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日記#7また再会その3

金曜日から忙しくなった。

離れて暮らしている娘から急に電話が。

昼間なので何事かと思ったのだが。

心配は的中。

体調がすぐれず仕事を早退するという。

今から実家に帰って休んでもいいか、との相談だった。初めての事だった。


断る理由もなく、待つこと2時間。

無事に娘は到着。

倒れるように布団に入り食事以外はずっと布団の中にいた。

原因は食あたりと生理痛のダブルパンチだったらしい。

3日目の今日は少し良くなっているようだ。(まだ完治出来ていないようで心配だったが)月曜日から仕事に行くから帰るという。アパートまで主人が運転して送って行くことになった。勿論私も助手席へ。その時ふと主人が「せっかく余り行かない土地に行くのだから足を伸ばして知り合いのケーキ屋さんに寄っていこう」と提案してくれた。

そのケーキ屋さんはまだ子供達が幼稚園に上がる前、互いの家を往き来していたママ友家族のお店。

当時とても元気で活発なママだった。

2003年にお店を開く、と地元に帰ったのだがその後私達夫婦は一度だけ行ったことがあった。しかしなかなかチャンスが無く行ったのはそれきりでなんとか年賀状だけのやり取りだけが続いていた。

今日は私自身母の介護で寝不足が続いており、体力温存したかったのでまたの時で良いよと返答していたのだが。

娘を送り届けてからその場でまた主人が「やっぱり行こうよ」と言ってくる。

これは行った方が良いのかなと…もう次がないかも知れないと…ちょっとだけ気が重かったのだが…行く事にした。

そこから約1時間半離れた所のママ友家族のケーキ屋さんまでちょっとしたドライブ。

途中紅葉が綺麗だった。

朝10時に家を出発し、娘のアパートまでが約40分、長旅ご苦労様お昼12時半過ぎやっとお店に到着。



10数年振りの再会だった。

ご主人がパテシエ、ママ友が接客のスタイルは前回と一緒。優しく明るく元気に迎えて下さった。

子供達の話、親の話、共通のママ友の話、仕事の話、主人の話、懐かしい話題や今の様子を聞きながら約1時間程話し込み胸が一杯になった。

ケーキやクッキー等を沢山買い込みその場を離れた。

不思議な時間だったがとても幸福なひとときだった。

11月になって…偶然の出会いが続いている。今回も勿論会いに行ったから会えたのだが、行くつもりではなかったのに強い力に引っ張られる様に向かう事になった。

これもまた二重虹の御利益だろうか。

不思議な出会いに感謝します。

ありがたやありがたや

読んでいただきありがとうございます

今日も明日も良いことがありますように

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レビー小体型認知症母の介護日記(ジュゴンM)
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