創立21年目を迎えるJAにいがた南蒲青年部は、地域農業の担い手として農業を主体とした地域振興を図り、各農家同士が連携して農業を活性化させる互助組織です。現在は6支部(三条地区・加茂地区・田上地区・見附地区・いちい地区・中之島地区)、総勢68名が所属しています。
近年、三条市を始めとする地域農業は苦境に立たされています。大規模農業化に伴う農地の集約によって若手の担い手の数が減少。さらに、コロナ禍で農家さんと消費者との距離が開く一方で、打開策を模索してきました。
発起人の内山農園の内山徳寿さんからの提案をもとにプロジェクトが開始。JAにいがた南蒲本部役員の山嵜哲志さんからは、NO AGRI NO LIFEのコンセプトについて語られました。
公開までの1年間は、農家さん自身が掲載する内容を吟味して反映できるようにブランディング研修会を開催し、消費者にとって、各地域で何が一番響くのかを考え、精査することで魅力を再発見できたそう。
コロナ禍で中止となった収穫体験や秋の収穫祭りなどのインフォメーションは、当サイトで行っていくとのこと。平均年齢40代の若手農業者自らが行う、消費者との繋がりの構築はNO AGRI NO LIFEを起点に生まれていくのでしょう。
(つくり手:JAにいがた南蒲青年部 はなし手:内山農園 内山徳寿さん、きき手:水澤陽介)