【技術】AIうさぎがスマホを殺す世界線
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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年1月17日配信の書き起こしです。
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にゃおのリテラシーを考えるラジオ
読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書きそろばんを中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは 、
【技術】AIうさぎがスマホを殺す世界線
というものです。
冬のスマホはつらい
水曜日はITを中心とした技術的な話をしています。
この冬の入口の頃に、外では手が冷たくてスマホを持つのが辛いという話をしたことがありました。
これ、結構切実なんですよね。
一日中SNS見たり、気になったことをググったりしていますから。
暖かい季節にはそういう辛さはないのですが、それでも手に持つのが邪魔だなと思うことは頻繁にあります。
目も疲れるし、大体老眼だしね(笑)
今のユーザーインターフェースはビジュアル先行なんですよね。
むかし昔のコンピューターの世界では、ビジュアルを使えるようになることがマルチメディアでした。音の世界はおまけでね。
それが今の結構豊かなITの世界を作ってきましたが、大は小を兼ねる的な発想でなんでもできるものとして発展してきたのがスマホではないかと思います。
いつでもビジュアルって必要ですかね?
いや、なんでもできるものでもいいんですけど、もっとシンプルな機能で済むものもありそうじゃないですか。
例えば音声での通話が多いとしたら、音声単機能のデバイスは便利そうですよね。
わかりにくいかもしれませんが、話したい人を音声で選んで通話を開始できるなら、画面はサブ機能でいいですよね。
必要になったら画面を出せばいいでしょう。
Chromecastのポテンシャル
ボタンは少ない方が楽な感じもします。
このところテレビにつけるChromecastの話をよくしていますが、こいつのリモコンはものすごくシンプルです。
テレビのリモコンが巨大な過去の遺物に見えるくらいです。
もちろんそれでなんでもできるわけではないのですが、それでも地上波テレビとは比べ物にならない数のコンテンツにアクセスできてしまいます。
実はこのリモコンの地味にすごい機能は、音声検索ができることなんですよね。
それ専用のボタン(写真の黒ボタン)があって、押しながら検索キーワードを話せばいい。
それなりに上手に話す必要はありますけど、この機能、AIの進化で大化けする機能だと思うのです。
しかもこれ、デバイスじゃなくてクラウド側で機能アップできてしまうので、今よりももっとラフに話して検索ができるようになる可能性があります。
リモコンは話してくれませんが、つながっているテレビや近くのスマートスピーカーが返事を返してくれるでしょう。
スマホをこのモデルに近い形にしたら、手が冷たいとか歩きスマホで道のデコボコにつまづくとか言わなくて済むようにならないでしょうか。
しかも、これで大半の用事は済んでしまう可能性まであります。
夢のようでしょう?
rabbitとAI Pin
夢みたいですけど要素技術は揃っていて、あとはそれをうまくインテグレーションするだけなのですよね。
なんとそれを実現しようとしているデバイスがあります。
rabbitというスマホの半分くらいのサイズのデバイスです。
なんと最初のバージョンは199ドルで受注を始めています。
rabbitはあくまでも音声を主たるインターフェースとする画面付きの安価なデバイスですが、もう少し先を行くデバイスとしてAI Pinというものも出ています。
こちらは胸につけるバッジ型のデバイスで、699ドルでサブスクリプションが必要と少し高価ですが、画面の代わりにレーザープロジェクターを内蔵しています。
画面が必要なら手のひらとか周りの何かに投影することができます。
ここまで来ると、現在のスマホはゴテゴテしていて古くさい感じがしてきます。
高価といってもiPhoneの半分とか3分の1くらいの値段などが衝撃的です。
大半の機能がクラウド側にあるからでしょう。
まだ出たばかりではありますが、すでにある程度の完成度に達していることを考えると、ガラケーがスマホに置き換わったときよりも早くこのタイプのデバイスが普及するでしょう。
これで、手が冷たい冬でも文句を言わなくて済むようになりますね。
遠からず、これらのデバイスが手軽に使えるようになることを願っています。
いかがですか?
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今回は、AIウサギがスマホを殺す世界線という話をしました。
今日はここまで。
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今後配信の中でお返事をしていきたいと思います。
おわりに
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
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