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丸1日通しで見る予選ライブの過ごし方

⚠️あくまでも本記事は「長丁場の予選ライブの過ごし方」についてであり、「長丁場の予選ライブは最初から最後まで見るのが絶対!」と主張するものではありません。

予選当日の約1週間前を目処に各予選日のグループ分けが徐々に解禁される。10/18の振り分けが出た時「おーい、またか!」と思わず声を出してしまいました。

最後から数えて5番目。

2021年と2022年のモンローズのM-1 2回戦も今回のレ・ヴァンと同じく「出番が終盤かつ残りはあと3〜4組」でした。事実上、2年ぶりに最後まで2回戦を見ることが確定しました。

以前2回戦の観覧を巡りモンローズと会話したことについて触れています。

最後に宮本さんと会話出来たのは2回戦の振り分けの解禁前でした。でももし解禁後お会い出来る機会があったとしてもあの時みたいに「レ・ヴァンの出番が終わってからも最後まで見てほしい。」と言われていたと思います。自分もサンミュージックで宮本さんと大の仲良しだったマンマーレやナルゲキのお兄さん組として支えているこの日の大トリのキュウも見たかったので。

以前ミクチャの対決企画でマンマーレの配信にゲスト出演する程仲良しな3人。
先日久しぶりに足を運んだK-PROプレミアムライブ(9/7)でもアワード級の大活躍をしていた清水さん。

レ・ヴァンのブロックに合わせるとなったらスタミナ面も考慮して終盤に合わせた観劇予定を立てることも出来ました。

しかしお目当てが終盤であるにも関わらず、今回10/18の2回戦を全部見ることにした1番の理由が「整理番号1のチケットが取れた」ことでした。

チケットをコンビニで発券した時思わず2度見した。

今のM-1の人気、2回戦のチケットが年々争奪戦になっていることを考えるとこのチケットをこの番号で取れたのは奇跡だと思っています。

チケットさえ持っていればお目当てが早いグループでも確実に入れる。でも整理番号1の最大の恩恵とメリットを活かすことを考えるとどのグループであれ朝一から見る選択肢しかなかったです。いくらお目当てが最後から5組目であっても。

運良くピノッチオが出場予定の10/17のグループ分けも10/18と同じ日に解禁されたおかげで両日のタイムテーブルを考慮した観覧スケジュールを組むことが出来ました。

本題に入る前、長丁場の賞レース予選の観覧において同じく大切な点について書きたいと思います。

自分の体調、賞レース予選観覧時の体質をちゃんと理解する

まず予選を全部見るとなると「8時間〜10時間の長丁場」になるので、むしろ朝一から最後まで見る人は極少数派だと思います。

通常のお笑いライブが長くて2時間と考えるとライブ4〜5本分連続で見る計算になります。なのでいつもより一層体調面や観劇時の服装に気を配る必要があります。

実際数年前、新宿角座で行われていた年跨ぎの丸1日色んなライブが開催されていたイベントにおいて、お客さんが客席で体調不良で倒れ込んでしまった場面を目撃したこともありました。出演者とスタッフさんの機転で何とかなりなったものも、誰にでも起こり得ることである以上以降の長丁場のライブではより気が引き締まりました。

自分も初めて足を運んだM-1 3回戦(2015)で緊張感のあまり体調不良になってしまい泣く泣く途中退出した苦い経験もあります(それもあって賞レースの予選ライブに対しては長らく苦手意識を持っていました)。

賞レースの予選ライブには普通のライブにはない独特の空気や緊張感があるのでもしそれが苦手な人の場合は長時間観覧ではなくお目当ての出番に合わせてのピンポイント観覧の方をオススメします。

ただライブの進行状況や当日キャンセル組によってタイムテーブルより早く進行しているケースもあるのでお目当ての1〜2グループ前から観覧することが1番無難です。

途中入場、退出する時はマナー守って速やかに

どうしても同日の仕事、ライブや予定の都合上、先程説明した体調や体質の面においても全部見るのが難しいこともあります。自分も去年の2回戦は明るい炎の出番に合わせて出場グループ終了後に原画展、ライブの予定を入れていたためA〜Dグループまでの観覧でした。

賞レースの予選は色んな芸人さんのファン(お客さん)が集まる。ライブの系統の違いで普段一緒にならないお客さんと一緒になるのも予選ライブの特徴の1つ。

日頃のライブもそうだがファンの行動1つ1つが応援している芸人さんのイメージに繋がってしまう以上、観劇マナーを守るのは大事。先日書いたnoteでも書いたが、無理ない観劇、応援的な観点で「マナー良くグループのトリのネタが終わった時点で速やかに退出」は全然アリだと思っています。

普通の寄席/ライブではない以上、長丁場の予選ライブにおいてマナー良く速やかにグループ終わりで退出/入る人には優しい目で見てほしいなとは思っています。それぞれの人に前後の予定や事情があると思うので。

(あと観劇中のマナーも思っている以上にまわりの目に入る…とだけは言っておきます。)

M-1の1回戦と2回戦の良いところは空席が出来た場合、当日の整理券を持ったお客さんが代わりに観覧出来る嬉しいシステムになってます。

特に2回戦のチケットが年々入手困難になっている今、(早いグループではない限り)前売り完売でチケット買えなかったファンにとっては希望になり、遅めのグループの芸人さんもそこまで疲れてないお客さんの前でネタを披露できるなどメリットが多い。

M-1 2回戦(10/18)〜観覧編〜

前日にたっぷり寝て、行きの電車でも仮眠を取りながらこの日も早朝から5656会館に向かいました。毎年思うが朝早くの浅草は歩いていて気持ちいい。

あいにくの天候に妙に納得してしまったのは何故だろう(笑)。

会場に到着後はエスカレーター付近で待機。1〜10番くらいまでは1つずつ番号呼ばれて、それ以降の整理番号は5番ごとにまとめて案内される。ちゃんと先頭には追い越し防止の案内スタッフさんがいます。

M-1 2回戦(10/18/24)のタイムテーブル

賞レースの予選の開演前、必ず座席確保後やってるのは1日のタイムテーブルの写真を撮ることです。時間もそうだが各ネタブロックの組数、休憩のタイミング、予定に合わせての予選に迷惑かけない退出のタイミングなど色んな情報を把握することが出来、対策することが出来ます。

飲み物、食べ物は観覧時間に合わせて十分調達する

コロナ禍時は飲食禁止だったロビーも去年から食べ物OKになりました。2021年と2022年の2回戦を1日通しで見た時予選終わりまで食べられないことが1番キツかったので食べ物解禁だけでも圧倒的に楽になりました。

基本ロビーの窓際スペース付近での立ち食いになるためおにぎりやパン類、お菓子がオススメです。会場内に食べ物購入出来る売店がないので事前に調達しなければいけない。5分以内で完食かつなるべく手が汚れないものを持参するのがオススメです。フロアには飲食物用のゴミ箱もあります。

自分はライブを見るとお腹が空く体質なので10/17の2回戦(A〜I、約6時間)はおにぎり2個、菓子パン1つを持参しました。でも食べるタイミングを間違えたり思った以上にお腹空いたので反省点もいっぱい出てきました。空腹でライブ見るのは辛い、でも満腹になると眠気が襲ってくるのでそこの調整が難しい。

その反省点を踏まえて翌日の10/18は3食分の食べ物を調達しました。当日の朝、フォロワーさんからもまさかの差し入れを頂いたのも嬉しかったです(おいしく頂きました)。

飲み物は蓋が閉まるものであれば場内にも持ち込みが可能。空調が効いている会場に長時間いるほど水分補給が重要。自分はよく渋みがあるレモンティーや濃い緑茶を持参することが多いです。

休憩時間の有効的な過ごし方

少しでも有効に休憩時間を利用するため、自分は「飲食のための休憩時間」と「トイレに行くための休憩時間」と目的に合わせて過ごしました。

ライブの進行によって休憩時間は5分から15分と体感以上に短い。食事してからトイレに向かうと長蛇の列が出来ていて次のグループの1組目に間に合わないリスクがある。女子トイレの列は時間帯問わずとにかく長い。

余った時間は客席に戻りそれまでの面白かった組、気になった組をSNSに投稿。長丁場のライブになると五月雨に感想を書かないと忘れてしまうので。同じ体制でずっと座ってるので立ち上がって軽くストレッチするのもオススメです。

【休憩時間の過ごし方(一例)】

*M-1 2回戦(10/18)の場合

  • A〜B

  • 休憩①: 食事

  • C〜D

  • 休憩②: トイレ

  • E〜F

  • 休憩③: 食事

  • G〜H

  • 休憩④: トイレ

  • I〜J

  • 休憩⑤: 食事

  • K〜L

  • 休憩⑥: トイレ

  • M〜O

前日の2回戦(10/17)はIグループ(6時間近くの観覧)まで観覧していたおかげで休憩時間の過ごし方においての盲点や対策を練ることが出来ました。もしピノッチオがいたCグループまでしか残らなかったら準備不足でスムーズに過ごせなかっただろうと思いました。

お目当て/推し以外の見所も作っておく

お目当て/推しピンポイントで観覧する場合は特にする必要がないが、後半(特に終盤寄り)にお目当て/推しがいる場合は予選を長丁場見るに当たっても重要なことの1つだと思います。

今回の場合はレ・ヴァン以外に見たかった組が良い感じに散らばっていたのも大きかったです。レ・ヴァンの出番付近にカカロニやマンマーレなど宮本さんに近しい方々がいたり、仲良し同期のトキヨアキイや同じく仲良しのぱーてぃーちゃんが同じ予選日だったのも嬉しかったです。

同じユニットライブ(Project NewZ、蝶蜂)、ナルゲキメンバーとしてずっと一緒だったトキヨアキイ。
いつかのライブで舞台上で信子さんと記念写真を撮った宮本さん。

共犯者や風穴開けるズなど松竹のライブに通っていた頃見ていた松竹芸人さん、バキ童チャンネルきっかけで好きになった春とヒコーキ、終盤のグループにTOKYO COOLがいたのも嬉しかったです。色々お目当て以外の見所も作ったおかげで最初から最後まで楽しく見れました。

長丁場ライブの後半にTOKYO COOLがいると助かります、疲れが一気に吹き飛びました!

少なくとも去年からは自分にとってモンローズの解散を経たのか宮本さんとまえのさんそれぞれの賞レースに対してリラックスした気持ちで応援出来るようになったので、今まで緊張で楽しめなかった予選ライブをゆとり持って楽しめるようになりました。

2回戦前のご参拝も今まで通りの形式でやらせて頂いています。

過去2回のモンローズ応援時(2021/2022)は緊張でお腹痛くなった瞬間が時折ありましたが、モンローズじゃなくなったからなのか今回は丸1日見てもお腹痛くなったり気持ち悪くなったりしなかったです。これが果たして良いのか良くないのかは一旦置いといて(応援したい気持ちは引き続き同じです)。

昨日は9時間半近くの観覧で長い1日でしたが朝から晩までずっと楽しかったです。2回戦も今日入れて残りあと3日ですが、この記事が長時間観覧を控えてるもしくは検討されている方のヒントになれば幸いです。

終演後、全組見た証拠写真として撮った時計の写真。

観覧時間の長さ問わず無理なくそれぞれに合った形で予選ライブを応援/楽しむのが1番!

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