ってみよう」と和さんに連れられて、薪の駅沿いにある道路をさらに上へと進んでいく。 ここでも道中で植物クイズ。木に巻き付くツルを指差して、「これはなんだかわかるかな?」と和さん 「これは藤のツル。昔の人は山に行く時にナタを持って、ツルを見つけたら切って歩いていたんだよ。ツルが巻き付いている木は倒そうとしても上手く倒れなかったり、巻きついた木を絞め殺しちゃったりするからね」 「でもそうやってツルに絞め殺されて、森の

        • 自由提案を考えるヒント「どんな人を募集したいですか?」Vol.3

          遠野市には、地域おこし協力隊に限らず農業、六次産業、観光、教育など様々な方面で自らの手で事業を”つくる”人が集まってきています。 地域資源と多様な”つくる”人と共に、この地域でできることは無限大。柔軟な発想とスキルで遠野でチャレンジしたい人を現在地域おこし協力隊の自由提案枠で募集しています。 自由提案枠は、「自分は地域でこんなことしたい!」という【自己実現】と、【地域の課題や可能性】を掛け合わせたプロジェクトを考え、提案していただくものです。 ◎募集要項についてはこちら

        マガジン

        • Into the Forest
          4本

        記事

          ただ緑がいっぱいあれば、「豊か」なわけではないみたい

          僕(宮本)が、遠野の森林について、NPO法人遠野エコネット代表の千葉和さんに教えてもらう連載「Into the Forest」。Vol.2では、和さんと一緒に遠野の森を散策した様子をご紹介します。今回のテーマは遠野の森林の状況を語る上で外せない「間伐」。人が木を植えた人工林で、間伐している森林とそうでない森林の違い、またそこから生まれる自然や社会への影響について教えてもらいました。 宮本 拓海(みやもと たくみ) 1994年生まれ。岩手県奥州市出身。2019年4月から企画・

          ただ緑がいっぱいあれば、「豊か」なわけではないみたい

          遠野の人に聞きました「どんな人に来てほしいですか?」②

          遠野市には、地域おこし協力隊に限らず農業、六次産業、観光、教育など様々な方面で自らの手で事業を”つくる”人が集まってきています。 地域資源と多様な”つくる”人と共に、この地域でできることは無限大。柔軟な発想とスキルで遠野でチャレンジしたい人を現在地域おこし協力隊の自由提案枠で募集しています。 自由提案枠は、「自分は地域でこんなことしたい!」という【自己実現】と、【地域の課題や可能性】を掛け合わせたプロジェクトを考え、提案していただくものです。 ◎募集要項についてはこちら

          遠野の人に聞きました「どんな人に来てほしいですか?」②

          まずは、いまの森について聞いてみよう

          はじめまして。遠野市で企画・編集・執筆の仕事をしている宮本拓海です。 5月から遠野市が一次募集を行っている、遠野市地域おこし協力隊採用募集。その5つのテーマのうちのひとつ「テーマ型自由提案・森林」について、僕が採用募集のための記事を書くことになりました。 今回の記事では、僕についての説明と今の遠野の森林の状況や森林分野の地域おこし協力隊に求められる役割についてご紹介します。 宮本 拓海(みやもと たくみ) 1994年生まれ。岩手県奥州市出身。2019年4月から企画・執筆

          まずは、いまの森について聞いてみよう

          遠野の人に聞きました「どんな人に来てほしいですか?」①

          先月より、Next Commons Lab 遠野で募集を開始した、共に未来を切り拓いていくローカルベンチャーメンバー5名。例年は、ビール、デザイン、住宅といったプロジェクトテーマを決めて募集していましたが、今年はテーマ不問の自由提案枠を1名分設けています。 昨年「3名のローカルプロデューサーに聞く なぜ若者は遠野を目指すのか」というオンラインイベントでも話題に挙がったように、今遠野市には、地域おこし協力隊に限らず農業、六次産業、観光、教育など様々な方面で自らの手で事業を”つ

          遠野の人に聞きました「どんな人に来てほしいですか?」①

          2021年度新たに5名!遠野ローカルベンチャー事業メンバー

          Next Commons Lab 遠野では共にプロジェクトを推進し、未来を切り拓いていくメンバーを今年度5名募集いたします。 プロジェクト型3枠の他、自由提案型を2枠設けています。自由提案については、1枠は森林をテーマにしたプロジェクト、1枠は応募者の提案の中から採用します。自由提案のヒントとして、情報を随時公開していきますので、引き続きSNSやnoteのフォローをお願いします。 ①ビールの里 ホップ栽培コーディネーター:募集終了 ②地域文化プロジェクトディレクター 募集人

          2021年度新たに5名!遠野ローカルベンチャー事業メンバー

          遠野の「食」にかかわるローカルプロデューサー<インタビュー記事>

          Next Commons Lab 遠野(以下、NCL遠野)では、遠野の「食」に携わるローカルベンチャー事業メンバーを新たに2名募集します。職種は「商品開発・ローカルプロデューサー」と「商品開発・食品プロデューサー」の2種類。この記事では、遠野の食分野ではどんな取り組みが行われているのか、その現状や課題とそれぞれのプロデューサーに求められている役割についてご紹介します。 商品開発・ローカルプロデューサーまずはじめに紹介するのは、商品開発・ローカルプロデューサーについて。具体的

          遠野の「食」にかかわるローカルプロデューサー<インタビュー記事>

          求む!共に遠野の産業を盛り上げるメンバー

          ローカルベンチャーのこれまでNext Commons Lab遠野は、全国の地方が抱えている少子高齢化、若者の人口流出、産業の担い手不足といった課題に対し、地域が持つ豊かな資源を活かした持続可能な社会の創出を目指すために、2016年から遠野市と協働でローカルベンチャー事業を行ってきました。ローカルベンチャー事業は、遠野が長年培ってきた豊かな自然環境や歴史、文化、産業などの地域資源に新たな光を当て地域内外に魅力を発信するため、起業する意欲のある都市部の方を受け入れ、遠野の地域資源

          求む!共に遠野の産業を盛り上げるメンバー

          【募集終了】NCL遠野ローカルベンチャー事業メンバー4名募集

          Next Commons Lab遠野では遠野の産業を一緒に盛り上げていくメンバーを新たに4名募集します。 ①観光・物産振興(地域文化プロデューサー)募集人数:1名  ②ビールの里構想(販売プロデューサー)募集人数:1名  ③観光・物産振興(商品開発・ローカルプロデューサー)募集人数:1名  ④特産品担当(商品開発・食品プロデューサー)募集人数:1名  ①・③・④の応募について ◎エントリー専用フォームはこちら ①の応募について ◎募集の詳細記事はこちら ②の応募につい

          【募集終了】NCL遠野ローカルベンチャー事業メンバー4名募集

          NCL遠野のこれからと新体制のご案内

          私たちNext Commons Lab遠野(株式会社Next Commons、以下NCL遠野)が遠野で活動を開始し、2020年の5月から5年目に突入します。ここでは、これからNCL遠野が取り組んでいくことと新体制についてをご紹介させていただきたいと思います。 遠野市と共同で行ってきた地域おこし協力隊制度を活用したローカルベンチャー事業は、2016年9月、2017年4月に着任した初期メンバーが3年の任期を終え、それぞれが引き続き遠野と関わりながら、活動に邁進しています。 こ

          NCL遠野のこれからと新体制のご案内

          市民大学「つくる大学」をリニューアルします!

          遠野の地域資源を活用した様々な講座・サークル活動・イベントを開催してきた、市民大学「つくる大学」。これまで以上により充実したプログラムを提供するために、現在、NCL遠野では企画内容やキャンパスのリニューアルを行っています。再スタートするのは、2020年5月。そこで、つくる大学のアップデートを前に、この記事では改めてNCL遠野がつくる大学に取り組む理由をお伝えしながら、講義やキャンパスのリニューアル内容を説明します。 つくる大学とは?NCL遠野が日々の活動で実現しようとしてい

          市民大学「つくる大学」をリニューアルします!

          遠野ローカルベンチャー事業活動報告会【第3回】

          *2019年10月に書かれた記事です 2016年に遠野市で始まり、新たな社会の仕組みづくりとして注目を集める「遠野ローカルベンチャー事業」。第2回では、2019年8月末に行われた3年間の活動成果を発表する報告会から、トークセッション第一部の様子をお届けした。続く【第3回】でご紹介するのは、トークセッション第二部に登壇した4人のメンバーたち。 ビールプロジェクトの太田睦さん、低コスト住宅開発プロジェクトの小関直さん、ビールプロジェクトの田村淳一さん、そして事務局としてメンバ

          遠野ローカルベンチャー事業活動報告会【第3回】

          NCL遠野コーディネーターの日々のこと1月(山岡)

          こんにちは、NCL遠野でコーディネーターとして活動している山岡です。 <プロフィール> 山岡謙志(やまおかけんし) 1990年生まれ。神奈川県相模原市出身。 2019年12月に遠野の地域おこし協力隊としてNCLに着任。 7年間ほど、都市部で働いてきたが今後の日本社会の在り方に疑問を持ち、新しい社会を創出していくNCLに参画。 昨年10月からNCL遠野コーディネーターに焦点を当て、コーディネーターがどんな活動をしているのか、遠野メンバーがリレー形式に日々を振り返り、その月の

          NCL遠野コーディネーターの日々のこと1月(山岡)