無意識に避ける
こんばんは。
今日はフェルデンクライスのオンラインレッスンの日。
先週に引き続き「肩と首」がテーマです。
まず床の上に仰向けに寝転がって体をスキャン。
いつもは左が重くて右が浮いてる感じなのですが、今日は珍しく右側も床についている感じ。昨日やった呼吸のレッスンのおかげかなとも思ったり。
先週は、仰向けで自分をハグするようにして反対側の肩甲骨を持って、体を傾ける動きが中心だったのですが、今日はうつ伏せの動きがありました。
うつ伏せは苦手です。
まず顔の持って行き場に困るし、顔を横に向けても、重ねた手の上に額を乗せて真下を見てもなんとなく窮屈な気がします。
(でも以前に比べると平気になってきていて、前はクッションを入れないとしんどかった姿勢が、今はクッションなしで大丈夫になりました。)
そのうつ伏せで、まず気づいたのが、首が左側にしか行きたがらないことです。
左右入れ替えてそれぞれで同じ動きをやったのですが、顔の向きだけは、どっちの時も左向きのままのほうがしっくり来て、試しに反対側を向いてみると、苦しくて、すぐ元に戻しました。
仰向けでも、首を左右に転がす動きはよくありますが、仰向けだとそれ以上首が回らなければそこで止められるので、十分に回っていないことに今まであまり気づいていませんでした。
うつ伏せだとちゃんと横に行くまで首を回せていないと落ち着かないので、そこで今回右に回しきれてないことに気づきました。(もしかして首以外のからだの使い方のせいだったりもするのかもしれない、とふと今思いました。)
それから、うつ伏せで、腕を床上で頭の方向に伸ばして、その腕を弧を描くように反対側に回してきて頭の下を通って最後は胸の下に行きついて、腕の上に体が乗る形になるのですが、この腕の上に体が乗っている形がなかなかできませんでした。
動きがイメージできなくて、腕の上に体が来ることを、肘で必死に抵抗。先生が「意外に大丈夫な動き」と言っていたのが印象的で、そのあとの動きでどういう形になるかやっと理解。レッスンが終わってからもう一度やってみると、本当になんの抵抗もなくすっとできて、またそれが面白かったです。
無意識で怖がっている、避けている、制限している動きを感じられる体験でした。
最後に立ち上がったときに、何かどこかがいつもと違う感じがしたのですが、何が変わったかは分からず。
フェルデンクライスをしていて時々感じるのが、普段の意識が戻ってきて、いつもの立ち方動き方に戻ろうとする働きがかかっている気がする、ということ。それがなければ、もっと変化を味わえるかもしれないのになぁ、と思います。
でも今回のレッスンも動けた時の感覚が面白くて、またやりたいと思うレッスンでした(^^)