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ロケットが打ち上がり、グレーのスエットで始まって終わる(R-1 2025/応援まわり編)

2024年の6月にはもう2025年度のR-1グランプリの開催が告知された。例年年末から年明けにかけて行われていた1回戦〜3回戦(今大会から導入)も2024年のうちに行われるなど大きな前倒しがあったのがびっくりしました。

1回戦は11月丸々、2回戦は12月中旬だとどうしてもM-1との兼ね合いが頭によぎってしまう。時期の前倒しでピン芸人の方々はちゃんと賞レース用のネタを仕上げられるのか、M-1に専念する理由で参加を見送る芸人さんもいるのかと気になる点も出て来ました。

エントリーは10月いっぱいまでの募集。10月の時点ではまだ宮本さんもまえのさんもそれぞれのM-1が続いていたのでエントリーするか気になっていました。挑戦するなら応援に行きたい、でも無理しないでほしいなとも思っていました。

1回戦

【宮本さん】

この日は朝一から並びました。

個人的に良い意味でちょっと予想外だったのが宮本さんのR-1エントリーでした。宮本さんといえばモンローズ解散直後に出場したR-1グランプリ2023で準々決勝まで進んだのが1番記憶に新しい。

R-1グランプリ2023の宮本カツカレーの快進撃についてはこちらから。モンローズ解散後のお2人を前向きに応援出来るようになった重要な出来事でもありました。

2024年の大会は喉の手術および療養期間との兼ね合いで出場を断念した宮本さん。まさかまたピンでの挑戦を見れると思わなかったので楽しみになりました。

カツカレーか、もしくは新しいネタか。

宮本さんの予選日(11/28)は平日だったので有休を取りました。昼過ぎ辺りのHグループだったので朝一からHグループまで見ました。

Hグループのトリで出てきた宮本さん。ピンでライブに出演している時の水色スーツを見た時点で等身大の宮本さんのピンネタが見れると思うと嬉しくなりました。

モンローズ解散後の再出発のイメージが強い宮本さんの水色のスーツはいつ見ても熱いものが込み上がってきます。

今年のR-1はご自身で作った漫談「最後の晩餐」で挑んだ宮本さん。本人のキャラ的にもピン芸は漫談が1番似合うと改めて気付かされました。ただの熱血ではなく、シリアスや泣きの芝居にもちゃんと感情と声に抑揚つけられるのが宮本さんの強みだと思っています。

流石合同演劇の座長。

この漫談で1番テンション上がった所は主催のアラカルトライブ(11/4)で場繋ぎの影ナレで流した音声が実は漫談のネタだったと気づいた瞬間でした。歴代の推しでいうと篠宮さん、まえのさんで感じるワクワク感をまさか宮本さんで感じる日が来るとは思わなかったです。

あと個人的には「最後の晩餐」というテーマ、オチとなった料理名はどこか明るい炎へのリスペクトとしても感じました。本人はそこまで意識していたか分からないけど。

その日は夜にまえのさんのライブもあったので無事両立出来るスケジュールでよかったです。おかげで翌日(11/29)誕生日を控えていたまえのさんに無事誕生日プレゼントと誕生日イラストを渡すことが出来ました。

ライブが終わった後、結果を確認しました。会場でウケてた分、宮本さんが通過出来なかったと知った時は悔しくなりました。絶対通ってると思いながら1日過ごしていたので。賞レース絡みだと今年1番悔しかったです。

あのウケ量で通過出来なかったらそりゃ「クソが」も言いたくなる。

審査に納得いかない所もありますが、2023年大会でみんなにカツカレー作ってもらっていた宮本さんが2024年大会の出場見送りを経て今回1人で漫談作って再度R-1にチャレンジしたのは凄く褒めたいです!これだけでも自分の胸が熱くなりました。

勇気出してアラカルトに足を運んだ上でこの漫談を見れてよかったです。

漫談、とても合っていたのでこれからも見れる機会があることを希望しています。来年以降のたいようさんとしてのエントリーも楽しみにしています!とりあえず毎月の主催ライブではピンネタやるそうなのでのびのびと宮本さんらしく色々チャレンジしてほしいです。

【まえのさん】

初の恵比寿のエコー劇場。

2024年の1月に続き、また年内にまえのさんのR-1の挑戦を見れることになりました。

8月から11月頭にかけてM-1まわりで有休それなりに消化してしまったので予選日が休みの日で助かりました。

2023年は小生意気な妖精、2024年は気だるい青年のネタをやったまえのさん。この振り幅があるので2025年大会のネタが楽しみでした。

2024年大会のまえのさんについてはこちらから。

11/23の1回戦。まえのさんは夕方頃のNグループでの出番。同日の昼に宮本さんが出演予定のナルシストライブのチケ取りがあったのでそれを済ませてから会場に向かいました(初めて行く会場だったのでネット環境が読めない以上自宅で取った方が良いと判断しました)。

危うくシダックスカルチャーホールに向かいそうになったまえのさん。

この日はGグループ途中からNグループまで観覧。まえのさんのネタは2024年大会と同じく「モンスターバイトボックス」でした。大筋その時の2回戦と同じでしたが天の声がさんだる・宗さんの声と知った上で見れる、最初から布団だった所も感慨深かったです。

余談だが直前のMグループが半数近くキャンセルだったのでMとNグループは合算されました。内訳的にはMが5人キャンセル、Nは1人キャンセルで1人別グループに移動でした。こういうことあるんだと思いました(笑)。

土曜日だったのでお客さんもそこそこ入っていました。後半につれウケが増えたので通過するだろうと思っていたので通過者の中にまえのさんの名前があって嬉しかったです。

何はともあれ、よかったです!

2回戦

まさか年内にもう1度5656会館に来れるとは。

お2人それぞれで2日分行く気満々だったが結局2025年大会において2回戦は1日分のみになりました。

会場も2024年大会のシダックスカルチャーホールから5656会館に変更されました。M-1 2回戦に引き続き、年内にまた5656会館に行ける機会があるとは。

東京予選も土日含めた日程で3日間から5日間になりました。予選の日数の増加、会場キャパも倍近くになり、(唐突ではあったが)前売り券の販売もあったおかげで朝早くから並ぶことがなくなりました。当日券の方が手数料ない分安いが、前大会の長蛇の列および待ち時間を経験したこと、いつでも入場できるメリットをとって前売り券を購入しました。

まえのさんが出場した日は東京予選の中日の12/16。平日ということもあり客席は1/3〜半分くらいの埋まりでした。しかし十分なキャパある会場のおかげで2024年大会に発生していた問題は特に再発しませんでした。確実に入れるための保険の前売り券、入りたいタイミングで当日券買えるのが1番良い。

まえのさんはこの日Eグループでした。この日はナルゲキで見ている芸人さんも沢山出場している日だったにだったのでB終盤〜Nまで見ました。最後のグループは残った場合児島さんのトークライブに間に合わなくなるので断念しました。

運良く最前取れたので布団の下りもしっかり見えました。

結果を知ったのは児島さんのトークライブ終演後の23時過ぎ。惜しくもまえのさんは今回も2回戦を突破することが出来ませんでした。今年の賞レースの応援はグレーのスエットから始まって終わりました。

まとめ

2024年のうちに2025年の賞レースが1つ終わるある意味珍事となりました。まさか年内に2回もR-1まとめを投稿することになるとは。

少なくとも今自分が置かれている状況も踏まえて「たいよう(宮本)さんとまえのさんの応援のみに堂々と専念出来る」という意味ではメジャーな賞レースの中R-1が応援まわりで1番自分の性に合っているかもしれない。

冒頭で書いた通りM-1と予選時期が被ったこともあり、今後のエントリーも気になりますが来年以降も引き続きたいようさんとまえのさんの挑戦を応援出来ることを楽しみにしています!

やっぱりお2人を応援してる時が1番楽しい!

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