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2人暮らし忘備録

これはかなり個人差(家庭差)のある話だと思うけれど、夫婦二人暮らし・3DK賃貸で発生する家事らしいことって、ほんとうに少ない。

水回りなど、局所的に汚れが目立つとなんとなく嫌なところはその都度サッと掃除することにしているが、我が家は物が少ないので部屋全体は3〜4日に1度くらい掃除機をかければ十分だと感じるし、洗濯は洗濯機がボタンひとつで乾燥までやってくれる。
ゴミもそんなに出ないから、週1か隔週でまとめてなにかの用事のついでに近所のゴミ集積所へ出しに行く程度。

よく周りから産後の里帰りについて強く勧められるが、このくらいの家事なら赤ちゃんの世話メインになったとしてもやれそうな気がするし、別に自宅でも大丈夫なんじゃないかと思っている。
なんなら、実家で両親に気を遣いながら過ごすよりも、自宅で自分のペースで生活するほうが楽なのでは、とすら考える。
(もしこれを読んでいる経産婦の方がいて「こいつ楽観しすぎだよ」と思った場合、警告いただけたらありがたいです。)

そんな中で、唯一絶対に毎日必要になるのが、ごはんを作ることだ。

夫は、名前のある料理をレシピ通りに材料を用意して作ることはとても上手なのだが、家にある余り物を活用してその日の献立を組み立てるという場面は見たことがない。(器用なひとなので、やったらできるのかもしれないけれど。)
そのため一緒に暮らし始めた当初から、毎日のごはん作りは私の担当となっている。最初の頃より、だいぶスムーズにできるようにはなってきたと思う。

子供がうまれたら、子供に合わせて新たな食卓の形を模索していかなければならなくなると思うので、現在夫婦2人で生活している晩ごはんの流れを記録しておきたい。

通常、夫が帰宅する20分前くらいにお風呂に入れる状態にするためにタイミングを見計らって浴槽を掃除して湯を沸かし始める。
沸かしている間に、野菜を切る・米を研ぐなど食事の下ごしらえをして、沸いたらすぐにお風呂に入り、15分くらいであがる。
夫は帰宅してすぐにお風呂に入るので、こうすることで沸かし直しせず2名とも入浴できるので経済的だ。
夫がお風呂に入っている間に、さきほど下ごしらえした食材にてごはんを完成させ、入浴後のストレッチをしている時に盛り付けをすれば、ベストな状態で食卓が完成する。

食事のメニュー構成は、メイン1品、副菜2〜4品、汁物、雑穀米、というのが我が家の定番の形だ。

メインは肉か魚だが、2年前くらいに焼き魚がものすごく楽ということに気がついてからは、よく食卓にのぼるようになった。魚の種類は鮭、鯖、ホッケ、秋刀魚、鯵、あたりが主要メンバーである。肉の場合は、鶏か豚、ひき肉もよく使う。炒め物とか、煮物とか、肉詰めとか。

副菜に関しては、ほうれん草や小松菜、ブロッコリーが茹でてストックしてあるとそれだけでおひたしや和え物として1品になるので重宝だ。納豆も夫がほぼ毎日食べるので切らさないようにしている。何かしらの瓶詰めや漬物も箸休めになるのであると便利。あと季節によって野菜スティックとか、何らかのきんぴら炒めとか、何らかのナムルとか。

味噌汁の具は、わりとなんでも入れてOKということがだんだん分かってきた。中途半端に残っている野菜を入れる。最近試したのはセロリ。意外といける。あと、これは友達から教わった技だけれど、シンプルな具の味噌汁のときに桜えびをトッピングしてもおいしい。

この流れが今のところ我が家のベストなルーティンなのだが、ここへ赤ちゃんがメンバーに加わったとき、どうなるのだろうか。想像してみる。

まず、お風呂効率云々のくだりは一旦無しになるだろう。大人2人はフレキシブルに入浴するとして、赤子のバスタイムは毎日決まった時間にしたほうがよさそうな気がする。なんとなく、朝とか日中に入れておいたら夜バタバタしなくて良いのかも。

そして、ごはんは作れるだろうか。
トマトソースとか、ガパオとか、解凍するだけのおかずを出産前に半月分くらいは冷凍しておきたい。冷凍作り置きのレシピを勉強してみよう。
現在はなるべく色々な種類のおかずを食卓に並べるように努力しているが、丼ものやパスタなど一品で済むようなものも作るようになるだろう。具の品目数を多くすることで栄養をカバーしたい。

キッチンに立つ時間を15分くらいまでに留められれば、なんとかやれそうな気がする。どうしても無理そうな日は、近所のお弁当屋さんがあるからそれに頼ろう。洗い物は、夫にお願いするか食洗機を買うかするとして。

あとは買い出しも必要になるだろう。
ネットスーパーやコープとかの宅配サービスも調べておいたほうがよさそうだ。
体調的に外へ出られるようになったら、昼間夫に小一時間預けてスーパーへ足りないものを買いに行くことも検討。

洗剤、ティッシュ、トイレットペーパー、おしりふき、おむつなど日用品の買い置きは、産前に多めにストックしておくべきなのかもしれない。

こんな感じで果たして乗り越えることはできるだろうか。できそうな気もするけど、もっと想定外のことがあるのかどうか、やはり生まれてみないと分からない。

ごはんはなんとかなるとして、私は寝不足に弱いのでそこが心配だ。
新卒から8年ほど広告の会社で働いていた際、終電帰り(終電逃した場合タクシーもザラにあり)が続いた時期があったが、それは辛かったしこのとき人生で最もイライラしていた。
しかしそれも深夜2時とか3時に帰宅して、朝8時に出勤するまでは完全に自分だけの時間だったわけで、少ないながらもまとまった睡眠をとることができていたと考えればまだマシなのかもしれない。
育児はその時間すらも確保できるのか分からない。よく眠ってくれる子供だったらいいけれど、もしエンドレスギャン泣きだったら…耐えられるかどうか不安すぎる。

いまそんなことを考えても仕方がないし、生まれてくるものは受け止めるしかないのだが、とりあえずめっちゃ不安。

2人暮らし忘備録のはずが、不安の書き連ねになってしまった。

#日記 #妊娠生活 #夫婦 #妊婦 #食事 #産後 #不安

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