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※終了しました 『本当にはじめての遠野物語』原画展と対談イベントのお知らせ

SANJOPUBLISINGでは、6月8日(土)から6月28日(金)の期間中、書籍『本当にはじめての遠野物語』原画展と題して、切り絵原画の展示と、限定オリジナルグッズの販売会を行います。

また、6月23日13時に『本当にはじめての遠野物語』の著者である富川岳さんと対談ゲストの金澤李花子さんをお招きする開催記念トークイベント「本と街 - 小さなまちの地域編集論 -」を開催いたします。

『本当にはじめての遠野物語』とは

構想7年。河童、ザシキワラシ、天狗。日本民俗学の夜明けを告げた歴史的名著『遠野物語』を、かつて10ページで挫折した著者がおくる、絶対にくじけず、楽しく深く明快に学べる、はじまりの一冊。さぁ、めくるめく物語の世界へ!

「いま手にとっていただいている『本当にはじめての遠野物語』は、そんな僕のように数ページで断念してしまった人をはじめ、なんとなく知ってるけど読んだことのなかった人、またこの先もひょっとしたら読む予定のない人にこそ、読んで欲しいと思って書いた本です。読み方のコツや楽しみ方さえわかれば、絶対に『遠野物語』は面白い本、教材になる。そう確信しています。さあ、食わず嫌いは今日でおしまい。めくるめく物語の世界をのぞき込んでみましょう。」(「はじめに」から引用)

『本当にはじめての遠野物語』原画展

はじめまして。東京・千駄ヶ谷を拠点に活動しているクリエイティブオフィス『CAHCO』です。『CAHCO』は、アートディレクター・デザイナーの白水雄司と、アーティストの鳩乃羽子の二人で活動する小さなオフィスです。格好つけすぎない骨太な表現を目指し、日々奮闘中です。

この度、富川岳さんのデビュー作『本当にはじめての遠野物語』の制作を担当させていただきました。鳩乃が挿し絵制作を担当し、白水がデザインを担当しています。

挿し絵は、ほぼ前編切り絵で制作されています。『遠野物語』の原文を読み込み、遠野での取材合宿を敢行し、すっかり『遠野物語』にどハマりした鳩乃が、ひと堀りひと堀り入魂した重みたっぷりの切り絵を、白水がポップで親しみやすく、わかりやすくなるように心がけデザインしました。

今回の展示では、切り絵の原画だけではなく、実際の書籍でどのように表現されているのかを見ていただけるように設計しています。じっくりとお楽しみいただけたら幸いです。

切り絵は、クリエイティブオフィス「CHACO(シャコ)」の鳩乃さんの作品となります。緻密さと妖しさあふれる切り絵たちは、この本では文章と同じぐらい重要な要素となっています。

また、当館では、「本当にはじめての遠野物語」刊行当時から取り扱いさせてもらい、新潟県長岡市生まれの著者・富川岳さんが行う、遠野での文化づくりに共感し、応援できればと考えています。新潟県三条市に突然現れる遠野の世界観を、お楽しみいただけたら幸いです。

『本当にはじめての遠野物語』原画展

表題:「本当にはじめての遠野物語」原画展
日程:2024年6月8日(土)〜28日(金)
入場:無料
会場:SANJOPUBLISHING(〒955-0071 新潟県三条市本町2丁目13−1)
※会場までのアクセスは以下をご覧ください。

<三条市のまちの本屋と考える>対談イベント「本と街 - 小さなまちの地域編集論 -」

SANJO PUBLISHINGでは、自由な想像力やアイデアを生み出せるような学びのひとときを創出するために、地方にある小さな本屋がお届けするトークイベント<三条市のまちの本屋と考える>シリーズを開催しています。

今回、<三条市のまちの本屋と考える>として『本当にはじめての遠野物語』原画展開催記念対談トークイベントとして6月23日13時から「本と街 - 小さなまちの地域編集論 -」を開催いたします。

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デジタル時代と呼ばれて久しいけれども、日本各地で地域文化を醸成するような書籍や紙メディアをつくり、地域と人とのつながりを生み出している人たちが増えています。

そして、本を起点に地域プロデゥースを手掛けたり、まちづくりプロジェクトを創出したり、地域の住⺠とともに学校をひらいたり、新しい展開がみられます。

まちの文化度を支える「本」を切り口に、地域と編集の意義や価値、編集的視点から見たまちの可能性を語ってもらいます。対談ゲストは、〈本当にはじめての遠野物語〉著者の富川岳さんと、金澤李花子さんのお二人です!

新潟に縁を育みながら取り組むお二人に「地域編集」を思う存分語り合ってもらいます。

富川岳さん 〈本当にはじめての遠野物語〉

河童、天狗、ザシキワラシなど岩手県遠野市に伝わるちょっと不思議な民話が集められた『遠野物語』。この歴史的名著をわかりやすく楽しく伝えるために、去年『本当にはじめての遠野物語』を出版されました。現在、自費出版として異例の2700部を超えるヒット作となり、一冊の本によってまちの魅力が全国へと発信されています。

金澤李花子さん〈新潟古町100選〉

ローカルな人間だからこそ伝えられる古町の魅力。海外雑誌TimeOutがニューヨークで選定しているような「the do List」方式の新潟古町バージョンを作り、日本語と英語の両方で配信していく試みです。プロジェクトから生まれた 〈新潟古町100選〉は、初版2000部を完売し、重版。3000部発売中。

対談イベントの概要

表題:「本と街 - 小さなまちの地域編集論 -」
日程:6月23日(日)13時〜16時 現地開催
参加費:
①2000円(ワンドリンク付)
②1500円(ドリンク無し)
③1000円(本当にはじめての遠野物語ご購入の方)
対談テーマ:
・地域編集についてのスタンスと視点
・本と街の可能性
場所:SANJOPUBLISHING(〒955-0071 新潟県三条市本町2丁目13−1)
申込:SANJOPUBLISHING 水澤宛
メールアドレス info@sanjopublishing.com
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ゲストのご紹介

富川 岳 さん 作家・プロデューサー/株式会社富川屋 代表

1987年、新潟県長岡市生まれ。広告会社spicebox / 博報堂(常駐)でプロデューサーとして勤務した後、2016年に岩手県遠野市に移住。Next Commons Lab共同創業を経て、恩師との出会いで『遠野物語』の世界に戦慄し、深く傾倒。以来、民俗学をベースとした様々なプロデュースや創作活動を行っている。また、「張山しし踊り」にて郷土芸能の舞手としても活動中。平地人と山人の両面を持ちながら文化振興に励む日々をおくる。初の単著、自費出版『本当にはじめての遠野物語』が10ヶ月で2,500部販売、重版。2023年度岩手県文化振興課政策メンター、遠野市観光協会理事。2024年『Forbes JAPAN 6月号』の特集「NEXT100」にて今注目すべき100人に選出。

金澤李花子さん 合同会社踊り場/編集者

鎌倉市生まれ、新潟市出身。30歳。2021年12月に新潟市・古町にオープンした複合施設〈SAN〉の副館長を務める。大学進学のため上京し卒業後、東京で雑誌『TOKYO GRAFFITI』編集・ディレクションをはじめ、企業や自治体の広告・クリエイティブ制作業務に携わる。2020年9月から東京と新潟市の二拠点生活を開始。2021年9月、〈SAN〉を立ち上げるため、10年ぶりの新潟へUターン。移住を機にフリーランスとなり、リモートで企業や自治体のオウンドメディア編集業務や制作を行いながら、〈SAN〉でギャラリー兼ポップアップ企画を行う〈踊り場〉を運営。2023年9月からは、SANと並行して、新潟三越跡地のプロジェクト「み〜つ」を開始。より古町の未来を明るく想像できるための企画運営をおこなう。2024年5月、まちで遊び、まちで学ぶ。まちあそび学校 「KAIKOU!」新潟市をフィールドに開講。

③水澤陽介(モデレーター)
SANJOPUBLISHINGの人。当日、キーワードとして以下を挙げさせていただきます。
#対談 #トークイベント #新潟 #地域編集 #本と街 #遠野 #古町 #地域編集論 #編集室 #出版社 #本屋


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