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読書は情報を無意識の領域に送り込む行為である。
聴いてみよう
この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2022年2月1日配信の書き起こしです。
読んでみよう
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にゃおのリテラシーを考えるラジオ
読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは、
「読書は情報を無意識の世界に送り込む行為である」
です。
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あなたは読書についてどんなイメージを持っていますか?
読むものの種類によってかなり違うかもしれませんね。
読むのはほとんど小説という人もいるし、ビジネス書ばかり読んでいるとか、新書で雑学を知るのが好きとか。
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分厚い学術書を読むのも大好きという人もいるでしょう。
これらは読書好きな人の世界ですね。
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さて、あまり読書をしないし、好きではないという人も結構いると思います。
別に本を読まなくても生きていけるわけですが、
読書が好きな人や自分に役立てている人が知っていることがひとつあります。
01:17
それは、
「読むと生きやすくなる」
ということです。
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このことは色々な観点から話すことができますが、ごく単純に言うと知識が増えて生きる選択肢が増えるということです。
「知識が増える」というと難しそうで、抵抗がある方もいるでしょう。
読んだら覚えなければならないような気がしてしまうでしょう。
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そうではありません。
読んだものなんか忘れていいのです。
と言うと、
「忘れるんだったら読まなくてもいいじゃない」
という人がいるでしょう。
そうではないのです。
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全部忘れてしまったようでも頭に残っているものがあるのです。
もっと言うと、忘れてしまったようでも読んだものは無意識の領域に残っているのです。
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明確な言葉として表現できなくても、その時の印象とか、感じたことにつながって、何らかの情報が残っています。
そういう無意識の領域に積み上がっている知識のことを「教養」と呼びます。
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無意識の世界に沈んでいるものは、何かのきっかけでポコっと浮き上がってくるのです。
これはとても不思議な現象ですが、読書好きの人はそういう体験をたくさんしています。
02:55
「安心して忘れられるのが読書」
と僕は定義しています。
そういう気持ちで気楽に本を読みましょう。
もっともっと面白いと思うことが増えてきます。
もっと本を読みましょう。
読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動しています。
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詳しい内容については、概要欄のリンクから、または「読書と編集」と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしをnoteで連載しています。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
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