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【地図】CSV形式の住所一覧を地理院地図にマッピングしてみた


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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年2月18日配信の書き起こしです。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは、

【地図】CSV形式の住所一覧を地理院地図にマッピングしてみた

自前の地図を作る

日曜日は地図と時刻表の話をしています。

今週は地図の話です。

ネット上の地図って結構いろいろありますよね。

僕はGoogleばかり使っているので、やっぱりGoogleマップをよく使います。
お店の検索をしたら自動的にGoogleマップが出てきますしね。

ひと目で場所がわかるし、お店の詳細な情報も出せるし、さらには現在地からのルート案内につなぐこともできちゃいます。

とても便利ですよね。

ただ、Googleマップは基本的に何かの場所を調べるための地図ですよね。

そうではなくて、自分で何かの情報を盛り込んだ地図を作りたいというニーズもあると思います。

Googleマップもある程度そういう用途に使えるのですが、もうちょっと業務寄りの地図を作りたいというケースもあると思います。

そういう用途に地理院地図というものを使う方法があります。

地理院地図を使う

地理院地図とググるとGSIマップというのが出てくると思いますので、それをクリックすると国土地理院の地図が出てきます。

このサイトでは、拡大縮小したり場所を移動したりして詳細な地図を見ていくことができます。

地図の上の方には検索窓があり、その右の方にメニューがあります。

地理院地図(電子国土Web)

その中のツールというのを選んでみると、地図を使って様々なことができるようになっていることが分かります。

その中に作図ファイルというメニューがあります。

あまり親切な表示ではないのですが、このツールを使って地図上に情報を書き込んでいくことができるようになっています。

このメニューで面白いのは、地図情報のファイルを読み込めるようになっているということです。

画面上で一つ一つ情報を書き込んでいってもいいのですが、決まった形式でデータを作ってあれば、それを入力として地図上に情報を書き込めるわけですね。

このデータ形式には様々なものがありますが、一番簡単なのは住所が入っているCSVデータを入力ファイルにすることです。

例えば、お店の名前・住所という列があるCSVデータなら、サクッと読み込んで地図上に表示させることができます。

もっと簡単に、とにかく地理院地図を開いて、そこに住所が一覧されているcsvファイルをドラッグアンドドロップすると、瞬時に地図上にポイントが表示されちゃうのです。

やってみた

試しにこんなことをやってみました。

GoogleのChatAIであるGeminiに、札幌駅の近くにあるコンビニの一覧を作ってもらいます。

お店の住所と名前だけの一覧に作り替えてもらいます。

そして、住所から郵便番号を削除してもらい、CSV形式に変換してもらいます。

できた回答をテキストエディタにコピペして、適当なファイル名を付けてCSVファイルとして出力しておきます。

CSVデータ(店名,住所)

ブラウザで地理院地図を開き、作ったCSVファイルをドラッグアンドドロップします。

画面上に住所とおぼしき列を選択させるダイアログが出るので選択し、地図上に表示するアイコンを選んでOKを押します。

地理院地図 CSVファイルをドロップしたところ

これだけで地図上に検索したコンビニがマッピングされました。

ちょこちょこっといじると、アイコンのそばにお店の名前を表示することもできました。

地理院地図 コンビニ5店をマッピング

自由自在というわけにはいきませんが、割と簡単に一覧されている住所を地図上にマッピングできてしまいます。

実は今回の例はGeminiとGoogleマップだけで完結してしまうものではあって、回りくどいことをやってはいるのですが、

すでに住所データがある場合は、それをCSV形式にしてしまえば簡単にマッピングできて、意外と使えるケースがあるのではないかと思います。

面白そうだなと思ったらぜひ試してみてください。

Geminiで作ったCSV形式のデータと、それを地理院地図にマッピングした結果を書き起こしのnoteの方に貼っておきますので、興味がある方は見てください。

ついでにnoteもフォローしていただけると嬉しいです。

それにしてもAIを使うとこういう実験のためのデータが簡単に作れていいですね。

活用しない手はないですよね。ほんとに。

今回は、CSV形式の住所一覧を地理院地図にマッピングしてみたという話をしました。

今日はここまで。

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今後配信の中で参考にしていきたいと思います。

おわりに

読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。

ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。

詳しい内容については、概要欄のリンクから、または「読書と編集」と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。

この配信の書き起こしをnoteで連載しています。

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今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

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