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【本棚】読書会とリアクション動画は同じものであると気づいた話
聴いてみよう
この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年11月8日配信の書き起こしです。
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にゃおのリテラシーを考えるラジオ
読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは 、
【本棚】読書会とリアクション動画は同じものであると気づいた話
というものです。
はじめて読書会に参加した経緯
月曜日は自宅の本棚にある本の話をしています。
あなたは読書会に参加したことありますか?
僕が初めて読書会に参加したのはかれこれ10年近く前のことでした。
当時は東京に単身赴任をしていて、それをきっかけにとあるオンラインサロンに入りました。
そこではメンバー間の交流が盛んで、いろいろなイベントが行われていました。
お勉強的なことはもちろん、みんなでテレビゲームとかカードゲームをやったりして交友関係を広げることができて、ちょっと苦しかった単身赴任生活に彩りを添えてくれました。
そういうイベントの中に読書会もありました。
場所は横浜、確か関内のあたりだったと思います。
読んだ本は貧困のない世界を作るという本で、2006年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌスのものでした。
読書会の手法としては、リードフォーアクション。
読書で学んだことを次の行動につなげようというアクティブな読書会です。
初めて会う人とじっくり本の話をするというのはとても新鮮な体験で、そのときに主催者が自分が読みたいと思っている本を確実に読むための手法として読書会を活用していることに感心したものでした。
一人だといつか読もうと思ってそのまま積まれるということがよくありますからね。
それからちょこちょこ読書会に行くようになりました。
読書会きっかけでお付き合いが続いているお友達もいるし、今やっているいくつかの仕事もそこから広がったものばかりで、僕にとっては読書会は人生を変えたと言っても大げさではありません。
ひょっとすると、最初の読書会がリードフォーアクションだったことが関係しているかもしれません。
読書会のオーソドックスな楽しみ方は、持ち寄った本について語り合うことです。
本の面白さの感じ方は人それぞれで好みは分かれるものですが、同じような感想が共有できたらとても嬉しくなるし、ほかの人の感想を聞いて興味を持つ本も出てきます。
これ、書評や感想文を読むのとはちょっと違う面白さがあるのです。
それはなんだろうな?と考えてみたら、ベースには人への興味があるのでした。
本の中身はもちろん気になるんですけど、その本について語る人への興味からその本を読んでみるってこともあるのですね。
好きな人が読んでいる本を読むってことあるでしょう?
そんな感じで何度か読書会に参加していると、共通の話題が増えてどんどん楽しくなっていくわけです。
リアクション動画の類似性
最近これと似た感覚かもしれないなぁと思ったのが、音楽とかアニメのリアクション動画を見ることでした。
僕が見始めたリアクション動画は海外のYouTuberのもので、自分が好きな日本の作品を海外の人たちが好きで言ってくれることが嬉しくて、それを芋づる式に見るようになったのですが、そこから逆輸入的に国内YouTuberのリアクションも見るようになって、今はアニメを本編だけでなく海外のリアクション、Vtuberの同時視聴と繰り返し見て楽しんでいるのです。
するとそこからまだ見たり聴いたりしていない作品やアーティストを知ることになり、それを見たり聴いたりしてどんどん好きな作品やアーティストが増えるという循環になりました。
これ、読書会で起きたこととよく似ているのですね。
ひょっとすると、リアクション動画に触発されたことから、人生が変わる何かが起きるかもしれません。
多分変わるとしたら、ここから生まれる人間関係がきっかけになるでしょう。
読書とか音楽やアニメの鑑賞が自分の中だけで閉じてしまうのはもったいない。
外に出るのは勇気がいるけれど、何らかの場を通じて今までなかった人間関係をつくると価値観が変わります。
好きなYouTuberにコメントしてみるところから始めてみましょう。
本が好きなら、近くでやっている読書会を探して勇気を出して行ってみましょう。
思っても見なかった展開が待っていると思いますよ。
今回は、読書会とリアクション動画は同じものであると気づいた話をしました。
今日はここまで。
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今後配信の中で参考にしていきたいと思います。
おわりに
読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または「読書と編集」と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
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この配信の書き起こしをnoteで連載しています。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
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